ツインレイの自己分離について
2022/12/07 過去の記事を分離させ、新しく記事を書き替えています。
この記事は自己統合についての補填的な視点を持って、自己分離についてを説明しています。
ツインレイたちは必ず自己統合をする前には絶対的に自己分離状態を起こしています。この自己分離を自己統合へ持ち込んでいく必要性がありますが、自己統合の説明をする前に、大前提である自己分離についてを理解せねばなりません。
ツインレイの自己分離とは
ツインレイは自己統合をする前段階までは二元論に縛られた自己分離状態です。
ツインレイステージをあがっていくことにより、ツインレイは善悪二元論を『善』『悪』のみならず、『偽善』と『偽悪』を追加させ、四つの視点を持っていくことにより、三元論を手に入れていくことになります。
自己分離とは善と悪により判断が成され、何が正しい、何が間違っている——という視点を持って、自身を省みることもなく進むことにより、表面的な偽善性と自己におけるビジョンが悪という形に着地し、自身の自己と理想のギャップを生み出していくことにより、自己分離となっていきます。
理想を善としていますが、その理想は偽善であり、理想の道を進むことになったツインレイは最終的にネガティブ世界を構築することになるネガティブツインレイとなります。
ネガティブツインレイやネガティブ世界に属するツインレイの思想は、自己分離そのものであり、またこの自己分離からはどのようにエゴイズムを克服していくことが出来るのか——という視点を持つことが出来ます。
※ツインレイも最初は皆スタートラインは同じく自己分離状態であり、この自己分離をいかにすり減らすかということがツインレイの求めている自己統合の道です。
ツインレイの自己分離の一覧表
ツインレイが自己分離しやすいものについて一覧化させていきます。
善悪二元論となる自己分離 | |
---|---|
善 | 悪 |
社会 | 心理的(自分自身) |
正義(正しい) | 間違い |
優位(上) | 劣位(下) |
好き | 嫌い |
出来る | 出来ない |
ある | なし |
有能 | 無能 |
勝ち | 負け |
自己統合を起こす前に必ず人は『善悪二元論』と呼ばれている自己分離状態になっています。
この状態では自分が勝てば誰かが負ける、誰かが負ければ自分が勝つといった考え方となり、ポジティブ世界へ行く人たちは『自分が負けようとする』形となり、ネガティブ世界へ行く人たちは『自分が勝とうとする』という意識を持つようになります。
魂による世界観と、地球上での概念は反転性の法則を持っているために、ポジティブ側のツインレイたちは魂による世界観を重要視する為、自分が負けようとするという『悪』という方向性へ傾いていくことになります。
ネガティブ世界よりのツインレイたちは自分自身たちが『善』という形で、この地球でよい思いをしようとしているために、誰かを負かせていき自分が勝つようにと生きていきます。
このとき、何があろうとも勝とうとするため、支配するエネルギーをもって人を操作します。
自己分離による方向性は『善』か『悪』か。のどちらかの二方向にしか進むことができません。そして、その二方向のどちらかでいえば、善の方向へ進むネガティブ世界のツインレイたちは、支配をしながら人々のうえへ君臨し、悪の方向へ進むポジティブ世界のツインレイたちは、支配の犠牲になりながら泥水をすすりながら生きるような形となっていました。
いわば、この自己分離からは『善の意識が強いのか』『悪の意識が強いのか』により、ポジティブ寄りに進むのか、ネガティブ寄りに進んでいるのかをやすやすと理解することが出来ます。
自己分離と自己統合の視点の違い
自己分離を自己統合させていくにあたり、視点の違いを一覧化させます。
自己統合 | 自分を分離する | |
---|---|---|
偽悪と善の統一性 | 偽りの善 | 悪 |
出来る方がやればいい | 自分はできる | 相手はできない |
わかるときにわかればいい | 理解できる | 理解できない |
相手も自分も共に幸福の形がある | 自分は幸せ | 相手は不幸 |
自分は怒っていると自覚する | 怒ってはいけない | 怒る |
行動しなければ何を想っても良い | 人に酷いことをしてはいけない | 酷い自分 |
「ある」「できる」に意識が向かない、やってもらったら感謝する | 優位(劣位) | 劣位(優位) |
自己分離における視点では『善悪二元論』を四つの視点に持ち込むと『善』『偽善』『悪』『偽悪』というキーワードに分類することが出来ます。
このなかで自己分離を起こす現象は『善』という状態を『偽善』という偽りの姿に起こし、本心を悪とさせていくことにより、自己分離が起こります。
ツインレイのなかで『偽善のツインレイ』と『悪のツインレイ』という分類をネガティブツインレイたちで表すことが出来ますが、彼らは自己分離における比重を『善』または『悪』のどちらかに強く盛らせることにより生まれます。
また、これは表裏における問題性もあり、表面的に善を偽り続けることにより、内面に悪を育ててしまうことになり、魂が悪に染まるということでもあります。
いわば、表面的に善を偽ることが『善』だと思い込んでいる状態が自己分離状態でもあります。
ツインレイの自己分離と偽善の支配
自己統合 | 自分を分離する | |
---|---|---|
偽悪と善 | 偽善 | 悪 |
エゴ | スーパーエゴ | イド |
表面と内面のどちらも意識している自分 | 表面的な自分 | 内面的な自分 |
フラット | ポジティブ | ネガティブ |
感謝しているときに感謝する | 言葉だけの感謝をする | 本当は感謝がない |
固定観念なし |
〇〇であるべきだからやる |
本当はしたくない |
よくスピリチュアルな方々で『感謝を言おう!』という話がありますが、感謝したくもないのに感謝の言葉を述べている場合、自己分離が生じています。
ツインレイでも『ポジティブな存在になる』等ありますが、ポジティブとは内面にネガティブがあるために、ネガティブを否定するためにポジティブな自分を形成しているケースがあります。
このとき、ネガティブな存在やネガティブな自己を『否定』する形でポジティブな言葉や行動を起こすことになりますので、押しつけがましい、他者否定をする存在になったりもします。
本来は自己のなかにポジティブとネガティブのどちらをも受容した状態となり、エゴとなるフラットな状態となっていくことが求められていきます。
『本当のところはどうしたいのか』という欲求や感情に気づき続けていくことが重要となります。
また、私がとても気になるのが、スピリチュアル関係の人たちの『ポジティブでなくちゃいけない』というネガティブに対しての強い否定です。
ネガティブである自分を受容することが出来ていなければ、ポジティブになっていきます。
ポジティブになればなるほど、ネガティブな他者を励ましたりすることになるかと思いますが、落ち込んでいるときにポジティブな言葉をかけられると嫌だなと思うことがあります。
ケースバイケースに対応することが出来なくなることが往々にしてあります。
そのとき、励ましたのに逆切れされた等、自身が嫌な思いをすることになります。
たいてい自分がやらかしているのですが、自分がやっている行動は「正しい」がゆえに自分は悪くないと考え、精神の発展がなくなります。
ツインレイにおいても『善の支配』のようなことが行われており、注意が必要な点ですので述べておきました。
自己分離があると思った方へ
ツインレイにとって自己分離はおおきな問題であり、大敵です。
- 自分は間違っていない
- 人よりも優位に立っていなければいけない
- 有能な人が好き、無能には価値がない
- 勝たなければ価値がない
というような意識が自分のなかにある場合、それは自己分離が起きている可能性があります。
そのケースは多岐にわたり、どこに自分自身の自己分離があるのかはなかなかわかりにくいものです。
自己分離が問題となりやすいのは、特に人付き合いであり、他者に対して自分の意見を曲げることが出来ず、譲れないことも自己分離が働いているケースがあります。
これはツインレイの関係性でも現れやすく、ツインレイと話していると嫌気がさしていくことがあるかもしれません。
特にツインレイは、自己分離を表面化させる力を持っているために、自分のダメな部分が常に表面化していくことになり、ダメな自分をみては自己嫌悪することもあるかもしれません。
しかし、この自己分離は根っこに存在している『心理的問題』を解決することにより、案外、引っこ抜くことができるかもしれません。
自分で認識することが出来ない自己分離
実は、自分で認識することが出来ない自己分離も存在しています。
理由は、なにか問題が発生することにより自己分離が表面化することになるため、そのなにかしらの問題が発生しなければ自己分離を認識することが出来ないんですね。
ツインレイの相手は、自身の自己分離の最後の最後までを教えてくれることになりますが、実際のところ、自己分離がどれだけ残っているのか——についてはいっしょにいる期間ですべてを取り出すことができていないケースなども存在します。
じっさい、ツインレイの相手に取り出すことができる自己分離は、ツインフレームにより生まれた自己分離のみであり、それ以上の自己分離を取り出すことができません。
ゆえに、ツインレイと再び再会したあと、あれやこれやと自己分離がでてきてしまうことなども想定されます。