報告｜両性具有性のツインレイの完成——境地への到達性。
私のステージが進むごとに更新していくステージをひとつの記事にして販売しています。
Kindle版
さよなら、ツインレイ
当時はこれでおしまいなんだ･･･。そんな風に思いながら書いた『さよならツインレイ』。結果的にさよならしたのは、神交法の相手であるツインレイの霊体だった件。今更振り返って読んでみると納得がいく一冊だが、当時はよくわかっていなかった。
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わからないんだ。
先日、人格統合について書いた。
https://olive-olived.com/twinray/6-join/kairi-jinkaku-togo/私のなかに解離があったのか、はたまた彼のなかにあった解離を受け取っているのか。どっちにしたって「解離はあった」のであって、それが元々あったものなのか。なかったものなのかがわからない。
それがどっちにあったのかがわからない。どっちにもあったのかもしれないし。
そして「どっちでもいい」んだとも思っている。
お互いがお互いに見つけることが出来たものは、視えていない部分で。どっちも間違えていなかったんじゃないかな。
今回、ハイヤーセルフとロウアーセルフにより魂が分離して、そのふたつが『ツインレイ』だと定義しようとした。
だけれど、わからないんだ。彼のなかにもハイヤーセルフが存在しているし、ロウアーセルフもある。私のなかにもハイヤーもロウアーも存在している。
彼のなかに認識できなかったものが認識できるようになったし、私への認識も変わった。
彼なのか、私なのかがわからない。どっちがどっちの役割をしているのかがもはや判断が出来なくなってしまい、偏りを持つ二極的な視点でのツインレイを書くことが出来なくなってしまった。
こちらも、どっちでもいいんだと思う。もう偏ってないから。
人格は完成したんだなと理解する。
私は、彼を通して『自分の欠落している部分』や『自分が認識していない部分』を認識させた。
認識していない視えていない、分離している部分を統合していくと、私の意識は拡大する。
今まで認識できていなかった部分を認識しているからこそ、彼は「彼で既に完成している」ことに気づき、私は「私で既に完成している」ことに気づく。
足りないものは何もなく、補い合う必要性もない。だから、ツインレイである必要性もないし、支え合う必要性もない。
彼を「ひとりの人間」として認識し、私を「ひとりの人間」として認識する。
私は、自分がひとりの一人前の存在として認識することが出来ていなかったのだなと思った。
独立している存在が私。そして、それを認めることが出来ていなかったから、ツインレイという世界に引きずり込まれたんだなと思う。
たしか、ツインレイの本来のステージの話だと、ツインレイの相手がそばにいるような感覚がする——等の話などもあるが、これらも解離の症状だと思われる。
つまり、ツインレイに関して言えることは、
- 妄想性（幻聴・幻視）
- 解離症（人格の解離）
の2種類が深く関係しているのではないか——ということだ。
ツインレイのふたりだと思うのも、私たちの弱さのひとつでもある。
私たちは、自分自身が独立したひとつの存在であることが認められていない。ハイヤーセルフはひとつの集合的無意識の感覚かもしれないんだが、私たちはこの地上に降りてきた「ひとつの存在」であることが未だに認められていない未熟な魂である。
そして、ひとつの存在として認識するとき、私たちは「ひとつの魂」として独立する。
しかし、それまでの過程において、私たちは妄想や解離の問題に突きつけられる。
私たちの精神は、とても柔らかく、いかようにでも変化させることができる。その変化のなかで、その変化の過程の途中で足を止めてしまう人たちが多くいたとも言えるんだと思う。
それは、ツインレイという幻想のなかに留まってしまったこと。
ツインレイの相手を自身のなかで解離させ、人格統合に至らず、そのまま野放しにされた分離人格があること。精神上での結婚が出来なかったこと。
また、自身のなかに「ツインレイの相手の等身大のすべて」を入れこむことが大事なんだが、中途半端に等身大のすべてを入れこむことが出来ないでいると「途中までの統合」となる。
ツインレイの相手の等身大のすべてを人格統合するとき、私たちは大量の解離と向き合わなければならない。
それはツインレイの相手の心の痛みをすべて引き受けることである。すべての傷を背負うことである。
ツインレイの相手と生涯を共にする覚悟である。
精神での結婚とは、ツインレイの相手と「死ぬまで共にあること」である。だって、自分のなかに統合されるのだから。そりゃ死ぬまで共にあるし、死ぬときも一緒。ずっと『共にある』のである。
その覚悟がどれぐらいに出会いからサイレントまでの間に出来るのかによって違うのだろうなと思う。
たぶん、中途半端にツインレイに出会うと「ツインレイの幻想のなかに留まること」と「ツインレイの解離を起こした状態のまま」ってことになる。
自分自身が精神病になってしまうとも言える。その精神病の部分は単純に、ツインレイの相手が愛しきれなかった部分である。
愛しきれなかった部分を提供しては、私たちの生活のなかで少しの悪さを生み出すかもしれない。
あなたの健全性は、私の健全性である。
ツインレイは対等である。私が健全であるとき、あなたは健全である。ふたつは人格統合するとき、健全性の部分が統合され、健全性をかく部分だけは分離したままとして残るだろう。
私たちがやっていることは、精神疾患と首皮一枚である。
あなたの怒り、あなたの喜び、あなたの悲しみ。あなたの仕事、あなたの存在、あなたのすべて。
いくつもある、たくさんの提供した愛が、まわりまわって私たち自身を愛してくれている。
私たちのなかに吸収されていく。愛した分だけ受け取ることができる。
私がしたことは自己統合ではある。だけれど、これはツインレイの統合である。
人の肉体はひとつの性別しか保有していない。だからこそ、経験性が偏る。異性性についてを知ることは出来ない。おせっせ中の異性の感覚を知ることは出来ないように、私たちは異性性を理解することができない。
だけれど、私たちは異性性を持っている。あるけれど、経験がないから異性性を理解することが出来ずに眠らせている。
いざ、このときがきたとき、私たちの異性性は目を覚ますことになる。
ツインレイの相手は、自分自身のなかにある異性性を目覚めさせる。解離させられていた人格を呼び覚まし、その人格が統合されるとき、私たち人間は、本来は両性具有性のある精神を持っていたことを知れる。
その精神を受け取るとき、私たちは男性であり、女性ともなれる。私たちの新しい精神体系である。
この多くの記録は、私が両性具有の精神へと立ち返る記録である。
そして、ツインレイ。彼は私の両性具有の精神を投影し合った存在である。彼は私の異性性であり、異性性そのものを体現してくれた存在。
私はそんな彼を丸ごと愛することになったが、それは私のなかにある両性具有のうちの男性性を愛することだった。
異性を愛することは、眠っている自分のもうひとつの性別を愛することだった。
そして、異性性を自身のなかに育て、呼び覚ます過程を送る。
私たちは自分の性別のみを主軸として育てることになるからこそ、もうひとつの性別を育てることができない。
私たちは子育てをしていたのだ。私たちは私たち自身を育ててきた。私の中にいる小さな男の子を育て続け、その過程は、多くの幻想と解離に溢れていた。
子供とはこのように育つものなのだと知った。
このツインレイの期間における異常性を私は認めている。
子供とは、大人からすれば異常性のある歪んだ世界のなかで育っていくんだな。感慨深いものだ。
ひとつ、私のなかに沸き起こる感情を。
「もうここには用はない。」
ここを何を指し示すのかはわからない。だけれど、用はないと思っている『場所』がいくつかある。
私はそこを離れていくことになるだろう。新しい場所へ向かい、その世界で私は生きていく。
その場所には新しい出会いが待っている。私はその人たちと共に生きていく。
今までの世界は切り離されるだろう。多くの人も別れを迎えることになる。
それがもしかしたら楽園と呼ばれるものかもしれないけれど、地上であることには違いない。
私たちが愛した世界は地上のほかにあるまい。
きっと私は普通の人をやっている。普通の人として世界に融けこんでいる。ただ、ちょっとだけ両性具有な精神を持っているだけ。
図の説明：哲学者の薔薇園 引用：哲学者の薔薇園
両性具有性と錬金術（哲学者の薔薇園）。順序は本当に、この通りだと思う。
ライオンが太陽を呑み込むのはまだよくわからないけれど。
彼は頑張っている。それを信じている。
だから、私も頑張ろうと思う。
今、大事なことはそれだけ。それ以外には何もない。
引用：報告｜彼のこと
複雑に考えすぎず、本当に大事なことはもっと単純な姿をしている。
だけれど、私たちは人間だから。複雑に考えてみなければ、たどりつくことができない本質がある。
複雑にしてみれば、本質だけが取り出せる道がある。そうやってたどりついた世界がある。
