けやきの樹からはーちゃんの魂が発生する瞬間を見た。
最近は、テレパスの練習をしているため、瞑想を意識するようにしている。ぜんぜん、飛ばせれないが「彼くん」「なとり」「ひめ」という形で重なっている私たちがいる。
重なっているからだとは思うが「けやきの樹時代の記憶」が戻ったみたい。
はーちゃんが発生する瞬間を、なとりはみた。
夢である。
なとり(樹だった)の葉がひらひらと落ちているのを見ていた。空は快晴だった。次の瞬間、葉が二つに切れた。はーちゃんが発生した。
こんな感じだった。
驚いて起きたが、心臓がバクッとして「なるほど、記憶持ち帰ったのか」と理解する。夜中の三時。
はーちゃんは、私というけやきの樹時代に散る、私の葉をふたつに切られたとき「フッ」という音により生じた魂だと思われる。
つまり「音」。音なんだよな。
これは「経津主神」っぽい。
タケミカヅチと共に、東方の征圧に尽力した武の神。古事記では、タケミカヅチと同一視されるため物語には登場せず、日本書紀のみの登場となる。その性質は、刀剣を神格化させたものであるとされ、一説によればフツヌシの「フツ」は刀で物が切れる音、すなわち、その擬音を示しているとも。
引用:日本書紀にのみ登場する武の神様「経津主神」日本人なら知っておきたいニッポンの神様名鑑 | Discover Japan | ディスカバー・ジャパン
タケミカヅチは鹿島神宮で、フツヌシは香取神宮かな。あと、あたいの大好きな鳥船さまは息栖神社にいる。(これで東国三社。)
でも、タケミカヅチもフツヌシも同一神ではないか——と書かれていることが多いけれども、その辺はよく知らん。
天津神って「高天原にいる神だよ」って意味だけど、この大地から生まれた霊は「地にいる精霊だよ」って意味になるんだろうな。もともとが精霊生まれになっている感じ。これは神というよりも、やっぱり精霊のほうが正しいんだろうなと思う。
そのなかでも、精霊として立派になると神にまでなるんだと思う。それが御神木。御神木からは霊が発生するんだと思う。
葉を何で切ったのかはみえなかったんだけど、鹿島神宮にある韴霊剣(ふつのみたまのつるぎ)ではないか——と思っている。
で、けやきから生じる音は「調」なんだと思う。
槻(けやき|つき)、調(しらべ|つき)。
だからはーちゃんはうさぎなんじゃないかな。
天に存在している神あらば、この地にそれに相応する霊がいてもおかしくはないのかもしれない。
人の魂と、天の神、精霊。それぞれの区域があって、その区域に存在している存在は、すべてイコールで結べるような存在がいるということ。
地上に馬や鹿という動物がいれば、天に麒麟が存在し、精霊の世界では樹からうまれた棋橉がいる感じ。
あたいのハイヤーセルフ(というか、あたいの姫)がいう「もうひとりがくるよ」の意味だが、けやきの樹から生まれた霊は、この四つなのかもしれない。
私という棋橉、姫という君主、彼くんという高木(精霊)、そしてはーちゃんと言う兎。
これで確かに全員集合かもしれない。
だから、はーちゃんは、なとちゃが剣で切られたときに音が生じて生まれてん。そんなうさぎさん。
そのあと、けやきの樹のなかから棋橉として姫と一緒に霊魂を生み出されたんだけど、母体となるのはけやきの樹であって、その記憶のすべては彼くんが持っていたと考えられる。
最近、ひとつに重なっているから記憶が引用できた感じ。
でも、たぶん、彼くんも「精霊」だと思われる。
けやきが主体となった「けやきの精霊」「音の精霊」「棋橉の精霊」「姫の精霊」が四つ生まれた感じ。
たぶん、けやきの樹って「聞こえない」のかも。夢でも音は聞こえなかった。だけど「音を感じる」ことは出来た。
けやきの樹って、たぶんなんもわからないんだろうなって思った。だから外に媒体を産んでいる。