ツインレイステージと恋人のタロットカードの関係性
ツインレイステージをタロットカードに照らし合わせるとアダムとイブとなる恋人を始まりとし、最後にアダムとイブが再び出会いなおすという関係性となっています。
始まりを6となる恋人のカードとする地点となるところが、ツインレイらしさを持っているのではないかと思います。
ツインレイステージとタロット
ツインレイステージをタロットカードに合わせて解釈をすることが出来ます。
この記事では、そのなかの一枚である恋人のカードを取り上げています。
タロットカードの恋人とツインレイ
ウェイト版タロット 恋人 | マルセイユ版タロット 恋人 |
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こちらのタロットカードは、ウェイト版とマルセイユ版のタロットカードとなっていますが、かなり構図が変更されています。
ウェイト版のタロットの恋人は、アダムとイブが描かれているのに比べ、マルセイユ版のタロットの恋人では男性がひとりに対し二人の女性が描かれ、天にはキューピッドが描かれています。
ウェイト版ではアダムとイブの出会いを演出しているように感じられますが、マルセイユ版ではアダムとイブと、それから蛇の象徴を持つ女性がアダムの奪い合いをしているようにも感じられます。そして、アダムがどちらを選ぶのかと、頭上のキューピッドが様子をうかがっています。
ウェイト版では頭上に鎮座している神が楽園にいるアダムとイブを見守っているように描かれています。
ウェイト版のタロットカードでは『楽園によるアダムとイブ』が描かれていますが、マルセイユ版のタロットカードでは『地上によるアダムとイブと蛇』が描かれている状態になっています。
ウェイト版には神が描かれていますが、マルセイユ版はエロスとも言われ、キューピッドが描かれています。
本来神が望んでいるアダムとイブの関係性は『純粋』『無垢』というような状態ですが、マルセイユ版は地上ゆえのカードだからでしょうか。性的な視点を感じざるを得ません。
このキューピッドとは誰の味方なのか——についてを考えてみる必要性もありそうですね。
どちらもツインレイを解釈するうえで、とても必要な情報となってきます。
恋人のカードに描かれているアダムとイブの話
恋人のタロットカードにはアダムとイブが描かれています。
アダムとイブの話は旧約聖書に書かれた「人間の起点」となる話となっています。
ふたりの関係性やふたりの人物像、ほかにもなぜ人は死を迎えるのか——という話がアダムとイブからわかることになります。
そのなかでも、ツインレイとして注目するべきなのが『アダムとイブはツインレイだった』という概念かと思います。
ふたりの関係性はツインレイとして『ひとつの魂を二つに分けた』という視点が書き込まれています。
恋人のカードに描かれているのは『ツインレイが誕生した瞬間』が描かれているようなものかとも感じられます。
ツインレイの二人はアダムとイブという象徴を持ち、ツインレイたちはアダムとイブが楽園で再会する——という物語を持って出会っている状態でもあります。
恋人のカードがツインレイの始まりのカード
6番となる恋人のカードを私は、ツインレイステージの始まり——として定義することにしました。
なぜならば、ツインレイステージの再会は「6」である恋人のカードにより行われているからです。
ツインレイの二人の本当のステージの始まりは「14」である節制からスタートすることになっています。
なぜならば、ツインレイの出会いは節制による魂のつながりを生み出すタイミングから始まっているからです。
しかし、ツインレイの二人が出会うにあたるまでに必要なことは『地上によるツインフレームがツインレイの代打』をしてしまっているからこそ、真実なるツインレイと出会うことが出来なくなってしまっているんですね。
ツインレイには二種類存在している——とも言えます。
- 地上によるツインレイ
- 楽園によるツインレイ
というようになっています。
地上によるツインレイも、楽園によるツインレイもツインフレームです。
地上によるツインレイ(地上のツインフレーム・偽ツインレイとも呼ぶことができる)のステージを終わらせることにより、楽園のツインレイに出会い、楽園へ向かい、楽園ではツインフレームという立場に落ち着くことになります。
偽ツインレイとなるステージも終わらせなければ、ツインレイと出会うことが出来ません。
ゆえに、偽ツインレイのステージとなるツインフレームのステージもツインレイステージのひとつとして捉えることが出来ます。
偽ツインレイステージは恋人のカードから始まり、再び恋人のカードまで一巡を終わらせると、今度は本当のツインレイと結ばれていくことになりますので、恋人のカードにより再び再会をすることができる——としますと、やはり始まりから終わりまでタロットカードの『恋人』が権利を握っているように感じられます。
ツインレイの縁を結ぶのは『神』か『キューピッド』か
恋人のカードではウェイト版では『神が縁結び』をしてくれているようにうかがえますが、マルセイユ版では『キューピッド』が縁結びをしてくれています。
ウェイト版に描かれているのは、楽園に存在しているアダムとイブですから、純粋であり無垢である状態になったツインレイは、神により縁を結ばれていくことになるかと思います。
しかし、マルセイユ版に描かれているのは、アダムとイブと、女性となったヘビが描かれている状態となっています。
地上ではこのように三つ巴状態となっているのが恋愛関係かと思います。
恋のキューピッドと呼ばれている手前、アダムが恋をしたほうにキューピッドの矢が刺さるようになっているかと思いますが、アダムはイブを愛することはあっても恋をすることはないかと思います。
なぜならば、ツインレイ女性と出会うまで、ツインレイ男性は恋をしたことがありません。女性に対して愛することはあっても恋をすることはないんですね。
地上では恋をする段階の男性では、ツインレイ女性へと導かれることはありません。
愛ではなく、恋を選べば、それはツインレイ女性ではないからです。
性欲をそそる相手はツインレイ女性ではないんですね。
ツインレイのふたりは恋のキューピッドではなく、神による縁結びによりようやく二人が結ばれることがわかります。
ツインレイと恋人のカードの関連性
ツインレイは、まずツインフレームに出会い、次にツインレイと出会い、その次に再び出会いなおすとき、ツインレイをツインフレームという立場に変えて再会することになります。
つまり、恋人のカードのタイミングで『地上によるアダムとイブの関係性』を表すことになります。
最初に出会うことになるツインフレームにより『地上によるアダムとイブの関係性』を模し、次に再会するときは『楽園によるアダムとイブの関係性』を表すことになります。
つまり、最初の地上で再会することになるアダムとイブのふたりは『恋人の逆位置』の関係性であり、次にツインレイがツインフレームとして再会するときには『恋人の正位置』の関係性にあたることがわかります。
ツインフレームと恋人のタロットの逆位置
タロットカードの恋人の逆位置の意味は・・・
- 誘惑
- 失恋
- 無視
- 無関心
- 不道徳な性
- 空回り
- 浮ついた心
- 快楽に溺れる
- 直感や感覚だけで突っ走る
というような恋人の逆位置ですので、恋愛関係がうまくいかない関係性を意味していることが多くあるかと思います。
ツインフレームとの恋愛は『大恋愛になる』と私は言っていますが、なぜ大恋愛になってしまうのかといえば、振り回されまくって大好きなのに絶対的にうまくいかない関係性になっているから——ということです。
理由は、ツインフレームとの恋愛は「自分のなかに或る異性的な気質」が表面的に出てきますので、ふたりの関係性は『究極の男性性』と『究極の女性性』というような状態であり、一致点がないんですね。
ツインフレームの場合の性別 男性性 女性性 ツインフレーム男性 男性性 — ツインフレーム女性 — 女性性
この「-」となっている場所が男性と女性を繋げるために必要なものとなっています。
女性のなかに或る男性性と、男性のなかに或る女性性が男女を繋げるために必要なものであり、それが存在していないのがツインフレームですので、究極の水と油のような状態となってしまいます。
だけれども、自分にはないものを持っているツインフレームですので、どうしてもその性質が欲しくて恋をすることになります。
ゆえ、大恋愛となってしまうんですね。
その関係性がタロットカードの恋人の逆位置に相当することになりますが、出会いの段階でふたりは「失恋するんだろうな」という予感すら感じているかと思います。
ツインフレームとの出会いは『恋人の逆位置』
ツインレイ女性も、ツインレイ男性も、ステージは違う段階でツインフレームと出会うことになります。
ツインレイ女性はツインレイの前に、ツインレイ男性はサイレント期間にツインフレームとの恋愛をすることになります。
そもそも、地上によるツインフレームは『蛇』なんですね。
自分のなかに存在している『偽善』や『悪』というものを浮き彫りにさせることになる蛇。
人は自分のなかに必ずと言っていいほど、悪と言うモノをかっています、自身のなかに蛇が存在しているんですね。
その蛇を退治することが求められているのがツインフレームのステージです。
- 誘惑
- 失恋
- 無視
- 無関心
- 不道徳な性
- 空回り
- 浮ついた心
- 快楽に溺れる
- 直感や感覚だけで突っ走る
これは恋人のカードの逆位置の意味となりますが、それをすべて克服することができるのか——ということです。また、それは蛇という存在を認めることができるのかということです。
アダムとイブは確かに無垢だったわけですが、地上にやってきて自身のなかにも蛇が存在するようになっています。その蛇というものが『善悪』なんですね。
その善悪による観点を認め、受け入れることが出来たとき、ツインフレームによるステージを終えていくことが出来ます。
善悪という観点を持ちながらも、善悪思想以外で判断を下すことが出来たのかということです。
恋人のカードをひっくり返す力が必要
恋人のカードの正位置の意味は・・・・・・
- 恋愛・結婚・男女の縁
- 誘惑と戦う
- トキメキやワクワクした気持ち
- 調和・共感
- 直感や感覚による判断
というような逆位置のカードとは意味合いがかわってきます。
地上によるツインフレームの恋愛は『逆位置』により進んでいくと書きましたが、実際は『逆位置の状態であったツインフレームの関係性を正位置に戻す力があるのか?』という力を試されているとも言えます。
ツインフレームとの恋愛は『誘惑と戦う』必要性がありましたし『ワクワク』することがあったかと思います。
地上によるツインフレームと調和や共感をすることなど、これはとても難しい内容だったと思います。なぜならば、男女による性質がツインフレームは真逆だから、調和や共感することが出来ません。
繋ぎ留めているのは『性別』のみなんです。
つまり、ツインフレームとの恋愛で『正位置の恋愛ができたのか』『正位置の状態に持ち込めたのか』によって、ツインレイのステージが変わってくるとも言えます。
ツインフレームとの恋愛は地上による恋愛により完成しているので『逆位置』によるタロットカードによって成立していますので、『正位置』によるタロットカードにひっくり返されてしまった時点で、ツインフレームのふたりは関係性を続けることが出来ません。
離別は必然的にやってきます。また、その離別を心から受け入れることができる状態となり、後悔のない形となっている段階でツインフレームのステージが完了していくことになります。
ツインフレームとの恋愛を一切の悔いなく話を進めることが出来て、ようやくツインレイと出会うことができるということです。
ツインレイとの再会は『恋人の正位置』で
ツインレイの二人は恋人のカードのタイミングで『ツインフレームとして再会』することになります。
前回はツインフレームとの恋愛により『逆位置』の状態であったカードは地上によるツインフレームでしたが、楽園によるツインフレームの恋愛となるツインレイは『正位置』の状態へと切り替わり、再会をすることが出来ます。
ツインフレームの恋愛は、ツインレイの恋愛にとってとても強い影響を及ぼすことになっています。
- 恋愛・結婚・男女の縁
- 誘惑と戦う
- トキメキやワクワクした気持ち
- 調和・共感
- 直感や感覚による判断
恋人のカードの正位置は、このような意味となっていますが、今度はツインレイの相手との縁は『正位置』により生じることになります。
また、正位置ゆえに逆位置の状態ではツインレイのふたりは再会後も離別となる可能性が出てくるかもしれません。
なぜならば、逆位置の状態では地上によるツインフレームとの関係性のほうが心地よかった——ということですから・・・・・・。性欲だけの世界、快楽的、選択を誤ることなどがあれば、地上によるツインフレームのもとへ引き戻されていくことになります。