イザナギとイザナミのお話
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Kindle版
さよなら、ツインレイ
当時はこれでおしまいなんだ・・・。そんな風に思いながら書いた『さよならツインレイ』。結果的にさよならしたのは、神交法の相手であるツインレイの霊体だった件。今更振り返って読んでみると納得がいく一冊だが、当時はよくわかっていなかった。
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イザナギとイザナミは、国生みと神産みの使命を持って生まれた夫婦の神さまでした。
仲睦まじい夫婦でしたが、イザナミは火の神を産んだとき、火とともに燃えて死んでしまいました。
そして黄泉の国へと行ってしまいました。
イザナギは心苦しく、イザナミと再び会うために、黄泉の国へと向かいます。
暗闇のなか、イザナギはイザナミを探すことになりました。
長い長い時間をかけて、ようやく見つけたイザナミは、もうすでに黄泉の国の住人となっていました。
イザナミは黄泉の国の主へ話をつけ、イザナギと共に元の世界へ戻ることにしました。
しかし、ふたりの姿は暗闇のなか。まるで相手の姿が見えません。
本当にイザナミなのか、本当にイザナギなのか。それすらも分かりませんが、ふたりの心はドキドキと高鳴ることがサインでした。
イザナギとイザナミは手を繋ぎました。その手は空を掴むようなものでした。
イザナミは既に黄泉の国の住人です。黄泉の世界によるエネルギーと、それから多くの悪しき憎しみや怒りを持っています。
そのひとつひとつをいっしょに歩きながら浄化していくのです。
イザナミはイザナギが前を歩いてくれる安心感がありました。そして深く信じることが出来ました。
彼について行けば、きっと元の世界へ戻れると信じることができました。
歩いている最中に、多くの憎しみと怒りが込み上げてきます。
大好きな夫のはずなのに、大嫌いな気がするのです。
イザナミの問題は自分のなかにありました。
しかし、彼を信じることで乗り越えることが出来ました。
イザナギはイザナミの姿を振り返らず、みませんでした。それは彼女の為の最大の配慮でした。
きっと彼女は自分に醜い姿を見せたくないと思っている、怒り、憎しみに満ちた姿を見せたくないだろう――と。
最後までたどり着いたところで、ふと気づきます。
イザナギはイザナミを迎える世界がまだ出来上がっていません。今度こそ幸せにできる世界をつくります。
イザナギは先に出口へ向かいます。イザナミは「できあがるまで待ってるね。」と言いました。
イザナギはいなくなりました。すると、イザナミのもとには多くのイザナギの姿をした人たちが迎えにきました。
イザナミはすべてを受け入れ、信じました。しかし、どれもイザナギではないことを最後に知ります。
誰かがイザナミを待たせないようにしているようでした。
イザナギは、イザナミをむかえる世界をつくるために禊を川でしました。
ひとつひとつ禊を行っていくたびに「新しい世界」ができあがっていきますが、誰かが新しい世界をつくるのを邪魔しているようでした。
イザナギはイザナミが待っていることを信じています。イザナミはイザナギが戻るのを待ち続けています。
そして、イザナギが世界を完成させたあと、イザナミを迎えに行きました。
ふたりは仲睦まじい夫婦と再びなることができました。
終わり
ツインレイ男性はツインレイ女性を迎えに来た。
「よくやく会えたね、いっしょに帰ろう。」
いっしょにいたかっただけ。
迎えにきてくれて、ありがとう。