ツインレイの霊感の使い方について（霊感に支配されている人たちのこと）
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Kindle版
さよなら、ツインレイ
当時はこれでおしまいなんだ･･･。そんな風に思いながら書いた『さよならツインレイ』。結果的にさよならしたのは、神交法の相手であるツインレイの霊体だった件。今更振り返って読んでみると納得がいく一冊だが、当時はよくわかっていなかった。
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ツインレイの道のサイレント期間中の私たちはどうにも『霊感』について触れていかなければなりません。
私たちは、直感が優れる瞬間と、多くの神秘経験を繰り返していくからこそ、私たちが持つ霊感について学ぶ必要性があるのです。
それは「霊感を信じましょう」というわけではありません。先ずは霊感に対してのメカニズムについて知らなければならないように思います。
個人的には、人間って虫の知らせとかは度々あってもいいとは思うけれど、霊感を軸にして生きたところで、それって本当に自分の人生を『自分で生きている実感』が得られているのか？ というと別の話なのかなと感じています。
霊感に依存している人たちが多いのかなとも感じながら、そこから自立していくことは、霊感からの支配を抜けていくことに繋がっていると思います。
また、霊感が発揮される人たちの多くがアダルトチルドレンだと思います。
霊感という『自分にとって頼れる支配者』を自分のなかに構築している人たちもいますので、その件について触れていこうと思います。
霊感の種類『地獄の霊感』
私たちの中にある霊感は『地獄の霊感』と『真実の霊感』の2種類に分類することが出来ます。
地獄の霊感とは、信じてはならない霊感であり、従ってはならない霊感です。
自分にとって都合のいい内容を教えてくれ、自分のことを後押ししてくれるような霊感のこと。これを『地獄の霊感』と私は呼んでいます。
この地獄の霊感についてを理解していただきたいと思うのです。
地獄の霊感とは『善悪』により縛られた構造をしています。つまり「これはいいよ」「これは悪いよ」というカタチでもありますし、なんなら、地獄の霊感とは私たちを支配するように存在しています。
つまり、私たちが霊感に従ってしまうとき、その霊感は地獄の霊感ということです。
あなたは「誰に従っていますか？」と考えたとき、霊感に従いました、霊感がそういったからそうしました——という回答が出てくるとき、つまりそれは地獄の霊感となります。
地獄の霊感は、さも自分をサポートしてくれているかのように感じられ、さも自分を援助してくれているように見えます。そして、それは『自分の妄想です』と言われたら、どのように感じるでしょうか。
何かの行動する権利を霊感に預けているとき、私たちは『霊感に支配されている自分』が存在しています。
そして、この地獄の霊感を持っている人たちの多くが「自分の意思を持って行動することを許可できない」ようなメカニズムをとっています。
自分の願いを叶えてはならない、自分の行動に許可をだせない、自分に自信がない。
いくつも地獄の霊感による心理をあげることは出来ますが、一番は『自分に自信がない』のです。
自分に自信がなく、自分に決定権を持てません。自分に決定権を持たせることが出来ないので、霊感を必要とします。霊感は自らが生み出した妄想となります。
自分が自分を肯定することができないであるがゆえ、自分を肯定してくれる存在を自分のなかに構築します。この構築により、私たちは『地獄の霊感』を樹立させていきます。
ツインレイへと迷い込むアダルトチルドレンたちの多くが自分に自信がないがゆえに『妄想と言う霊感』を生み出し、その霊感に従うことにより、自分への自信を霊感であと添えしてみたり、自分を肯定してみたりしています。
いわゆる、親代わりとなる司令塔を必要としている状態です。それが霊感として開花しているとき、私たちはその霊感に支配されるようになります。
真実の霊感と地獄の霊感の違い
前述している地獄の霊感と、真実の霊感に違いはありません。本質的な部分での第六チャクラによる影響であることは違いがありません。
しかし、第六チャクラの使い方によって『地獄』になるのか『真実』になるのかは違います。
それが妄想になるのか、それが創造になるのか——。ここに違いが生じます。
https://olive-olived.com/twinray/twinray-revenge/souzou-mous...私たちは、霊感を持っていますが、私たち自身が未熟な世界観のなかにいるとき、霊感に支配されるということです。霊感は自由ですし、それが地獄の概念のなかに存在しているとき、どうしても『霊感に従ってしまう』という自我性を構築することが出来ません。
なぜならば、当人が「何かに従いたい」という欲求を抱えている自立を済ませていない状態だからです。
ですので、神秘が生じたとき、私たちは「それに従ってしまわないようにすること」に意味があります。その霊感に対して私たちは自立的な対応をとらなければならないのです。
私たちは霊的世界に支配されてはなりません。私たちは、この現実世界に生きています。この現実世界で生きていくのに『神秘』は必要がありません。霊感も必要がありません。私たちは霊感がなければ生きていけないわけではありません。
霊感がなくても生きていけるようになっていかなければなりません。それは『親からの自立』と同じ仕組みです。
親がいなくなったら、今度は自分のなかに自分を支配する存在を生み出すのが『地獄の霊感』です。
ツインレイが霊感が必要としている理由は支配が欲しいから
ツインレイたちの多くが、この『霊感』から抜け出すことがなかなか難しくあります。
自分のなかにある直感を信じ、ツインレイへ進むのだ！ というような先入観もあるかもしれません。
忘れないでいただきたいです。ツインレイへと進むために霊感を信じるとか、ハイヤーセルフを信じるとかありますが、信じたところで、それが本当に『霊感』なのか『ハイヤーセルフ』なのか。判断できますか？
たとえば、ハイヤーセルフと繋がっていると言葉にされても、それが本当にハイヤーセルフなのか証明できますか？
たぶん、出来ない。そう、これは信用してはならないもの——と判断します。これが現実世界で生きるということです。
つまり霊感を得ている。その霊感を得ている先があったとして、それは『誰ですか？』ということです。それが本当に『神なのか』は誰にもわかりません。わかりませんし、それを判断するのは自分です。
そして、その自己判断を出来る基準を自分は持っていますか？
もっていないのであれば、それは他人に頼るしかありません。で、その他人に頼ったところで、その人が判断した内容は『本当に会っていますか？』。わかりませんよね。
つまりなんですが、この霊感やハイヤーセルフなどを信じることは、ある種ひとつの妄想を信じるに近しいところにあります。
ツインレイたちへ求められていることは、実際たったひとつだけ。
「現実をみること」です。
この現実とは『等身大の自分を見ること』。
自分を直視できないとき、相手を直視できないときなど、何かを信じることができないとき。私たちは新しく自分のなかに『信じる』と言う概念のもとに生み出された『何か』を妄想し始めます。
いわば、霊感が過剰に働くとき、私たちは何かを信じることが出来ていません。何かを信じることが出来ていないから、霊感が『必要』になります。必要とされて生み出された霊感は、私たちを支配します。私たちは自ら『支配してくる存在』を必要とし、支配してくる存在を自身のなかに創造したとも言えますね。それが妄想でもあります。
つまり、霊感とは「支配されたい欲求」でもあります。自立したくない現れでもあります。
ツインレイたちは「ツインレイから自立したくない」し、「アダルトチルドレンから脱却したくない」等の自立拒否がありますので、支配してくる存在を自ら求めていきます。
それが『霊感』なんですよね。
この霊感は第六チャクラによるものではありますが、第七チャクラにまで偏りが生まれることで『霊的な指導者』等が生まれます。つまり『神』という支配者が必要となるってことですね。
その支配者という神によりおろされた内容を提供してくださっている予言者の方々などもいらっしゃいますが、個人的には選民意識がすごいなと思っております。
支配されたい欲求が霊感を生み出し、霊感の支配を当人が受け入れ、霊的な存在を樹立させる。
その霊感が支配を独り歩きさせ始めたとき『予言者』ともなりえる指導者のような存在が生まれてきます。
このとき、地獄の概念による『支配と従属』のような世界観により、霊的指導者が成立し、その霊的指導者は人を支配するようにしながら洗脳をする——ということですね。
この洗脳を受けた人たちは、支配を求めている人たちです。（アダルトチルドレンですね）
そして、自分自身のなかに「霊的支配者」が成立し、自分のなかで霊的支配者を受け入れた存在は「なにかヤバい選民意識のやつをおろしつづける霊的指導者」みたいになります。
個人的には「傲慢」とか「選民意識」みたいなものが駄々洩れていきますので、すぐにわかるかなと思います。
良い事例がありますので、ひとつあげておきますね。
この文章を読んで、あなたはどう処理しますか？
どのような事例として取り扱うのか——ということです。いかようにも視点を繰り広げることが可能です。
ツインレイの霊感への依存からの脱却の必要性
霊感とは理論や現実性とのパワーバランスを崩し、霊感へ100％の全振りをすると「ヤバいやつ」になります。霊感に従っていきているとなると、それはずっとアダルトチルドレンってことでもあります。自分にとって自分を支配し誘導する存在がいなければ自分は生きていけないってことでもありますから。
霊感の反対側には『理論』や『現実』が存在しています。この霊感とは真逆に存在するものを自分のなかで成立させ、パワーバランスをしっかりとらせることにより、霊感による暴走は納まります。
現実的に生きる——とは、自分が自分として自立することです。
自分が自分で自分の人生の決定権を霊感にだって譲らないことでもありますし、霊感を言い訳にしないことでもあります。
たとえば、私が「ツインレイの彼と離れるときに『このままではいっしょにいてはいけない』と直感した」という話があります。このままだと彼くんが死んでしまう！ と思い、私は彼から離れる決意をしましたが、この霊感的な動機についても「自分が離れたという言い訳にはならない」んですよね。
ですが、とりあえず「愛情による決断でもあった」ことは事実ですが。ただ、それを『言い訳』にしてはならないんですよね。行動したのは自分ですので、その行動による結果を受け取らなければなりません。
この『行動したという事実』を受け入れることが『現実』だと思います。この現実を受け入れていくことが必要かな、と。
霊感によりどのような行動を起こそうが勝手ではありますが、それは『理由』にはなりません。現実による行動した動機は『自分にある』ということです。
自分がそのように行動した結果なんだから、その結果は受け取るべきだということ。
霊感による発達は、真逆に存在にする現実性を失わせます。
現実性を失った霊感は、霊感ではありません。それは私たちを支配する霊的な存在です。この支配者をうみだしたのは己であるということ。
現実性を持っている霊感は、もっと着実に『現実』に繋げていくかと思いますが、残念ながら、私たちは霊感がなくても生きていけます。
最終的には霊感は発達しない、霊感はもたない、霊感がない状態でも生きていける——という状態へ進むことが出来るようになるのが最善かなと思います。
霊感は「本当に必要なときに自分を助けてくれる存在」だと思います。
それは命の危険にさらされているとき、どのような判断をするのか？ を直感的に理解することでもあります。
ツインレイの関係性のなかで『本当に今、自分は霊感と言う助けを必要としているのか？』と言う風に考えてみるといいのかもしれません。
霊感と言う助けがなくても、私たちは生きていけます。それを信じることが大事なのかもしれません。
これが霊感への依存であり、この霊感から自立していくこともひとつのツインレイの指針ではないでしょうか。
克復するべき『未来』と『決断』への過剰な不安
霊感が発達する——。もしくは、自分にとって霊的な指導者（という支配者）が必要になる理由は、未来への不安と自分の自己決定への決断への過剰な不安があげられます。
克復するべきは、自分が持つ未来に対して過剰な不安を抱えているのにも関わらず、その不安を直視することがないこと。根っこには『自分を信じることが出来ていない』ことがあげられます。
自分が決定したことに対して過剰な不安を抱えているとき、私たちは霊感の補助を必要とします。自分が何かの決定を下すたびに「誰かの許可」や「誰かの後押し」を必要とし、自分が失敗することへの過剰な恐れを持っています。根っこには『ダメな自分を受け入れることができない』『失敗を恐れる気持ち』などが存在しています。
どちらも基本的には『未来』にあります。
未来を知ることが霊感としてあげられていますが、未来は不確定次項と感じる必要性があります。
私たちの未来は自分で切り開いていくことが出来ます。その未来を自分で構築していく必要性があり、そんな風に自由に未来を生きる自分を受け入れられず、自信がない状態が精神的な問題としてあげられるかなと感じます。
未来がどのような結果になるのかがわからないのは皆同じ条件のなかにあるはずですが、この不安を過剰に捉え、尚、自己愛が過剰であるとき、私たちは『予知』を求めるようになり、『補助』を必要とします。
つまり、現実ではない霊的世界を求め、霊的世界による援助がなければまともにひとりでは生きていけませんと言っているようなものでもあります。
このような状態だから脱却していく必要性があり、根底にある『未来への捉え方』と『自分が生きる覚悟』を決めていく必要性があるのではないかと思います。
どのような結果となろうが、覚悟をひとつ決めて生きていくことができれば、人はどんなことでも叶えていくことが出来ます。
自分で自分の願いを叶えていく力を信じていくことができないとき、私たちは霊感を求めているように思います。誰かが叶えてくれるのではありません、私たちが私の願いを叶える『自分の力』を信じる必要性があるのです。