すべての出会いを終わらせたツインレイ
すべての出会いを終わらせることになったのがツインレイです。
ツインレイは多くの恋愛を繰り返し、多くの出会いを繰り返していきます。
最終的に行き着くのは『偽ツインレイ』という存在です。
私たちは、徐々にステージをあげながら『出会い』をツインレイへとつなげていきます。
出会いには必ず意味があり、その出会いで培わなければならないことをすべて手に入れたとき、私たちは別れへと流れていくことになります。
もちろん、その別れそのものが出会う意味であることも加味し、その別れの決断はツインレイへと導かれるひとつの道しるべでもありました。
私たちはどこかで妥協を見つけてしまい、心に従うことができなくなります。
心に従い続けることが出来れば、かならずツインレイへと繋がる道しるべを見つけることが出来ましたが、私たちはこの世界で生きるには妥協が必要だと感じています。
この世界は不安過ぎる。そして将来という未来の概念が私たちを保身へと走らせ、心を無視するような方向性へとむけました。
どうにもこの地球が持つ時間の概念は老化や将来という身の保身を浮き彫りにさせ、私たちは今を犠牲にするようにしか生きることが出来ない。
私たちは今を犠牲にしては、心を犠牲にしていくしかこの世界で生きるための不安や恐怖を解消することが出来なかったんです。
しかし、こたびにおけるツインレイでは、今を犠牲にするのではなく、今を大切にすることにより、心を大切にしていくことを知りました。
どうやら気づいてしまったようなんですよ。ツインレイは心を犠牲にせず生きていく方法が存在していることや、今を犠牲にしなくても、心が犠牲にされなくても、未来は心のままに生きることで不安や恐怖が存在しないんだってことに。
ツインレイは自分の不安や恐怖を丸ごと受け入れ、そして、不安や恐怖で未来を塗りつぶすのではなく、不安や恐怖を乗り越えていくことを覚えていく必要性があります。
ツインレイたちは、出会いを繰り返しながら、そのたびに不安や恐怖に呑まれることなく、別れを受け入れることになります。
この別れを幾度も繰り返した先に、私たちは『ツインレイ』という唯一の存在へ行き着くことになります。
つまり、ツインレイに出会っていく人は、出会うべき相手に出会い、すべてを精神的に学び続けることができたことにより最終的にツインレイの相手と出会うことになります。
残念ながら、ツインレイの相手と出会うまでは『別れが正解』でもありました。それは自分の心に素直になって、好きな人を好きだと思い、恋に落ち、自分と逃げることなく進んで生きた人ほど、別れることになりました。もちろんここに最初からケツまくって逃げるような人は含まれません。
最終的にツインレイと出会い、別れを迎え、これにて『別れが世界の世界線』のツインレイ人生はお終いになります。
一度、サイレント期間を設け、その期間で今度は『再会』という世界線を生み出し、再会になっていく世界線へ生きていくことになります。
これは人の輪廻を繰り返す人生としての折り返し地点なのかもしれません。
もし、どこかで誰かが恋に落ちているとき。それはツインレイへの第一歩を進んでいます。
結婚ももちろん、そこではツインレイへの第一歩です。
ツインレイへと進む恋愛の数々の多くの『難関』とされているテーマが、数を揃えて存在しています。そのテーマを克服していくことがツインレイへと続く道です。
途中でながく時間がかかったとしても、ツインレイへ進むことが出来ています。何度も輪廻を繰り返したとしても、ひとつひとつコマを進めていくことが大事なんですね。
ただ、ツインレイと出会う人たちは、出会いのテーマをすべて終わらせることが出来、別れではない——。今度は再会となる世界線へ移行していく必要性があります。(これがサイレント期間です)
もちろん、ツインレイの段階で、別れの領域でもう一度学習する必要性がある。このように判断された場合は、ふたたび元の輪廻へ戻され、ふたたびツインレイの段階へ進めるような形で学習を促される相手と結婚したり、恋愛をするようなことになるかと思います。
いつだって『自分の心』が、どの領域の、どの段階の学習をするのかを決めています。
人は一生懸命になっているときこそ、学習をしています。私は上っ面で『学び』という言葉で学習する姿勢を持つのではなく、『一生懸命』向き合っているときこそ、学んでいるものだと感じています。
ーーを学んだ。と言葉にできるほど、私たちは理性的に無意識領域を理解しているわけではありません。むしろ、無自覚であるときこそ、人は多くの学習をしているものです。
この学習の数が多い人ほど、ツインレイへと向かう別れが多い人たちとなります。
目の前の人に一生懸命向き合うことが出来てこそ、ツインレイと出会うことの権利を手に入れることが出来ます。そのためにはこの世で出会うべき人とすべて出会い、さよならを告げていかねばなりません。
悲しみはいつも喜びの裏側に潜みます。まずは悲しみを。