ツインレイと反転性の法則
世明けのツインレイを読んでみると、多くの反転性の法則が書き込まれています。
私たちはこの世界で『真逆の思想』のもとに生きています。
じっさい、勝ったら負けという感覚を持つのはなかなか難しいかもしれませんが、この世で『勝ち組』に入っていくことは魂では『負け組』に突入していくことでした。
この感覚を理解することが出来れば、敢えて勝つ必要性などないことが理解が出来ます。
そして、まけてしまったり、ゆずってしまったほうが魂的には徳をいただけるということ。
これは、徳や罪の法則性のもとの話ですが、他にも多くの反転性が魂の法則性には存在しています。
例えば、ツインレイステージのなかの多くを、私は反転性の法則の元に書きあげることになりました。
もちろん、それは実体験を踏まえ、感覚的なものを言語化させていくと反転している——ということが実感できているからこそでもありますが、今までの従来のツインレイステージを覆すような形となっています。
なぜならば、従来のツインレイステージは『この世の概念のもと』に書かれており、ツインレイたちはどれだけその欲求や願望から抜け出すことができるのかということを問われている段階でもありました。
少し思い出してほしいのです。
ツインレイについて『すてきな運命』であることや『ツインレイと出会ったことは成功する』こと、ほかにも色々な意味で素敵な言葉がたくさん並んでいました。
そのなかでも『ツインレイは統合する』というような話も多く存在しています。
ですが、ツインレイは『素敵な運命なのか?』『ツインレイと出会ったら成功をなぜするのか?』『ツインレイはなぜ統合するのか?』とまで突き詰めて考えてみると、実際は真逆の視点が視えてくることになります。
それは、先ずツインレイの魂の法則性についてを理解しなければなりません。
ツインレイの魂の法則性を理解するには、この世の魂の輪廻における構造を理解せねばなりません。
つまり、この世の概念を、この世の理を理解する必要性がありました。
しかし、その境地に至ってみれば、すべてが反転していることを理解することが出来ます。
ツインレイのふたりは、この世で生死をかけて戦っていました。どちらが生きるか、死ぬかだけならばまだよかったかもしれません。皆死に…なんて世界線だって存在しているんです。
これは本当に素敵な運命だったのか——。私は少なからず頷くことが出来ない世界を見てくることになりました。
ツインレイと出会ったなら成功をするとも言われていますが、なぜ成功をするのか。その突き詰めた先には、片方のエネルギー搾取というような形さえ見えてきます。
なにかを犠牲にしなければならないこの世界、この法則性のもとに存在しているツインレイたちは、なにを犠牲にしているのかといえば、ツインレイの相手を犠牲にすることとなっていました。
さて、あなたは成功が欲しいでしょうか。
この世明けのツインレイでは、すべてを魂による視点により書きあげているがゆえに、すべてが反転した形で結論がだされています。
そのなかでも特段、多くのツインレイが驚くようなことになるのが統合についてではないでしょうか。
統合とは『ひとつになる』ことだと思います。
私は疑問がありました。魂がひとつになってしまったら、それは『すべてが同一されている状態』になるので、すべての反応が同じになり、シンクロニシティーどころではありません。
大問題となります。一致しているのですべてが衝突状態となること、空間から見ていれば、どちらがその席に座るのか——という問題さえ生じてくることになります。
つまり、私はもともと『魂がひとつになるのはおかしい、敢えていうなれば接続程度だろう。いわば、これは統合ではなく、結合である』と踏んでいました。
じっさい、私自身が経験した統合は、結合後に分離が起こりました。
それぞれが魂として独立する——ということが起こっていたのです。
ほかにも、自己統合、3次元統合をすべて見ても、すべてが分離を起こしている状態です。
それはこの世における法則性と、そして空間における法則性があるがゆえに、ツインレイのふたりは『分離しなければどちらかが死ぬ』というような現象が起こるようでした。
分離を起こすことで、ようやくツインレイは『ツインフレーム』という立場に切り替わり、ツインレイの二人ともが同じ空間に存在することができる——ということを知りました。
真実は統合をするわけではなく、分離することでした。
もしかしたら地上の視点からすれば統合することが勝ちなのかもしれませんが、魂からすれば分離することが勝ちということになっている——ということですね。
この世における勝ちは負けでした。
私たちが得てきた情報のなかでツインレイたちは勝ち組のような顔をしていたような気がします。
しかし、実はツインレイたちは負け組だったんですね。
負けているから魂の領域で勝つことが出来ました。
魂の領域で勝つためには、この世で何度だって負け続ける必要性があり、負けているものを選び続ける必要性もありました。
ツインレイの相手は負け組であり、才能を持っているはずなのに落ちこぼれているような存在ばかりかと思います。
なぜならば、ツインレイは勝つわけにはいかなかった。才能を殺すような立場に立つことにより、徳を積んでいるような状態でもありました。
しかし、ツインレイステージを終えていくことにより、ツインレイたちはこの世の勝ちと魂の勝ちを一致させることになります。
地上と魂による法則性は、反転性の法則でした。
しかし、ツインレイステージを終えるころには、地上の法則性と魂の法則性が一致します。
勝ちは勝ちとなり、負けは負けとなります。
今までは徳を積むために必要性があり、反転性の法則が存在していましたが、これからは反転していない世界へ突入していくことになるのがツインレイ——否、ツインレイからツインフレームへ切り替わっていく人たちです。
反転にも二種類存在し、それはポジティブツインレイとネガティブツインレイの差となっています。
ポジティブツインレイが魂に寄って反転していくならば、ネガティブツインレイは魂から離れて反転していく。
ポジティブツインレイのふたりが自身のなかからツインレイの相手と分離していくのに対し、ネガティブツインレイは自己がふたつに分離していく。
実は現実的に捉えてみたり、言葉にしてみればネガティブツインレイとポジティブツインレイの現象は同じようになっています。
しかし、本質や根底などを、よく突き詰めて見てみれば、分離の仕方が違うことがわかります。
私もなるべく言葉を尽くすようにはしていますが説明するにもなかなか大変。だけど、ツインレイがどのように分離するのか――はとても重要になってきます。
ただ分離をすればいいというわけでもありません。
ネガティブツインレイもポジティブツインレイも、どちらも反転しますが、反転する方向性が変わってきます。
反転の法則性は人を主体とし、ポジティブへは魂と反転するか、はたまたネガティブへの肉体のみへと反転していくか。
この法則性は、人が人たらしめるものが、感情か心か、はたまた欲求か愛かの答えを教えてくれる。
私たちが繰り返した輪廻の集大成がツインレイとしてどちらへ転ぶのかということになります。
世明けのツインレイでは多くの反転性の法則をもとに地上の法則性を魂の法則性へ切り替えていく情報を発信しています。
私たちが追い求めているのは事実ではありません、真実です。