ツインレイにとって『犠牲と支配』とは。

| Ⓒ なとり

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ツインレイステージまとめ

私のステージが進むごとに更新していくステージをひとつの記事にして販売しています。


さよなら、ツインレイ Kindle版
さよなら、ツインレイ

当時はこれでおしまいなんだ・・・。そんな風に思いながら書いた『さよならツインレイ』。結果的にさよならしたのは、神交法の相手であるツインレイの霊体だった件。今更振り返って読んでみると納得がいく一冊だが、当時はよくわかっていなかった。

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誰かの手伝いをして自分の価値を手に入れようとすること。犠牲者。

いらない。

誰かの悪口を言ったり書いたりして、自分を認めて欲しいこと。犠牲者。

いらない。

社会のルールに従わないことで気を引くこと。支配者。

いらない。

自分の思い通りに相手を懐柔すること。支配者。

いらない。

 

どれも私がサイレント中に出会った支配者と犠牲者。

犠牲者は支配者をはらみ、支配者は犠牲者をはらんでいた。

つまり、犠牲者たちは粛々と犠牲側から支配者になろうと目論む。

支配者たちは粛々とと犠牲のように見せかけて人を支配する。

つまり、二元論になっている。どっちかを選ばなければならない。支配するか、犠牲になるか。

支配すればするほど犠牲者となり、犠牲になればなるほど支配者になる。

支配者は犠牲者という美徳に酔いしれて、犠牲者は支配者を破壊しようと目論んでいた。

どっちも同じように見えた。すべて違うが、どれもすべてが同じように見えた。

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私は犠牲を抜けて支配にたどり着いたが、支配したくなかった。そして犠牲という神にもなりたくなかった。

どっちも嫌だった。私は支配したくないから犠牲となって神になった。私は神になりたくないから人になった。

自分の人生に支配者も犠牲者も神もいらない。

すべてまとめて『私』が出来上がる。

私は私を手伝うし、私は私を認める。

私は私のルールに従うし、ときに間違いがあれば反抗もする。

私は私の思い通りに生きる。

私は私を支配する。私は私の犠牲になる。私は私の神になる。

丸ごとまとめて人である。私である。

彼は支配者じゃない、彼は犠牲者でもない、彼は私の救世主でもない。

 

ときに手伝ってもらえた。感謝しているよ。

ときに認めてもらえた。感謝しているよ。

ときに手伝わせてくれた。感謝しているよ。

ときに認めさせてもらえた。感謝しているよ。

与えてもらった。そして与えさせてくれた。

私は受け取って差し出した。その循環のひとつだった。

人とは循環のなかにいて循環に従事している。

感謝されたい、褒められたい。認めてもらいたい、受け入れてもらいたい。

そういう動機でみんな循環していた。

だから感謝されないと怒って、褒めて貰えないと拗ねて、認めてもらえないと反抗して、受け入れてもらえないと噛み付いて。

そんな感じだった。

みんな、私に感謝されたくて、褒めてもらいたくて、認めてもらいたくて、受け入れてもらいたいみたいだった。

『私』って何なんだろう?

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必要なもの。

感謝じゃないし、褒められることでもないし、認められることでもないし、受け入れてもらえることではない。

単純に『尊重』じゃないだろうか。

相手には相手の世界があり、その世界を尊重すること。その世界を保存して置くこと。

 

私たちは『共存』できない。

すべての人は共存できない。

世界を各々持っているから、共存ができない。

でも、そんなふうに世界をみんなバラバラに持っていたとしても、共に存在することはできる。

共存とは共に存在すること。精神的なことではできない。

 

自立とは、相手の世界観を認めて尊重すること。

でも繋がりたくない世界観を持っている人たちもいる。これを好き嫌いって言う。

尊重しない人たちは一方的だなと思う。

その一方通行を受け止め続けたなァと思った。そして、私も一方通行だったんだなァって思った。

一方通行を受け止め続けると、最後は私が一方通行に話をするけれど、相手は受け止められない。

 

私は彼を尊重するようにして犠牲としたから、こうなった。

尊重とは犠牲ではなく理解でもなく、分離した認識、分離した存在の受容なのかなって思った。

そういう人だってことを受け入れる。

愛は犠牲では無い、存在の受容。でも受容したくない存在もいた。

それはかつての私。

愛が犠牲、そして支配。

私は過去の私を受け入れていたんだな。ずっとずっと、犠牲と支配のメカニズムを外部から受け入れて、内包してた。

ツインレイの出会いから別れの経緯の、未熟だった私を私が愛して受け入れた。

彼が受け取らなかったものを。受け取れなかったものを。