ツインレイの彼へ助けてが言えないパニックの副人格
疲れている日、天候が悪い日。具合が悪い日。
そんな日はトラウマが噴出しやすい。
意識が朦朧としやすく、理性が剥がれやすいから。
ここぞとばかりにレイキをあてつつ、トラウマを探す今日は江ノ島にいってきた日。
疲れたけど、楽しかった。トラウマ解除の甲斐あって肉体が軽く、歩いても疲れにくい一日だった。
帰ってきて、ふゥとひと息ついたら、ムクムクとトラウマが表出してくる。
感覚としては腹部がムカムカするような感じだ。緊張が腹部に集中し、なんだか違和感を感じる。
そんときは大抵そこまでトラウマがやってきている。
お風呂上がりに腹部に手を当て始め、トラウマを引っつかみ、レイキの癒しをあてる。
二時間が経った頃に副人格がみえてきた。
顔面蒼白、(゚ロ゚)って顔をしながら直立不動。パニックを起こしているようで、ドキドキと動悸が凄く、息ができない。
何か言葉を発しようにも何も喋れない。どうやら過呼吸を起こしている人格らしく、動けないみたいだった。
しばらく「大丈夫だよ、大丈夫だよ。」と伝え続けたところ、喋れないでいることがわかった。
息が詰まってしまい、何も喋れない。だけど、過呼吸のような状態で心臓がバクバク。
調子がめちゃくちゃ悪そうである。とにかく、大丈夫、大丈夫と安心させ続けていくと、ついに喋った。
助けて。
彼くん、助けて。
あのときの私は彼に「助けて」が言えなかった。
助けてって言えるような彼の状態でもなく、私は多くの衝撃に耐え続けていた。
私は彼に助けてを求めていたというのに、言葉にすることが出来ずに我慢して硬直していたのである。
助けて、彼くん。
私は何度もそう言って涙を流した。
助けに来たよ。
私は何度もそう言った。
助けに来たよ、遅くなってごめんね。
ボロボロと涙を零しながら、私は「助けてって言えなかった・・・・・・」と言った。
昨日、助けたいと言ったツインレイの人格がやってきた。
私とツインレイの彼は大きくすれ違っていたような気がする。
助けてと遠慮して言えなかった私。
ようやく助けてもらえたような気がします。
あのとき、ここまで助けて欲しいだなんて思うことあったかなって考えたけれども。
あったなァと思いました。
「助けて」が言えなかった。