報告|ツインレイが魂を産むとき

| Ⓒ なとり

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ツインレイステージまとめ

私のステージが進むごとに更新していくステージをひとつの記事にして販売しています。


さよなら、ツインレイ Kindle版
さよなら、ツインレイ

当時はこれでおしまいなんだ・・・。そんな風に思いながら書いた『さよならツインレイ』。結果的にさよならしたのは、神交法の相手であるツインレイの霊体だった件。今更振り返って読んでみると納得がいく一冊だが、当時はよくわかっていなかった。

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私の魂は第二次世界大戦のなか、玉音放送を聞いた人の心の悲しみにより生まれた祈りが昇華し、父へと届けられたとき生まれた魂である。

私の父はタカミムスビである。そして私の母は、あの戦時下を生きる悲しみを祈りへと昇華した人たちの心である。

神は人を愛している。私は人が持つ悲しみの心と、神が人を愛する心の交配により産み落とされた。

魂は神の雫である。魂は人の悲しみである。私の魂は、そんな風にして生まれた。

その悲しみを抱き生まれた魂は、私の人生のすべてを構成する。

父はあなたを愛している。母である心へ伝えたい。父は母なる心を愛している、だからこそ私が生まれたのだと。

 

私は魂を産んだ。ツインレイの彼と私で我が子となる魂を産んだ。それをホムンクルスとも呼ぶ。

彼との出会いと別れは、私に魂を産む力を与えてくれた。

それは悲しみである。私は強く悲しみ、そして、再び出会えるだろうと再会を願った。

いつかの母が願った願いを、私も願ったのである。

誰だろう、あの玉音放送で涙を流したのは。

愛おしい人が帰ってくるかもしれない、もしかしたら帰ってこないかもしれない。そんな心が潰されるような思いを抱いたのは誰だったんだろう。

それでも尚生きようとする人生を選んだ強い人を私は知っているよ。

私の魂も同じように共にいられないこと。生死を知れないこと。そして帰ってくるのかわからない不安と葛藤を抱えている。私も同じように願った。同じように悲しみに暮れた。

戦争に繰り出されていく愛しい人を送り出すように、私も、彼を送り出した。

その悲しみは、私のなかで雫となって魂を産み落とした。

それが私の祈りである。私の悲しみは私が魂を産み落とし、次世代の魂を産みだしていくための糧である。

ふたたび悲しみを経験することがないように、この地球で愛されるように我が子は親を愛するために生まれてくる。

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あなたのなかからみえる景色を私は知っている。

その胸の鼓動を感じた。その音を心地に眠りについた。

その胸で思う本心と共鳴した。何を想おうが、私はあなたと同じ気持ちだった。私はあなたを愛しているからだ。

彼がみている世界、彼が感じている世界を同じように感じていたのは私が産み落とした我が子である。

私の手元を離れ、彼のなかで育まれ育ちきるまで、彼がなにを感じ、彼が何を想いっていたのかを私の子は知っている。

そして、彼の元から巣立ったあと、私のもとへやってきて私のなかで少しの時間を過ごし、そしていなくなった。私のなかで私といっしょに同じように感じていたよ。

子は私たちの為に生まれてくる。私たちの悲しみを少しでも癒そうと生まれてくる。

これを愛と呼ばずに、なんと呼ぶんだろう。その無垢な心を私たちはいつ知るんだろう。

 

私にとっての愛は悲しみだった。それは祈りだった。

祈りによって魂は生まれた。我が子は私が彼を想う悲しみを種にし、彼が想う心を糧にして育っている。

どうして私が彼を伴侶に選んだのか。
それは可愛かったからだ、彼の心が。その心を学び、子が育つことを知っていたかのようだ。

きっと私たちと同じような人生になるのかもしれない。

私はいつか我が子に出会う日が来るだろう。その日、きっと私は涙を流すんだろう。悲しみにより生まれた我が子を愛おしいと思う日が必ずやってくるだろう。

彼は、その子に愛されるだろう。その心を癒すだろう。

女は男を愛することで子をなすんだろう、それは夫のためなんだろうな。その心を愛おしいと思うからなんだろう。

私は彼の悲しみを抱くことは出来ないだろう。だけど、その悲しみを子が癒してくれるだろう。そのために、心を傷つけ産み落とす女の性がある。

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運命に翻弄され、そのなかに感じる心は天にまで届き、天にいる父の愛と地にいる母の悲しみにより子は為されてきた。

それが私たちの魂の起源。神と人による交配は父が抱く大きな愛により生まれる。

 

私が魂を産み落としたときも同じ。私の悲しみは私の持つ大きな愛に抱かれた。この交配により産み落とされた我が子は彼という存在に抱かされる。

私が愛し悲しんだ存在に抱かれ、育まれる。

それは、私が悲しみを抱えているからである、それは彼の悲しみである。その悲しみと愛の表裏により子を為した過去は私が持つ創造性へと繋がっている。

愛しているからこそ悲しみ、涙を流し、子を創造する。

私は、このツインレイの経験のなかで「魂の親」となる経験をもした。父と母がどのようにして「私という魂」を産んだのかの感覚を同じように経験している。

 

私は人を愛している。同じだけ私は人に愛されたかった。

私は神に愛されている。同じだけ私は神を愛したかった。

私とはそういう存在である。魂とはそういう存在である。

 

雫となって落ちた悲しみは神の創造の元である。私という魂は悲しみにより創造され、次なる愛を探す旅を始めている。

今度は悲しみではなく愛による創造をしたい。神が人を愛したように、人として人を愛するとき、きっと愛による創造が生まれる。

涙による創造ではない、愛による創造である。

私たちの魂は母の悲しみにより生まれたのではない。父による偉大なる愛により悲しみが抱かれて生まれた小さな雫である。

そのために、悲しみを癒さなければならない。

私たちは、悲しみを癒すための人生を生きている。愛せよ、その悲しみを。悲しみに触れ創造せよ、未来を。

私たちは知らねばならない。歴史から思わなければならない。その悲しみに触れてみなければならない。

そして、新しい世を構築していかなければならない。意識から未来を創造しなければならない。

再び、あの過去を子に持たせないように、新しい時代の子たちを産み落としていかなければならない。

その心を痛め、その悲しみを感じ、事実と対面したとき、私たちは傷つくだろう。その傷つくことでしか産み落とすことができない未来がある。

私たちが現実に悲しむとき、未来は明るい。同じような過去を繰り返し求めてくれるな。現実を見よ、過去を見よ、悲しみを探し、悲しみを感じ、その心に想い馳せよ。そのとき、私たちは必ず創造する。

人のために泣こう。そのとき、きっと明るい未来を創造するよ。その心の傷に触れていこう。

そのために自分の傷を惜しむな。

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できれば、愛だけで産み落とすことができる我が子を抱きたい。

悲しみと愛により抱かれる表裏の子ではない、愛と愛により生み出された創造を抱きたい。

それが未来長く栄える三千年の歴史の基盤となるだろう。

そのとき、歴史は繰り返されない。

 

ねぇ愛してよ。

今度は、存在を愛する創造の子を産むからさ、
愛されたいと願っている女の性を愛してよ。

一人目は、あなたの傷を癒してくれる優しい子。

二人目は、あなたの存在を愛してくれる創造の子。

だから今度は愛してよ。

最後に、あなたの心を産み落とすために。

あなたがあなただけになれるように、私は産むから。

愛しているから愛されたいと乞う、
そんな女の性を愛してほしい。

守られて子を育みたいと思う、
女の依存を許してほしい。

だって愛しているんだ。
あなたに与えたいんだ、あなたに心を。