友達関係から自立していく。
Kindle版
さよなら、ツインレイ
当時はこれでおしまいなんだ・・・。そんな風に思いながら書いた『さよならツインレイ』。結果的にさよならしたのは、神交法の相手であるツインレイの霊体だった件。今更振り返って読んでみると納得がいく一冊だが、当時はよくわかっていなかった。
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友達たちと私は仲良くしてきたんだなって思った。
だけれど、どこかで依存されていたところもあるし、依存していたところもあったんだなって思った。
前回は、家族関係で癒着している部分の依存とかがドンドン断ち切れていって「ひとりきり」に私はなった。
今回は、友達関係で依存している部分が切れていって「ひとりきり」に私はなっている。
私は友達に依存されていたし、依存していたんだなって思った。
私が必要とされている関係に依存していたっていうか。
でもさ、彼女たちに私はもう必要がなくてもいいって思った。
もう私の友達関係も30代に入っていて自立しているはずなんだけれど「私がいなければ——」みたいなところがある友達たち。
私はどんどん「この土地から離れる準備」を整えているような気がするんだ。
私は友達に頼られてきたけれど、それももう違うなって思った。
頼られなくても、私は大丈夫だなって思う。私の存在意義の価値観が「頼られること」とかではもうなくて。
正直、頼られても平気だとは思うんだけれど、それでも、頼られる以上に依存されるのは違う。
それが今「依存されている」ところにまで来ているものは、外していく作業が必要だなと思った。
私がいなければならない。それは違うと思うし、私がいなくても平気なはず。
だから、前回は「ひとりになった」感覚が家族関係のなかで感じられたんだけれど、今回もまた「ひとりになった」感覚がする。
友達関係のなかで私は分離して孤立した。
案の定、友達ひとりからはブロックされた。
これからは、お金と時間を自分のことに使いたいから遊べないって伝えた。
依存されていたんだなって思った。悲しいけど、でもそれでいいかな。
彼女がどう思ったのかもわからないし、分かる必要性もないなって思った。
私は「好きにしなよ」って思うけれど、彼女にとってはブロックするほどのことだったんだと思う。
もしかしたら、彼も私がブロックしたことに対して、このように思っていたのかもしれないね。
自立するってこんなにも醒めていることなのか。
どんどん残酷な人になっていく感じがする。
この残酷さのなかに「愛」が通ってる。
それは自分の人生が生きるっていう自分を愛する心。
そのとき、あなたと共には生きていけないと、置いていく人がいる。
でも、置いてきた人を「どうとか」なんて思わない。何も思えない。ただ、前を向くだけ。
醒めた感覚しかない。
私は先に行くね、ただそれだけ。
ここまでくると、もう悲しいとか涙が出るとか、そんな感覚すらない。
あるのは、ここにある現象をただ受け入れているだけ。
離別したときの彼もまた、このような感覚だったんだろうなって思った。
もう戻ることはないんだなって思いました。
私の元に彼は戻らないんだろうし、私もまた友達の元には戻らない。