ツインレイ男性がツインレイ女性から女性性を獲得する解説
ツインレイ男性は男の魂であり肉体を男性とし、ツインレイ女性は男の魂であり、肉体を女性としている。
この構造により、私たちは私たちのなかにある魂は、どちらも父に由来した男性性にあり、この地球では女性性を学びに来ているとして考えている。
人間が理解している男性性とは『男性的か』『男性的ではないか』のイエスとノーという否定と肯定のみにあり、ある種ひとつの一極のみである。
私たちは、この地球で女性性を獲得していき、自分のなかに女性性が成立する段階でツインレイたちは『ツインレイ』と出会うとして定義したのが、前記事である。
男性原理と女性原理の違い 依存先 アイデンティティ 男性原理 社会 ある 女性原理 個人 ない
私たちにとって女性性を学習していく経緯については前記事について書いたが、ツインレイ男性とツインレイ女性の『女性性』に対しての視点の違いについてを書いていこうと思う。
自分と他人の定義の違いと女性性
ツインレイの男女の魂の構造 魂 男の魂 男の魂 肉体 女性 男性
女性は肉体が女性であり、男性は肉体が男性である。当たり前である。
女性は女性性に対して自分のことを意味し、男性は女性性に対して他者のことを意味している。
女性性の学習は『女性は自分から』学び、『男性は他者から』学ぶほかないということ。
前に、どこかに書いたような気がする。男性は一本足で女性は二本足である——と。つまり、男性は女性という他者がいなければ成立せず、女性は男性がいなくても成立する存在ということ。
だから女性は男性を求めるように設計され、男性はひとりで生きるように設計されたが、従来は女性がひとりで立つことが出来、男性がひとりで立つことができない存在なのである。
この思想から、ツインレイ女性は『自立へ向かう』わけだが、ツインレイ男性は『ツインレイ女性がいなければならない状態へ向かう』ことになる。
それがそもそもの私たちの『在り方』の自然な姿だからだ。
自立をする——とは男性性の感覚だと思うが、実はツインレイ女性にとって自立とは女性性の獲得でもあり、私たちは多くの認知のゆがみをもっている状態とも言える。
ツインレイが獲得する女性性は同じ
ツインレイたちは『父という魂』から生まれている。そして、ふたつにぱっくりと割っている。
ツインレイの魂が生まれるとき
ツインレイの霊魂が生まれる経緯の図表 1.ツインレイの魂の核 2.神が意識を入れこむ 3.第一感情を得る 4.意識を反転させる 5.第二感情を得る 6.ツインレイの霊魂が完成する
これが男性性の魂をふたつにわけた手法だ。
そして、このふたつの魂にとって女性性とはどのような構造なのか——。
ツインレイの魂が男性性の魂をふたつに割る前のとき、ツインレイの魂の女性性は対極的に『女性性』として気質は違えど、ツインレイのふたりにとっての女性性は同じという方程式が成り立つ。
源である魂の状態が『男性性』としてツインレイのふたりが存在しているのであれば、女性性にたいしてもツインレイのふたりは同じ意味合いを持っているということだ。
だけど、私たちの肉体では『女性性』を持っているのはツインレイ女性だけ。これがまずは味噌なのだと思われる。
ツインレイ女性は『女性性』を自ら生み出すことができるが、ツインレイ男性はそもそも肉体が女性性を持っていない故に女性性を自ら持つことはできない。ツインレイ女性を通してでしか『女性性』を手に入れることができないのである。
つまり、先ずはツインレイ女性が『男性性』と『女性性』を共存させるように精神構造を構築し、次に、ツインレイ男性がツインレイ女性を通して『女性性』を獲得していく——というような経緯を必要とする。
だから、先にツインレイ女性。次にツインレイ男性という順番を持っているということになる。
ツインレイの女性性の獲得の順番について
まずはツインレイ女性が『男性性』を確立させる必要性がある。(出会いからサイレントまで約2年)
次にツインレイ女性が『女性性』を獲得しているなか、ツインレイ男性は『男性性』を獲得していく。(サイレント期間、約2年)
ツインレイ男性がツインレイ女性から『女性性』を獲得する。(再会後、約2年)
ツインレイ女性は、ほぼひとりで両性へ向かうことができる。しかしツインレイ男性は、ひとりでは両性へ向かうことができない。
これが『女性は完成している』が『男性は完成していない』ということで、男性にとって女性とは自分を成長させてくれるための重要なキーマンなのである。
ツインレイ女性が『女性性』を獲得するために
この経緯でツインレイ女性は『女性性』をひとりでも獲得が出来る——と書いたが、これはこれである種ひとつの語弊があるようにも感じられる。
ツインレイ男性はツインレイ女性と繋がりながら出なければ、女性性を獲得できないが、ツインレイ女性はツインレイ男性とつながりが無くても女性性を獲得できるということだ。
ゆえに、ツインレイ女性はサイレント期間に女性性を獲得していくことになる。
さきほどの画像である。こちらだが『ツインレイの魂が男性性由来としてひとつだったとき』としている。
つまり、ツインレイたちは先ずは『ひとつに戻る』必要性がある。ひとつに戻り『男性性』をツインレイ女性が完成させていく。
ひとつの魂としてツインレイが結合する段階を軸にして、それまでの間に『男性性』を成立させていくのがツインレイ女性。ひとつの魂としてツインレイが結合したあとに『男性性』を成立させていくのがツインレイ男性にある。
つまり、ツインレイ女性はツインレイ男性と結合していくことで男性性を確立させていくことになるが、ツインレイ男性の男性性は『結合の完成』がなければ、男性性を確立させることができない。
ツインレイ女性の男性性は『ツインレイ男性から吸収するようににして完成していく』ものであり、ツインレイ男性の男性性は『そもそも完成しているものを受け取る』という違いがある。
男性性に対して女性は『吸収』をし、男性は『存在』している。
女性性に対して男性は『吸収』をし、女性は『確立』させる。
従来のツインレイ | 両性のツインレイ |
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従来のツインレイたちは、片方が『自分のなかに穴が開いている感覚』があり、片方が『何も持っていない心しかない感覚』がある。これが、私たちが従来に『女性性だと思い込んでいる煩悩』を捨てた状態にある。(この状態に持っていく経緯が『錬金術の黒化によるエゴイズムの死』である。)
私たちは『感情』や『精神』『欲求』などを、女性性だと思い込んでいるわけなんだが、それをすべて捨て去ると、自分のなかに空洞がある人と、空洞にすっぽりはまる人のカップルが出来上がる。
ツインレイの『空洞がある側』は、もうひとりがすっぽりはまるゆえに『気づく』ことになる。ふたりでひとつの段階だ。
両性へと進むことにより、ツインレイたちは『煩悩じゃない女性性』を手に入れることにより、二極を生み出すことができる。
今は〇をふたつにわけているが、これをひとつの図に起こすと陰陽図となる。ふたつの円が循環している図が陰陽図だからである。
ツインレイ女性が『女性性』を完成されるには
ツインレイ男性は『男性性』を持っている。それをすべて吸収する(愛しぬく)ことにより、ツインレイ女性は『男性性』を構築することになる。そして、そのすべてを吸収しつくと、ツインレイ男性に『心』を感じなくなる。
ツインレイ男性のなかに同質のなにかを見つけているからこそ、ツインレイ女性はツインレイ男性だと思うわけなんだが、愛しぬく経緯でツインレイ男性に対して『男性性』を見つけることが出来ず、ツインレイ男性は空っぽとなる。
これにて、ツインレイのふたりはひっくり返る。このとき、ツインレイ女性はツインレイ男性となり、ツインレイ男性はツインレイ女性となる。
ツインレイ女性は『男性性』を完成させ、次なる『女性性』の獲得へと進むが、ツインレイ男性は『真実なる男子性』を獲得することになるのである——。
ツインレイ男性が「男性性」だと思っていたものも、それこそ『偽物』であって、その偽物をすべてツインレイ女性が吸収してしまうこと(ひっくり返ること)でツインレイ女性の『男性性』が完成する。
そして、ツインレイ男性へツインレイ女性から譲渡していくことでツインレイ男性の男性性が完成していく傍ら、ツインレイ女性は自らのなかに存在する女性性を譲渡しながら生み出していく。
最終的には循環していくので、ツインレイ男性へすべての男性性の譲渡が終われば次は女性性の譲渡が始まり、循環を続けていく。
ぐるぐると循環させながら『偽物の排除』をしていくことになる。それは女性性も男性性にも言えることで、ツインレイのふたりはぐるぐると原理を循環させながら、いらないもの(例えば影)を排除させることで『純粋(錬金術の白化)』させることに成功する。
最終的にわかることだが、私たちが『女性性』と思っているものは女性性ではないし、『男性性』と思っているものは男性性ではない。そもそも私たちは女性性など持っていないという大前提が存在し、また、男性性と女性性の認識をひっくり返すことにより、真実の男性性と真実の女性性を迎い入れることができるようになる。
私たちは男で女、女で男ということだ。