ランナーはチェイサーで、チェイサーはランナーだったっていう話。
Kindle版
さよなら、ツインレイ
当時はこれでおしまいなんだ・・・。そんな風に思いながら書いた『さよならツインレイ』。結果的にさよならしたのは、神交法の相手であるツインレイの霊体だった件。今更振り返って読んでみると納得がいく一冊だが、当時はよくわかっていなかった。
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自分——恐怖——相手
どちらも、この相関性を持っている。
ランナー
自分のなかにある恐怖<——自分 || 妄想の相手(手放し)
チェイサー
迷子の自分——>怖い未来と向き合う——>相手(見つける)
ランナーとチェイサーのなかに存在しているものが『恐怖』なのかなという話。
ランナーは恐怖から逃げ出し、妄想のツインレイを追いかける。
チェイサーは恐怖のために動けなくなり、ツインレイの相手が誰なのかがわからなくなる。
ランナーが恐怖から逃げ出し最終的にツインレイへ辿りつたとき、妄想的な世界が繰り広げられる。有頂天世界であり、幸福の絶頂のような世界へと突入する。これが逃げに逃げた先である。
仮染めの幸福の世界から一歩外れた場所から見てみると「自分のなかにある恐怖」に気づき、この恐怖と向き合う覚悟を決めることでランナーは『ランナーをやめる』ことになる。私たちは、自分自身から逃げ出し、妄想のツインレイを追いかけていたのである。
自分と向き合う覚悟を決めることは、理想のツインレイを追いかけることを止めることであり、これが『ツインレイの手放し』に繋がっている。
チェイサーが恐怖のために動けなくなっているが、実際は誰がツインレイなのかがわからないのである。どんなツインレイの相手が本当のツインレイの相手なのかがわからない。
チェイサーは未来と向き合う覚悟を決め、行動を起こし始めることになり、これが『ツインレイへ進む道』に繋がっている。このとき、ようやく、本物のツインレイの相手を見つけることが出来、ツインレイの相手へと繋がる道へと進むことができるのだ。
ランナー 自分から逃げている | チェイサー 未来から逃げている | |
---|---|---|
時間 | 過去 | 未来 |
恐怖 | 自分のなかにある恐怖から目を背けている だから未来に進めない | 未来に進むことを恐れている だから自分の中にある恐怖に気づけない |
次 | 妄想のツインレイの手放し | 現実のツインレイへ進む |
私はランナーなのか、チェイサーなのか——なのだが、どっちもありそうだなとは思った。
ただ、ずっと感じていたのは「本当の彼くんがどんな存在なのかがわからない」という体感だった。最近ようやく「彼が誰なのか」がわかった感覚があった。
なので、未来に進むことを恐れていると言うよりも「どれが、彼くんへ進む道なのかがさっぱりわからねえ」みたいな状態のなかで、未来で待っている彼を探し続けている状態だった。世界線をなんども切り替えながら、彼を探しまくっていた。
ホントの彼くんがどこにいるのかがわからないからである。そして、ようやく最近「これだァ!」みたいなものを当て抜いたとき、同時に、私のなかに存在している『恐怖』に気づいた。この恐怖を外すことは未来に進むことであり、行動を起こすことである。
この恐怖を乗り越えることが私がツインレイの彼くんへ進む道なのだ! ってことを体感的に理解している。これは私のなかで感じている『未来への覚悟』である。ちなみに最近、覚悟を決めました。友達にも「そのときは覚悟を決めるよ」って言っていましたが、たしかに覚悟を決めることになった。
つまり、私は「彼を追いかけるにも、どれが彼なのかがわからなくなっている迷子だったチェイサー」である。そして、やっぱり最後には覚悟を決めているが、ランナーはその後「妄想のツインレイの相手の手放し」が起きているが、チェイサーはその後「本当のツインレイの姿」を見つけることができる。
ランナーは「妄想の相手」に気づくし、チェイサーは「本当の相手」に気づく。このとき、自分のなかに存在している恐怖にも同時に気づく。
ランナーは妄想のツインレイの相手を追いかけ続けている(チェイサー)し、チェイサーはツインレイの相手がどこにいるのかがさっぱりわからなくなってしまう状態で、明後日の方向に走りだしてしまうこと(ランナー)を意味しているのではないかと思う。
チェイサーだと思っていたら、ホントはランナーだった。自分から逃げてた。
ランナーだと思っていたら、ホントはチェイサーだった。相手を探して追いかけている迷子。
最終的には、どちらも逃げていた自分(未来)と向き合い、本当のツインレイの相手と再会することになる。
個人的な体感だと、本当はチェイサーの私は、突如「クイズです!」みたいな感じで「こんな彼くんはどうでしょうか?」という問題を出される。で、それに「これは彼くんではありません!」とか「こんな彼くんは認めません!」みたいなクイズにひとつひとつ応えていく必要性がありました。
ここで、問われているのが「倫理観」みたいなものでした。
クイズです! 今、彼くんは結婚をしています。あなたは彼くんと結婚しますか?
いいえ! そんな彼くんは認めません! 結婚には責任をもって最後まで添い遂げましょう!
みたいな感じで答えていきます。振り返ってみると、なかなか面白いけれど、当時は「彼くんが結婚している!?」ってことに手に汗を握るかのような感覚でした。つまり、これが『迷子』であり、選択を求められながら道を進んでいく感じです。
一本道で最後の最後までたどり着くことが出来れば「本物の彼くん」に繋がるんですけれども、途中で間違えたら、本物の彼くんにはたどり着かないし、私の根底にある恐怖には向き合うことが出来ませんし、恐怖に気づきません。
チェイサー。それはずっと「こんな彼くんはどうでしょうか?」というクイズに答え続けていく感じ。
あるとき私のもとに彼くんがやってきました。
「どの世界線のおれにする?」と聞かれました。
私は「質問をしているあなただよ」と答えました。
彼くんは「待ってて! すぐ行く」と言っていなくなりました。
私の幻覚と幻聴のお話です。
それから私にはクイズが繰り広げられていきました。
p.s. 感謝
この理論のお手伝いは本当はランナーだった灯さんがしてくださいました。