ツインレイの『恐怖(ランナー)』と『執着(チェイサー)』の感情の段階ステージ
ツインレイの期間のなかで、ランナー&チェイサー期間とも呼ばれているサイレント期間では、ツインレイ自身が抱えている恐怖と執着と向き合わなければならないときに差し掛かっているときです。
さて、このサイレント期間ですが、ツインレイのひとつ前における「ツインフレーム」の段階でも、同じようにツインレイのステージとよくにたステージが形成されています。
ツインフレームのときは『恋』により話が先へ進むため、ツインフレームのふたりは出会ったときから恋人同士のような関係性を構築していきます。ゆえに、ツインフレームでは肉体的な関係性を持つのも早いです。
しかし、ツインレイのときは『愛』により、関係性が構築されていきます。
ツインレイによる愛は、家族愛に近い状態ですので、関係性は遅々として進まない関係性です。
ツインフレームの段階でも、同じように恐怖と執着による問題が発生します。ツインレイの段階でも同じように、恐怖と執着が発生しますが、ツインフレームの段階による恐怖と執着と、ツインレイの段階の恐怖と執着は少々カタチが違います。
ツインフレームの恐怖と執着は『恋』により生じますが、ツインレイの恐怖と執着は『愛』により生じるのです。
ランナーとチェイサーの関係性も、ツインフレームにより形成される場合、関わったりすることを何度か繰り返していきます。出会えば、何度も恋に落ちるような関係性です。
ツインレイによるランナーとチェイサーは、関わることで何度も愛を形成します。しかし、関わることはなかなかありません。
どちらも『ツインレイ』として語られている為、どっちなのか? についてを考えてみる必要性があります。
ランナーとチェイサーが抱えている感情の根源
ツインレイの魂が生まれるまでに経緯があります。
ツインレイの魂が生まれるとき
ツインレイの霊魂が生まれる経緯の図表 1.ツインレイの魂の核 2.神が意識を入れこむ 3.第一感情を得る 4.意識を反転させる 5.第二感情を得る 6.ツインレイの霊魂が完成する
このように、魂が発生するまでの経緯のなかで、それぞれの感情が発生します。
その経緯についてを説明していきます。
私たちは先ず、神のなかに存在していました。ツインレイの相手と自分は『ひとつ』です。
神の中の状態から、魂の核のなかへ差し込まれていきます。上記の通りの図の経緯です。
二つの魂はへその緒で繋がっており、先ずはお互いに『大好き』『大事にする』と思っています。
次に意識が反転します。『大事にする』『大好き』という気持ちがひっくり返ります。
このような経緯を経ている為、ツインレイたちは初期の感情、第二感情という形で感情が重ねられます。
最終的にへその緒が分離され、小さいほうの魂は落ちていきます。このときに『見捨てられ不安』や『恐怖』を覚えます。
大きい方の魂は、神に手をひかれています。小さい魂を抱っこしていたはずなのに、腕が短いので抱っこし続けることが出来なかったことがとてつもないショックを受けます。このときに『執着』が生まれます。
ツインレイのふたりは、この経緯を経て生まれているために、最終的に生じた感情である『恐怖』と『執着』を持って関係性を構築することになります。
魂の感情の段階
母側のツインレイ | 子側のツインレイ | |
---|---|---|
第一感情 | 大好き | 大事にする |
第二感情 | 大事にする | 大好き |
第三分離感情 | 執着 | 恐怖 |
第四分離感情 | 悲しみ | 悲しみ |
第五分離感情 | 怒り | 怒り |
ツインレイの感情とは、第一感情と第二感情にあり、どちらも『ツインレイの純粋な感情』であり、神に与えられた基本的な純粋感情になります。
もっとも人が持つ『人を好きになること』『人を大事にすること』は、神の道にあるということですね。(これが良心である)
次に、執着と恐怖が発生し、これがツインレイの『サイレント期間の課題』となっています。
ツインフレームの課題は、もっと後に生じる『悲しみ』と『怒り』です。
ツインフレームの感情の段階
ツインフレームは先ず、出会いの段階で恋に落ちることにより、次に『怒り』『悲しみ』を経験し、最終的には『執着』と『恐怖』の関係性を構築していきます。
たとえば、ツインフレームの女性はものすごーくツインフレーム男性へ執着してしまい、ツインフレーム男性はツインフレームのそのご様子に恐怖するような関係性です。
そして、サイレント期間では『執着』と『恐怖』の繋がりを持っているので、関わっては『怒り』と『悲しみ』が発生し、ずるずるとやっていきます。
最終的には『怒り』を「大事にする」ことへ切り替え、『悲しみ』を「大好き」という気持ちへ切り替えていくことになります。
ふたりの関係性はここで終わりとなります。
どんなに大好きな人でも、どんなに大事にしたいと思っていても結ばれることはありません。なぜならば、ふたりの関係性の背景には必ず『怒り』と『悲しみ』がちらついてしまためにあるかと思います。
相手を悲しませたくないから離れ、相手を好きだからこそ離れる決断をしていくことになる。この決断をすることにより『両親』に対しての理想像を終わらせ、私たちは『自分が本当に好きな人』を見つけ出すことができるようになります。
この段階では、執着が強く出、恐怖も強く出てきますので、関係性はかなり最悪な状態になるかと思いますが、自分自身が持っている感情は『人を大好き』と思う気持ちと『人を大事にしたい』という思う気持ちを呼び起こすことにより、離別を迎えていきます。
なんで、人を大事に想い、人を大好きだと思う二人が結ばれないのか。
それは好きだから大事にしてもらえないのは辛いので別れ、大事にしたいと思うのに好きになってもらえないから別れるんです。
これがツインフレームのすれ違いであり、また結ばれることがない恋です。どう頑張っても、無理なんです。相手の裏側を引き出す関係性ですので(´・ω・`)
ツインレイの感情の段階
ツインレイは出会いの段階で『大好き』と『大事にする』という感情を思い出します。この段階で『ふたりは運命だ』とすら感じるほどの引き合いを見せていきますが、ツインフレームの関係性ほど熱烈ではなく、穏やかなものかと思います。
ツインフレームの経験から「相手を大事にすること」「相手を好きになること」が昔よりもうまくできるようになっているからですね。
しかし、途中からはやはり『執着』と『恐怖』がやってきますが、この段階もツインフレームの段階で経験済みです。それなりに執着や恐怖を乗り越えることも出来ますが、ツインフレームの経験ではそのまま『離別した』経験しかないので、その後、どのようにすればいいのかがわかりません。
つまり、執着と恐怖が融けた段階で、ふたりの関係性は『終わり』です。
ツインレイのサイレント期間は、執着と恐怖により形成されているのではなく、また『別の問題』でもあるんです。
表面的には執着や恐怖、悲しみや怒りを捨てることができるようになっているふたりですが、根源的に『すべての感情を捨て、大事にすることや大好きな気持ちだけになれているわけではない』という問題が生じます。
いわば、ツインフレームの経験では『恐怖』『執着』『悲しみ』『怒り』を抑制するようなロウアーセルフ(低次の自我)を御することはできるようになっていますが、それそのものが消え去っているわけではないのです。
しかし、ツインレイの前ですべてを抑制しきることができたふたりは『立場が逆転』していきます。
相手の悲しみ、相手の怒り、相手の執着、相手の恐怖を理解する道へ進み、相手の心を理解するような自他を学ぶステージへと進んでいきます。
あのときツインレイの相手はなにを感じていたんだろうか。あのときのツインレイの相手はどうしてそのように言ったんだろうか。
じっさい、私たちはツインレイの相手のことが「マジでなんも共感できない」ような状態なんです。
ツインレイの相手の精神や心の形は、鏡さえ存在しないような空間反転の感覚なので、理解不能の境地にあります。
理解不能の相手の心がよくわからないので、ツインレイたちはよくわからないけど、そういうんだからそうなんだろう・・・みたいな曖昧な理解でしか相手を理解しませんし、自分の死角そのものでもありますから、ツインレイの相手に共感することも出来ない状態なんですね。
ツインレイのことは何でもわかるっていうのは誰が言ったのかわかりませんが、ツインレイは死角です。
マジでなんもわからない存在です。その存在を『愛する』のですから、ツインレイは究極の愛を体現しなければならないんです。
自分の理解の範疇を超えた存在を受け入れ、相手の存在を否定せず、相手の存在を肯定し続けること。これは『異質を愛する』ことでもあるんですね。
ゆえに、サイレント期間では『ツインレイの相手のこと』を学ぶ期間として時間が用意されているのです。
そのためにはツインレイの相手の目線に立って多くの現象が起きることが必要かと思います。その現象そのものが『サイレント期間』に起こり得る為、私たちは自分がツインレイの相手になったような感覚から自他統合を感じていきます。
ツインレイの相手を経験する段階です。
ツインレイがサイレント期間に入るときの感情
ツインレイがサイレント期間に入るときの感情は母側の魂が『嫌われた』と感じ、子側の魂が『大事にしてもらえなかった』という感覚を覚えているが為に離別をしていきます。
ここですれ違いを迎えますが、第二感情だけで過ごしているために、ツインレイたちは第一感情を理解できていない状態です。
ツインフレームが到達する感情が『第二感情』であり、ツインレイが到達する感情が『第一感情』となっています。
ツインフレームが第二感情へ到達したとき、サイレント明けとなり離別していきます。
ツインレイたちも同様、第一感情へ到達したとき、第一サイレント期間が終わり、第二サイレント期間へと突入していくことになります。
この第一感情の段階は『魂がひっくり返る前』の段階です。クルッとツインレイたちは意識が反転しています。ゆえに、魂が反転する前の感情をツインレイたちは思い出すことが出来ていません。
ツインレイの相手の経験をすることにより、第一感情を思い出すことができるようになります。
子側のツインレイ | 母側のツインレイ | |
---|---|---|
第二感情 | 大事にする | 大好き |
第二感情を勝手に解釈 | 大事にされていない | 嫌い |
私たちはツインレイに限らず主観的な生き物ですので、自分の感覚でしか理解することが出来ません。
サイレント期間の開始では母側の魂は『大事にされること=嫌われている』と感じ、子側の魂は『大好きに思われている=大事にされていない』と感じています。
いわば、勝手に解釈し、すれ違うことが起こります。
最終的にツインレイの相手の経験をすることにより、ツインレイの相手の経験を学習し、第一感情を会得していくことで、ツインレイの相手が「本当はどう思っていたのか」を理解することができるということ。
この段階を経ていかなければ、ツインレイはすれ違い続けていきます。
極めて主観的なツインレイだからこそすれ違い続けていくということでもあり、またそれは『必然的に』起きていきます。
サイレント期間に入る前に『確認がはいる』と言われていますが、ツインレイの相手に『大事にされていること』『大好きなこと』を認識します。しかし、それを第二感情しか使いこなせないが為に表現技法がないため、誤解されます。
誤解されると言うよりも『魂が勝手にそう判断する』に近いので、私たちの人間的知覚でツインレイ以外の人だったら誤解するようなことはないと思います。
つまり、ツインレイの相手は「本当は大事に想っているのに、大事にする方法がわからないんだな。」と思いますし、「本当は大好きなのに、大好きな表現をする方法がわからないんだな。」と思います。
そして、ひっくり返っていくのです。ツインレイの相手に自分を大事にする方法がいかなることなのかを知るために、そしてツインレイの相手を大好きになる方法がいかなることなのかを知るためにです。
そしてそれは『自分を大事にすること』『自分を好きになること』と同一であると考えられます。
子側のツインレイ | 母側のツインレイ | |
---|---|---|
第一感情(自分) | 自分を大事にする | 自分を好きになる |
第二感情(相手) | 相手を大好きになる | 相手を大事にする |
従来 | 相手を大事にする | 相手を好きになる |
相手に与えたものはすべて自分に返ってくるというメカニズムです。
相手を大事にした分だけ、自分を大事にするように第一感情が生まれます。同じように相手を好きになった分だけ、自分を好きになるように第一感情が生まれます。
いわばこれが『自分軸』になります。
次に第二感情が生まれ、相手に対してほしがっているものを提供することができるようになります。大好きを受け取り返すことができ、大事にするを受けとり、返すことが出来ます。
子側のツインレイは『自分を大事にする』ことが出来るようになり、今まで持つことが出来なかったプライベート時間を持てるようになるかなと思います。
母側のツインレイは『自分を好きになる』ことができるようになり、自分の好きなことをし始めます。
お互いにかけていたものを、おたがいに提供し合うことでツインレイたちは末永くいっしょにいられるようになっていきます。