ツインレイたちの空と水による地平線へのご案内
ぐちゃぐちゃ
ツインレイは「水面越し」に出会ったのかもしれない。
水面越しにみえた自分がツインレイ。
水龍の赤ちゃんと、天龍の赤ちゃんが水面越しに出会ったとき、それがツインレイ。
「ようやく出会えた。」
この感覚は水面越しに出会えた自分自身へのご挨拶。鏡だったね。
私たちは、それからいっしょに過ごすことになるけど、水面越しで相手へ話したことも通じていない。
あるとき、お互いが自分勝手に動き始めて意思の疎通が取れていないことで他人に気づく。
龍たちにとって、ツインレイの相手は、はじめて他の龍として認識した相手なのかもしれない。
天龍は水のなかに首を突っ込んでみた、声がでなかった。
水龍は水から顔を出してみた、声がでなかった。
それが「相手の世界」だった、言葉が通じない世界。
だからふたりは地龍になる、共通言語を手に入れる。そして、地で歩いていけるようになる。
でも、少しばかりふたりの発達は違うように思う。
水龍は竜宮城のお姫さま。彼女たちは尾ひれがついている。多くのさよならをしてきた。
天龍は天空の王子さま。彼らには羽根がついている。多くのさよならをしてきた。
地に足をつけるにも、水龍たちには足がはえない。天龍たちには足がはえた。
ツインレイ女性たちは歩けない。水のなかはすいすい泳げたけれど、人生を歩くという意味では歩けない。
ツインレイ男性たちは歩ける。だけど、地に足をつけることが難しい。人生を歩くという意味では歩けない。
だから、ツインレイ男性たちはツインレイ女性たちを抱えるのかもしれない。それが人生の指針になる。
ツインレイ女性とツインレイ男性は「天」と「水」により生まれる「地龍」になっていく人たちなのかな。
ツインレイ男性たちは空を飛べなくなるから、どの方向へ進めばいいのかわからないよ。
ツインレイ女性たちは足がないから、方向はわかっても歩けないよ。
この地のうえでは、ふたりは協力して生きていけなければならない。
最初、ツインレイ女性は水面越しにツインレイ男性を見つける。
ふたたび出会うとき、それはツインレイ女性が陸地で待っているとき。待つっていうか動けない。
ツインレイ男性はツインレイ女性を捜し歩くことになる。どの方向へ進めばいいのかを教えてもらわなければならない。
ツインレイ女性を見つけてようやくツインレイ男性は飛ぶことをやめるのかもね。
地に墜落する。
生きるとは陸地にあり、ツインレイ女性もツインレイ男性も、成長することで大地でふたりで生きていける。
でも本質的には「龍」であることには違いなし。
竜宮のお姫さまたちは、水のなかで育った。
天空の城の王子さまたちは、空のなかで育った。
だけど私たちは地にいきる龍になる。だから水の郷を捨て、空の郷を捨てる。
水のなかは「みんなひとつ」の感覚だよ。空のなかは「たったひとり」の感覚だよ。
このふたつを「ひとつ」にすると、地が生まれるよ。それが「人」、水平線の人たち。
真っすぐに生きる、境界線にすまう人たち。レイライン。
水でもあるし、天でもある。
それが龍だし、最後は地龍となって大地を歩く人になる。
でも、水も天もそんなに変わらない。竜宮城からすれば天の世界は水の世界なんだよな。
だって水面の向こう側にあるんだモン。
天龍は「飛んでいる」んじゃなくて「空を泳いでいる」んだと思うよ。天使の羽根はいらないね。
龍の赤ちゃんは鳥だからね。空を泳げるようになったら羽根はもういらないよ。
稚龍じゃなくて、地龍になれるね。
ツインレイは天と水の境界線にある水平線のことか。ふたつの領域。
あ、日が昇るよ。地平線が視えてきた。これが黄金の世界か、美しか。美しか~。