彼はきっと私のことを忘れていないです。
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さよなら、ツインレイ
当時はこれでおしまいなんだ・・・。そんな風に思いながら書いた『さよならツインレイ』。結果的にさよならしたのは、神交法の相手であるツインレイの霊体だった件。今更振り返って読んでみると納得がいく一冊だが、当時はよくわかっていなかった。
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決めつけたらいけないと思うのですが、
彼は、きっと私のことを忘れていません。
私が忘れていないように、彼も同じように忘れていません。
同じように私のことを覚えていると思います。
どうしたいのか、何がしたいのか。
正直、さっぱりわかりません。
しかし、彼がどうしても私のことを忘れているとは思えない。
そして、次の恋愛に進めているとも思えない。いまだ、私と同じように「ここ」にい続けている。
理由はわかりませんが、彼のなかで「なとちゃしかいない」と思います。
それは、彼自身が認めなければならないことなのだと思います。
彼自身、プライドが許さないから私に連絡が出来ないのか。
はたまた、私への連絡手段がないのかはわかりません。
彼のなかで『私』という存在は、確信に変わりつつあり、彼自身が私を求めていることを認めていかなければなりません。
これは男性の中の戦いなのかな? と思います。
それは、私が彼を求めなくなったからです。だからこそ、彼は、自身が私を求めていることを認めなければならない。
彼が「自分の本音」を認めるときがきました。
私のなかにあった彼への想いはすべて、彼が抱えていた思いです。
彼は、自分の本音を認め受け入れなければなりません。
私のなかにある彼への愛は、彼が持つ私への心であり、彼が私へ押し付けたものでもありました。
だからこそ、私のなかで彼への愛は執着へと変容し、私は彼へ執着を示します。
今、私のなかで彼への執着がすべて消去されたからこそ、彼は自らの中に存在する心に気づかねばなりません。
私は『愛』でした。彼から『心』を預かりました。そして、その心を返却しました。
彼は、心に気づかねばなりません。
私は今、彼のことが好きなわけではありません。彼が私のことが好きだったのです。
こればっかりが真実であると、私は思います。
その心を認めることが出来ないのが、男の弱さでしょうか。
その弱さを丸ごと愛したのが、私だったのかもしれません。
そして、私のなかに『心』が宿ったのも、弱かった彼のおかげではありませんか。
私はこれでよかったのだと思います。