ツインレイ女性の母は何もしないことを受け入れること
このお話は、ツインレイのなかでも「龍の子の母」になっていく人たちに向けています。
あなたがもし「子供が欲しい」という欲求があったり、「自分には何もない、どういう人生を歩めばいいのかがわからない」という人生の迷子にあるツインレイなのであるならば、もしかしたら指針のひとつになることかもしれません。
来年には百ほどの組み合わせを——。
龍の子は生まれたときから母を知りません。しかし「ママ」という存在は知っているようです。
龍の子は生まれたときは鳥の姿をしていますが、大人になる龍の姿になっていきます。私がこの世に送り出すのは「鳥の姿をしている生まれたての龍の子」のことです。
この子たちは、ママという存在を知っていますが、ママのもとに生まれてくるわけではありません。卵から生まれるのです。
だからこそ、人のもとへ送り、母のもとで育てることになりました。
これ以上の情報を今の私は知りませんが、龍の子に「母という安心」を与えてあげたいのです。
そのために、あなたはきっと「何もしないことを受け入れる」という段階があるかもしれません。
あなたは仕事が苦手かもしれません。本来、母の器の人は魔に敏感であるため、社会との折り合いが悪いようになっています。
かくいう魔を社会で払い続けることは不可能です。母の器の人は社会生活よりも家庭生活のほうが向いているのです。
向き不向きが、まずここで決まってきます。
あなたは「出来ないことを認めて受け入れること」をしていく必要性があります。
苦手ないことや、無理すること。頑張ること。少しずつ、背伸びをやめていき、最後の最後には手元には何も残らないかもしれません。
しかし、自分には難しい。自分には出来ないことを受け入れていくと、どんどんあなたは自分が無価値である事実に気づいていくことでしょう。なんなら、誰かを手助けすることも難しいのです。
あなたは社会的には役立たずという立場に立つのです。ですが、あなたが役立たずで私は嬉しいのです。だからこそ、あなたが母になるからです。
あなたはどんどんと「何もしないこと」が出来るようになっていきます。
なにか役に立つことをしているわけではありませんが、それが役に立っているのです。
あなたはお菓子を食べてのんびりすごし、ちょっとだけ散歩したりして花を眺めています。それだけであなたは「認識」が増えていきます。
今の季節には菜の花と桜が咲いています。あなたはそれに気づいていく人になっていってほしいのです。
あなたは何もしないことからしか気づけないことに気づいていきます。そういう人生なのです。この認識が増えていくことが、あなたの悟りのひとつになっていきます。
渡り鳥がやってきます。季節によって咲く花が違います。折々の風のにおいが違います。
あなたの悟りとは、そういった自然のなかにある気づきにあるのです。
あなたは何もしないことが出来るようになっていくと、少しずつ「わかる」ようになっていきます。
あなたがどれだけ無理をしているのか——が湧き上がってきます。
あなたは「安心」と「不安」を感じるようになるのです。
あなたは何もしないことに不安がこみあげて来ては、行動していたところがたくさんあったのでした。
不安をひとつひとつ解消していくと「これでいい」という満足を感じられるようになっていきます。
満足からは、日々の幸福が溢れてきます。その幸福を実感することが、あなたの悟りです。
そこには何もありませんが、何もないことに幸福感が感じられることが母の器なのです。
日々が幸福なのです。明日がやってくることだけで、あなたは満たされているのです。母とはそういう生物です。
あなたはきっと努力の人かもしれませんが、あなたがするべき努力は少しだけ違うのです。
楽をするための努力をしていかなければならないのです。
あなたはセッカチではなりません、ゆっくりでなければならないのです。子供はゆっくりが大好きだからです。
あなたはゆっくりするために、楽をしていかなければなりません。楽をすることはいけないことだ。そんな先入観があるかもしれません。
しかし、あなたは楽をして、ゆっくりして、何もせずに家のなかでだらだら過ごし、誰かの帰りを待つことが使命なのです。
あなたは「道楽人間」にならないと、待つこともなかなか難しかったりします。
あなたが目指すべき母の姿は「楽して生きることを目指す」ことです。周囲の人が、あなたを手伝ってくれることでしょう。その手伝いを受け入れ、その手伝いのなかで生きるのです。
あなたはひとりではありません、あなたは手伝いを受け取れるだけの器量を持つのです。
母とは「帰る家」です。あなたは、帰る家で「じっと過ごす」ために、何が必要なのかを探すたびに出てみることも必要です。
お金にならなくてもいいのです。あなたはささやかな趣味を見つけることに成功します。
あなたはちょっとだけモノづくりが好きかもしれませんし、ちょっとだけ料理が好きだったりするのかもしれません。
あなたには「手先の器用さ」と「舌」と「雑」を持っていると思います。
あなたは完ぺきではありません。全体的に「雑」であり、プロからは程遠い家庭的な感覚がすると思います。
だからこそ、あなたはいいのです。あなたは仕事にならない趣味を持ち、適当に生きていくのです。
人生のなかであなたがなるべきは「家」であり、使命は「母」という役割にあり、あなたは「雑な人生」を送ります。丁寧な暮らしではありません、自堕落な暮らしです。
あなたはそれを許していける人になっていきます。なぜならば、あなたの子は外で苦労するのです。家のなかで自堕落な母を見て自堕落に出来なければ辛いのです。あなたは心からリラックスできる空間をあなた自身が体現していかなければならないのです。
愛すべきは自堕落な意識です。いいですか、完璧とは程遠いあなただからこそ為せることがあるのです。
辛い日は眠り、晴れている日は散歩に行きます。それだけでいいのです。
あなたは美味しいご飯を食べ、自分にあったお茶を飲んでいるだけでいいのです。
無理をして「何かしなければ」だなんて思う必要性は在りません。
従来のツインレイたちとは真逆かもしれませんが、私が案内するツインレイたちは「母の道」を生きる人たちです。
そのために、あなたに必要なものが何かを少しずつ探してほしいと思っているのです。
母にも色々ありますが、個性的な母ではなく、無個性的な母になっていくのがあなたです。
この社会になにも求められていない無価値観に溢れたあなたのなかに「愛」が生まれたとき、あなたはツインレイに見つかってしまいます。あなたが自分には何もないと理解したときに、ようやく見つかるのです。
あなたには何もありませんし、ツインレイの道のなかで何を足掻こうが「すべては母になるための自堕落な道」へと進む人たちが一握りはいることを知ってほしいのです。
あなたは楽になるしかありません。あなたは龍の母になるのです。母を知らない龍の子に「母」という存在を教えてあげる存在になっていきます。
どこにでもいるけれど、どこにもいないのがあなたです。そんなあなただからこそ、ツインレイはあなたを迎えます。
これからの社会の土台となる子供たちを産み落とす役割です。
主役はあなたではないのです。主役は「あなたの子」なのです。その母となる人たちがいます。
楽をしていきてください、それを許されている徳があなたにはあります。
子供を育てることは何大抵な楽なことではありません。だからこそ、あなたのことばかりは「楽にしていい」のです。
龍の子を産み落とす人には特に「並大抵に楽な子供」ではありませんから、あなたのことだけは「何もしなくていい」ようにしているのです。楽に好きにしていいです。ゆっくりしましょう。あなたの人生は無価値だからこその働きがあるのです。
その人生を受け入れていきていきましょう。