ご飯を口に押し込められた幼少期の副人格(母子同一化の記憶と母への許し)
江ノ島で食べたしらすのかき揚げ丼。とても美味しかったんだけど、半分ほど食べたところでふと「食べきれないかもしれない」と思った。
すると、身体が食事を拒絶して全く食べられなくなってしまった。
その記憶を追求してレイキをしながらトラウマを探した。
「もったいないから食べなくちゃいけない」
そんな強迫観念がでてきた。
だけれどこれはほんの序章となる。
身体がガタガタと震え始め、私の顎がガクガクして歯が当たり、ガチガチするほどにものすごい震えが始まった。
すると凄まじいイメージがやってきた。
口のなかにご飯やら何やらを詰め込まれるイメージ。
これ、三歳以下の記憶。(感覚だと一歳半か、二歳ぐらい)
母によく私は食べない子供で食べさせるのに、すごく工夫をしたと言われた。
口元へやしやししてもらうときに、口のなかに大量に入れられたことがあったのか。
その辺はわからない。
だけれど、口のなかに大量に入っているご飯やらに恐怖を感じ、大号泣をしている私がいた。
ものすごく歯がガチガチとなり、恐怖していた。
しばらく歯をガチガチしながら、号泣し続け(現実でも涙がボロボロでながらガチガチしてる)、最後に私はスヤァ( ˇωˇ )と眠ってしまったイメージが見えた。
ママ・・・・・・ママ・・・・・・
そんな風に唱えながら小さな私は眠ってしまった。
本当に小さい頃の記憶だった。言葉もまだ少ない頃の記憶。
私が『食べる』ことに、ものすごい恐怖を抱いていることに、私の中にいる母が猛烈にショックを受けた。(それもまた私なのだが。)
母は何度も、ごめんね、ごめんね・・・・・・と、唱えていた。
たぶん、母が口に見合わないほどにご飯を入れたり、強制的に嫌がっているのに食べさせたりとかがあったのだと思われる。
私の口腔は普通よりも小さいらしく、歯を何本か抜いている。
それから、食べれなかった理由として、色々な味が混ざり過ぎて耐えられなかったんだと思う。
みえていた映像で色々な食材が口のなかで混ざりあってて、パニックを起こしているようでもあった。
たぶん、味覚がすごく発達している子だったんじゃないかな。味が色々あり過ぎて耐えられなかったんだと思う。
ご飯ならご飯だけでいいのに、なぜか混ぜて食べさせようとして( ꒪口꒪Ⅲ)!?!?!?みたいになってたっぽい。
で。地獄を味わっていた。まさに地獄を。
よく吐いてたかも。
なんか、もの凄く憎い。私はものすごく怖がっていた。
口のなかにご飯を入れられることに、ものすごい強迫観念を持っていた。
ただの拷問である。口の中に強制的にご飯を突っ込まれて食べさせられる。内容物もまたパニックが起きる。
そんな拷問を、年端もない子にしたのか。
腹が煮えたぎるほどに憎い。
憎いという気持ちにアクセスしてみると母の意識が出てきた。
母と同一化しているときの記憶だと思われるから、かなり小さいときの離乳食の記憶だと思う。
母には、こんなに頑張ってるのにどうして食べてくれないの? っていう憎しみがあった。
食べさせようとしても、食べてくれないっていう親としての憎しみが大きかったみたい。
その憎しみが私の中にもあった。それは母が母へ向けられたものでもあった。
このときの母のなかでは人格が分離していた。
裏側の母は「こんな小さい子に強制的にご飯を食べさせて」と怒っていた。
でも意識側の母は「食べさせなきゃいけない」っていう脅迫にかられていた。(思い込み)
だから私は食事に強迫観念を覚え、無意識では常に食べたくないという拒絶を持っていた。
ただ食べて欲しかっただけ。
私は私の中にいる母に「美味しいね」って言った。
すると、ボロボロと涙がでた。
美味しいねってパクパク食べて欲しかった。
でも子供はご飯を食べずに拒絶し続けている。
「美味しいね」って言って欲しいだけなのに、食べて貰えなくて、どんどん母は悩みを深めたのかもしれない。
最後はもう強制的に食べさせていたんだろうなって。そんな自分が本当に憎かったんだなって思った。
私が母と同一化しているときの記憶であり、私と母のトラウマである。
母は今でも、食事のことで謝り続けている。
ラーメンを食べ終わった後に「暑いね!」って言えば「ごめんね」って言われる。
なんで? って思っていたけれど、母のなかでずっと強制的に嫌がっているものを食べさせた経験が残っているんだと思う。
小さな私を苦しめた経験が、母のなかに残っている。
同じように、私の中にも。
子供にご飯を食べさせなきゃっていう強迫観念が母を苦しめていたんだと思う。
ちなみに私は、あんまり食事に興味が無かったし、元々あんまり食べないっていうか。
食事がしんどいものでもあった。
こんな背景があったんだなって思った。
母子同一化だが、子供の方も母の感情は全部引き受けているし、同じように感じている。
憎しみを感じている。
私は母を許します。
育ててくれてありがとう。
私は私を許します。
ごめんなさい。