神からの自立となるツインレイの覚醒段階の説明
ツインレイの方々のなかでも『神』という存在を信じている方が多いかと思いますが、そもそも神とは何か——のところにまで説明が至ることすらなかなか難しく、神を偽る悪魔の存在などにもそそのかされやすくなるのが現状かと思います。
もし、霊的サポートという形で『なにかしらの存在』がついているのであれば、それが悪魔である可能性があることも危惧する必要性があり、もし、その存在が『名前』を名乗るようであれば余計に妖しいと私なんかは睨みます。
そこでは自分の目的と悪魔の目的との合致が存在している為、悪魔に救いを求めた結果、悪魔に心を巣食わせることになります。
この記事では、ポジティブツインレイにより行われている魂を魂の創造主である父から自立していく巣立ちに関するツインレイの霊的覚醒についてを書いています。
ツインレイが神に繋がるとは
神に繋がる、神に関わることを行うのは巫女とも言います。
自分には関係ないと思われやすいですが、ほとんどの人が『神に繋がる権利』をもっています。
元来、神に繋がるためには修行が必要であったりもしましたが、なぜ神に繋がるために修行が必要だったのか。
それは神自身に繋がるまでの『肉体』と『精神』が必要なんですね。
なぜ、神に繋がるまでの肉体と精神が必要なのかといえば、神の領域にまでアクセスするために、その領域でもやっていけるだけの精神と、神が自身のなかに宿るとき、肉体自身がもたなければ意味がありませんので、神が入ることができる衣たる肉体を作り出す必要性があります。
神に繋がるためには『神に至るまでの精神』、神が自身のなかに宿るためには『神の宿ることができる肉体』。
このふたつが『神に繋がること』の条件となってきます。
つまり、神と繋がるには2種類存在しており、
- 自身が神の領域にまで達していくこと
- 神が自身のなかに入り込んでくること
があります。神の領域へ達していくことと、神が自身のなかに入り込んでくることは同一ではありません。
しかし、神の領域へ達していけば、同様に神自身が体のなかに入り込めるだけの衣が出来上がる——ということでもあります。
ここから、神へのアクセス方法は二種類あるとも言えます。
- 自身の精神性を神の領域にまで達すること
- 自身の肉体を神の領域にまで達すること
このふたつのアクションのうち、後者である肉体を神に近づかせることで精神性を高めていくことが従来の修行と呼ばれているものでした。
しかし、ツインレイが求められている『ツインレイの霊的覚醒』と『神へ繋がること』は前者である『自身の精神を神の領域にまで達すること』となります。
ツインレイの霊的覚醒の種類と繋がる先の神
ツインレイは最終的に、ポジティブツインレイであれば『空の国』、日和見主義ツインレイは『四つ国』のほうへ移動することになります。
ネガティブ側については『カラの国』や『夜つ国』という形でネガティブ世界の分断された国々へ送られていくことになります。
ネガティブ側は『本能』『魂』に近くなっていき、ポジティブ側は『精神』に近くなっていきます。それぞれ、肉体による霊的覚醒を迎えるのか、魂的な霊的覚醒を迎えるのか、精神的な霊的覚醒を迎えるのかによって大分違ってきますが、この三つのツインレイの霊的覚醒は似ているところがあるので注意が必要です。
この3つの霊的覚醒のうち、神へ繋がることができるのが『精神の霊的覚醒』であり、本能の霊的覚醒と魂の霊的覚醒では神と繋がっているように見えて悪側の霊的覚醒となっている状態です。
本能の霊的覚醒では魂を犠牲にし、魂の霊的覚醒では肉体を犠牲にさせながら霊的覚醒するので危険な状態なんですね。
ツインレイの霊的覚醒は『精神の霊的覚醒』であり、犠牲の必要がない霊的覚醒をする必要性があります。
ツインレイの霊的覚醒の段階
ツインレイの霊的覚醒は『精神的な成熟性』により霊的覚醒していくことになります。
ツインレイで語られている自己統合が強く影響している状態です。
肉体の3次元、精神の4次元、魂の5次元がすべて繋がることがツインレイの霊的覚醒です。
私はツインレイの霊的覚醒段階を2段階に分けていますが、そちらでは
- 肉体と精神の接続による霊的覚醒
- 精神(肉体含む)と魂の接続による霊的覚醒
という段階分けを行なっています。
さて、ツインレイの仕組みは二段階存在しているという視点はツインレイステージ的な視点であり、もうひとつ『人間的な成長的な視点』による霊的覚醒的な視点を考えることが出来ます。
順序的にはこのようになっています。
- 神を自身のなかに存在していることを自覚すること
- 神からいただいた心を育てていくこと
- 神から自立していくこと
- 神の心を芯に変えること
- ツインレイの霊的覚醒の完成
順番に説明をします。
ツインレイの霊的覚醒段階1 神を自覚すること
ツインレイの霊的覚醒は『神へ繋がること』としていますが、実際、皆々神と繋がっている状態なんですね。
元来、神と繋がっている状態ではありますが、私たちは神と繋がっていることが当たり前であるからこそ、神と繋がっている実感を持つことはありません。
ツインレイの霊的覚醒は先ず手始めに『元来繋がっている神からの自立』だったりします。
私たちは『心』を持っていますが、その心は神からの頂きものです。この心は4次元に存在している『精神』そして『命』です。
時間というタイムラインのうえで私たちは『命』を燃やしながら生き、そして精神を育てていくことをしています。
しかし、その精神そのものである心は神からの頂き物です。
私たちは神から分離して生まれてきた存在ですので、神の一部をもらって生まれてきているも同然です。
神から一部をもらっている時点で、私たちは『神と繋がっている』状態なんですね。
いわば、神と繋がっている状態は当たり前であり、神はいつだって心を通じて私たちに伝え続けていました。
私たちは嫌な思いをしたくありません。しかし、嫌だなと思うこと、嬉しいと思うこと、多くの心は『正しい道』を教えてくれていました。
私たちのなかに存在しているお父ちゃんとなる神は、いつだって心を通じて『こっちのほうが正しい』というサインを与え続けてくれている状態です。
不安な気持ちや、嬉しい気持ち。すべての感情は私たちへ何かしらのサインをくれていました。その心のサインを感じ取り、感情のサインを握りながら生きていくこと。それが『神の道』でした。
いつからか『支配』というエネルギーが介入し、感情を感じなくさせていく力を持っている存在が介入し、自分が良ければそれでよいといった考え方のもと、多くの人が『神からのサインを受け取れなくなっていく』状態へとなっていきました。
支配はお父ちゃん神さんからのサインを受け取ることが出来なくなっていく状態へとしていくエネルギーだったんですね(これがアクの神による宇宙人により行われている実情がある)。
ツインレイの霊的覚醒は、このように『神はいつだって自分のなかに存在していた』ことを理解することから始まります。
自分自身の抱えている感情を武器にする人もいます。
自分の感情を満たす為だったら、人をどのようにしてしまってもいい。
と、自分の心のなかに存在している神を武器に使い、人を攻撃するようなことに使います。
お父ちゃんは心を通じてすべてを感じています。このように感じ取っている心に対してお父ちゃんがどのように感じていたのか・・・・・・。
それがネガティブ寄りのツインレイたちとなっています。
ツインレイの霊的覚醒段階2 神からの自立
神が自身のなかに存在しており、その神が自身の心そのものであり、その心は魂を造る神(私はお父ちゃんって呼んでいる)へと繋がっていた。
その事実が理解できたところで、ツインレイの霊的覚醒は次の段階へ進んでいくことになります。
このとき、神からいただいた心を利用して我が身を肥やした存在はネガティブ側へといき、神からいただいた心を自分の成長のためにつかった存在はポジティブ側へと進んでいくことになります。
このふたつのうち、神からの自立をするのが『ポジティブ側のツインレイ』であり、神から自立をするのではなく、神からもらっている心を理解することが出来なくなっていくのが『ネガティブ側のツインレイ』です。
つまり、神から自立することができない状態以上に、神から心を取り上げられるような現象が起こっていきます。
ツインレイの霊的覚醒は『神と繋がること』ではありますが、先ずはお父ちゃんから魂の自立が必要なんですね。
お父ちゃんと繋がっている心は、それはお父ちゃん神さんが子供に授けたものです。私たちはその心を育てていくことで魂としての成熟を迎えることになりますが、お父ちゃんがくれたものをずーっと使い続けている状態では、ずっとお父ちゃん神さんの子なんですね。
もちろん、お父ちゃん神さんが魂を造ってくれ、そのなかに心を入れてくれたことはもちろん、父として大事なことですが、生涯、父の意見ややり方を鵜呑みにしていれば、それ以上の成長はありません。
これは人間の子育てと同じかと思います。
子供は、親の意見が自分の意見となってしまいがちで、親の感じている心や多くのものを授かることも出来ますが、大人になってもなんでもかんでも親の言うことを聞いたままでは、それは大人か? といえるのかということです。
自分の意見や、自分の感じるがままの心を持ってもいいんですね。しかし、肉体を生んでくれた親は親のままです。
魂も同じことで、お父ちゃん神さんが魂の親であり、心を授けてくれたんです。与えてもらったものが心だったんですね。
そして、大人になったら、もうお父ちゃん神さんから貰った心よりも自分の心を使うようにしなさい——と、いうような状態に切り替わっていきます。
心の成長 | 心の成長2 | 心の成長3 |
---|
それは自分自身の魂の成長をしていくことにより、元来のお父ちゃんから授かった心を『自分の心として取り込んでいく』ことでもあり、お父ちゃん神さんによる心をそのまま使わずとも『どうしてそのような判断をしなくてはならないのか——』ということを本当の意味で知っている状態へとなっていくことです。
反転して、ネガティブ側へ人を攻撃するために、神さんからもらった心を使った場合は、逆に喪失を迎えていきます。
心の成長 | 心の喪失1 | 心の喪失2 |
---|
神さんからもらった心を、人を攻撃し続けていくことにより、心の中がどんどんと『無感情』寄りになっていき、お父ちゃんから貰うことができる心のサインを受け取ることが出来なくなっていきます。
これがツインレイの霊的覚醒とは真逆へ進む道となっている、ネガティブ側のツインレイの霊的覚醒となっていきます。
神の意向からは外れていくことになるんですね。
そして、その心は最終的にすべてを失うことになるために『心による判断』が出来なくなっていきます。
どのようなことが起こるのかというと、
- 悪事を働く
- 人を攻撃しても何も思わない
- 人の失敗を喜ぶ
- 人を唆す
- 人を利用する
というような、心があるからこそできないと思うようなことをするようになります。
そして『人の心を理解することができない』状態へ陥っていくことになりますので、人に批難されることも増えますし、人との関係性も構築することができません。
人の心を決めつけるようなところが増えていきますが、本当のところでは事実ではない——といったような的外れな人と成り果てていくことになります。
ツインレイの霊的覚醒段階3 芯の完成をむかえる
元来の魂 | ポジティブな霊的覚醒(芯) | ネガティブな霊的覚醒 |
---|
元来の魂のなかに存在していたお父ちゃん神さんから授かった心は『善』になるのか『悪』になるのかが霊的覚醒の決め手となっていきます。
ポジティブな霊的覚醒をしていくことになる魂は心そのものの中に『偽悪』を抱え、自分がすべて正しいわけではないという意見を持っています。今までの経験で多くの失敗を繰り返し反省をし続けた結果、『自分が正解ではない』という事実を知っている状態へと成長します。
しかし、ネガティブな霊的覚醒をしていくことになる魂は心そのもののなかに『偽善』を抱えているために、人にとてつもなく親切でありながらも本当の意味では『自分のメリットの為にしか動けない』という心理状態を抱えることになります。
ネガティブ側の霊的覚醒とは、最終的にお父ちゃん神さんの心を丸ごとそのままコピーしたような心を作り出すことでなりました。
表面的にそのように取り繕うような形となっています。しかし本質的には理解をしていないがゆえに偽善的な状態です。
ツインレイの霊的覚醒とは、神さんからもらった心を『どのように自立させていくのか』が決め手となっていくかと思います。
この状態でようやく『自分』の完成です。
自分の完成を迎えることができた状態で、ようやく神さんからの自立が出来るようになります。
つまり、魂を造ってくれたお父ちゃん神さんからの音信は途絶えるようになります。
お父ちゃん神さんが今までずっと守ってくれているという感覚を覚えていた人たちも、自分の完成を迎えた段階で神さんが守ってくれているという感覚を失います。
また、この状態にまで差し掛かる魂の多くは四つ国ではなく、空の国へと到達することが出来ているツインレイたちとなっています。
自分の完成を迎えることによりいわゆる『自分軸の完成』を迎えます。
実際、前述しているツインレイの霊的覚醒ステップ2の段階では『支配エネルギーの影響』を受けやすい状態であり、ネガティブ側のツインレイたちが闇の刺客として降臨してきては、ツインレイの霊的覚醒を阻害するようなところもありました。
が、自分軸の完成を迎えていくためには必要となる闇の刺客です。
このとき、自分軸の完成ができていますので、
- 神さんによる意見は聞かずに自分で道を切り開くことができる
- すべてが自己責任
- 感情・心・精神・肉体におけるすべてが自己責任
というような状態へとなります。いわば、人のせいにしたり、人の意見に流される(彼らは長いものにまかれろ精神が強いために人の意見に流されているようにみえるが、絶対的な芯たる心はブレることがない)ことがなくなります。
もっとも漢字的な視点では、神からいただいたものは『心』でしたが、人が成長する過程で育てたものは『芯』ということになります。
これがツインレイの霊的覚醒なんですね。
神にもらった心 | 芯を育てる | 心を失う |
---|
また、このとき、お父ちゃんと会えると思います。
お父ちゃんは神さんですが神だと思う以前に父だと思いますので、すぐにわかるかと思います。
ツインレイの霊的覚醒段階4 霊的覚醒の完成
これにて、ツインレイの霊的覚醒は完成となります。
ツインレイの霊的覚醒とは『神と繋がること』でもあるのですが『神と対等になること』でもあります。
そのためには魂を造り心をくれたお父ちゃん神さんにおんぶにだっこじゃ、神と対等になることはできません。
自分軸とは『お父ちゃんを超えること』でもあるんですね。
お父ちゃんから貰った魂のなかに存在している心に、草を生やし、蔓や芽により芯を生み出すことがお父ちゃんを超えることです。
最終のツインレイ霊的覚醒は神をやめ、人になること
最終霊的覚醒ステップは『神をやめること』です。
それは自分自身のなかに存在している『偽善』を捨てることでもあります。
偽善とは何かというと、二種類存在しています。
- 本質的な善意の意味を理解せずに行う善行
- 本質的な部分で悪意を持たせたまま行う善行
の二種類です。
前者はポジティブ側のツインレイたち——。もとい、成長している心の段階では『善意の意味の本質を知らないがゆえに上っ面で行なってしまう』こともありますが、失敗を何度も繰り返しながら反省をし、本当の意味での善を導いていくことにあります。
後者はネガティブ側のツインレイであり、本質的な善意の意味も解らないことはもちろんのこと。本当の本音のところでは『エゴイズム的な』ところが存在し、私利私欲のために行う善行為です。
どちらも偽善ですが、ポジティブ側は成長をし、ネガティブ側は成長することがない心の様を表しています。
この段階を突き進んでいくと、ポジティブ側のツインレイたちは『100%の善』を理解することになります。この状態が『神の写し鏡』のような状態となりますので、神と似たりとした状態ともなります。
また、ネガティブ側のツインレイたちも最終的には『100%の偽善』状態となっていきます。
ネガティブ側のツインレイたちは100%の偽善を突き詰めることにより、神の意向に沿うような形となります。つまりネガティブツインレイは『神』になるんですね。(ツインレイ界隈では女神と呼んでいるような気がしますが・・・・。)
ネガティブツインレイの最終的な霊的覚醒は『神になること』です。
ポジティブ側は100%の善にまで行き着くことになり、本質を理解しているがゆえに神を体現することもできるようになりますが、ここでツインレイの霊的覚醒は止まりません。
ポジティブツインレイの最終的な霊的覚醒は『神のあとに人になること』、いわば『神人』です。
ネガティブツインレイは霊的覚醒で神になる
ネガティブツインレイが究極的に行き着いた先は『神の意見を丸ごと表現すること』です。
つまり、表面的にはそのように取り繕うことができるようになったため、そのまま神を表現することが出来ます。
それが『偽善者』です。
ネガティブツインレイはとても親切であり、とてもやさしく振舞うことも出来ます。それが『神と言う理想』ゆえに、そのように偽善的に体現をすることが出来ます。
しかし、その反面、そのような善的ではない存在を攻撃することになります。
自分のなかに存在している『神のルール』をそのまま他者に発信し、その神のルールにそぐわない人たちを罰していくことにもなるので、とても攻撃性が高い人たちとして認識されます。
その神のルールを自分は実行している。そのように思っているようですが、実際はできていないことも度々ありますが、彼らは神ゆえに「自分はすべて正解である」と認識しています。
つまり『神』なんですね。
神は、人に心を与えましたが、その心を自分を律するために使わずに人を攻撃するために使います。もちろん彼らは間違ったことは言っていない。しかし、それで人を攻撃してしまう理由は『心が育っていないから』なんですね。
人を攻撃することが「人と向き合うこと」になっているんですね。
自分の心を育てるためにお父ちゃん神さんは、私たちへ心を授けたわけですが、他人の上っ面的な偽善を育てるようにしているのが『ネガティブ側』なんですね。
本質的な存在は『悪』ですので、闇の刺客の多くが表面的には偽善者ですが存在は悪です。
これが『ネガティブ側の霊的覚醒』です。『神』となり、神のルールを盲目的な信仰をする形となっているがゆえに攻撃性を持つこととなっています。(それが洗脳か、偽善か、悪かはわかりません)
ポジティブツインレイの霊的覚醒は神をやめて人になる
ポジティブ側のツインレイたちは、最終的に『人の責任をとること』が出来るようになっていきます。
自分の責任はもちろんのこと。相手が抱いた感情でさえも自分が影響していることを理解し、その感情の責任を負います。ほかにも自分の失敗ではない内容も背負うことによる『偽悪者』となっていきます。
ネガティブ側のツインレイは責任を負うことから逃げていくことになりますが、ポジティブ側のツインレイは責任を負うことから逃げずに自身が責任を負うことが出来、逃げることはありません。
この状態を『ポジティブ側の神』として捉えることが出来ます。
ネガティブ側では『神のルールを盲目的に人に押し付けること』により神となっていきますが、ポジティブ側では『人の責任さえも負うこと』により神へとなっていきます。
ポジティブ側の霊的覚醒では、神へとなるべく人の責任を負い、人の問題を多く処理していくことでもあり、ネガティブ側の存在からすれば『いいカモ』でもありました。
それは自身の逃げ出している問題をポジティブ側に処理させるというような形で、ネガティブ側は問題から逃げ続けている状態だったんですね。
最終的に、闇の刺客によって『偽善』というテーマと向き合い、悪を見つけることになります。その段階でポジティブツインレイたちは徐々に人へと転じていくことになります。
理由は『偽善者』の多くが問題をポジティブ側にすべてを押し付けていることが赤裸々となり、裏側に潜む悪を見つけることにもなる為です。
ポジティブ側の存在は『人の責任を負ってたら、人がどんどんダメになる』ことを理解するんですね。
いわば、私たちは『神にはなれない人間の世界に住んでいる人である』ということを理解することが、「身の程を弁えること」と知ることにもなります。
神の真似事はやめていくこと。そして人が人らしく生きていくことが『人としての完成である』ということに気づいていくことになります。
ツインレイの最終的な霊的覚醒は『人は人であるべきである』ことを明確に理解し、自分自身が『人になる』という意識になっていくことが悟りとなります。
ネガティブ側のツインレイたちは『神になりたい』と思っていますが、ポジティブ側のツインレイたちは『人になりたい』と思っています。
これにより、ツインレイたちは『人としての完成』を迎えていきます。
これを『神人』と呼び、ツインレイの霊的覚醒とします。
霊的覚醒の人になる段階で神からの自立をする
人になる段階でツインレイは神からの自立をします。
神からの自立は『神に依存しない個を明確的に得る』ことです。いわば、神のルールにも縛られず、世界のルールにも縛られることのない存在へとなっていくことです。
このとき『神と対等になる存在』にもなりますが、そのとき私たちは神ではなく、人として神と対等に立つことになります。
神と人による上下意識を持っているネガティブツインレイは『神になる』ように進んでいきますが、人であっても十分神と対等になれる存在だと言い切れるのが『ツインレイの霊的覚醒』なんですね。
それは『自分は個の存在である』という認識からです。
しかし、神と人でいえば、神のほうが目上で凄い存在(見上げるべき存在である)と思っているネガティブ側の人たちは、自分自身が神のような存在になりたいと思ってしまうんですね。
神の概念の違いが生じている
ツインレイの霊的覚醒は神になると思っていた方々も多いのではないかと思います。
実は最終的に一回神やってみて(やらなくてもいいかとは思うが)、その後に人に移行していくことになるのがツインレイの霊的覚醒です。
そもそも人が神になるとかかなりおこがましい話かと思いますが、それがまかり通ってしまうのがこの世でもあるかと思います。理由は『おまえは神だ』と言われたら気分がいいからです。そうやって唆されるんですね。これを魔が差すといいます。
神の段階で『神は嫌だ、人になりたい』と思った側がポジティブ側で『神、いい気分』と思った側がネガティブ側です。
理由は神をやると言う概念が違う故にあります。
ポジティブ側は神をやることを
- 責任を負う量が増える(自分のみならず他人を背負うこと)
- 仕事量が増える
- 忙しくなってしまう
と、捉えているかと思います。
ネガティブ側は神をやることを
- 人に尊敬される
- 人にちやほやしてもらえる
- 自分が楽をすることができる
- 自分の思い通りにコトがすすむ
という風に捉えています。
かなり『神』という概念そのものに対しての意識が違います。
神をやる話の段階で『嫌悪感』『拒否』がでた時点で合格であり、『ウキウキ気分』になった時点でツインレイ霊的覚醒に関する試験では不合格ラインです。
理由は嫌悪感は事実を理解しているからであり、ウキウキ気分は事態を理解していないから——です。
そういえば、役職を与えるにあたり、役職をやってみないかと声をかけたときに、「自分にはまだ早い」と答える部下に役職を与えるべきだというものを読んだことがあります。
同じことかと思います。
身の丈が見えているとき、それこそが『成長している状態』であり、自分が何が出来ていないのかが分かっている。自分にはできないと断る。
身の丈が見えていないからこそ、自分のできていない場所がわからない。わからないから引き受けてしまう——ということです。
精神レベルの霊的覚醒と魂レベルの霊的覚醒の違い
人は皆、心のなかに神を宿しています。
ツインレイの霊的覚醒では『神をやめていくこと』であり、神からの自立をしていくことになります。
しかし、ネガティブ側の霊的覚醒では『神になること』がツインレイの霊的覚醒ともなっています。
ここでツインレイの霊的覚醒では『神をやめることになった』人たちが、ツインレイの霊的覚醒をし、神になっていくわけですが、では神は神なのでしょうか。
多くの人が神だと思っている存在は、ただの自分のなかに掲げている理想という幻想なのだと思います。
その幻想や理想を『神』としているだけで、それは本当に『お父ちゃんなのか?』というと、どうにもしっくりきません。
自分自身の心のなかでどれだけ神に報いることが出来たのか——ということでハートの絵を描きましたが、自分の思う神という体現をし続けることになるのがネガティブ側のツインレイであり、自分のなかで神という理想を消失させることになるのがポジティブ側のツインレイだとも思います。
いわば、理想と現実の一致です。自己における理想と現実のギャップがなくなったとき、ツインレイは霊的覚醒するのではないかとも思います。
この理想と現実の一致を魂レベルで起こすことがポジティブツインレイの霊的覚醒であり、理想と現実の一致を精神レベルで行うことが日和見主義ツインレイの行う霊的覚醒ではないでしょうか。
ネガティブツインレイは理想と現実によるギャップが100%に振り切り、分離してしまうことにより『肉体のみ霊的覚醒』と『魂のみ霊的覚醒』を引き起こすのではないかと考えられます。
ここから二段階に分けられるツインレイの霊的覚醒が『精神による霊的覚醒段階』なのか『魂による霊的覚醒段階』なのかの二分が理解され、偽ツインレイの段階での霊的覚醒は精神による霊的覚醒であり、ツインレイの段階での霊的覚醒は魂による霊的覚醒であると考えることが出来ます。
※ わかりにくいのですが、ネガティブ側の魂の霊的覚醒と、ポジティブ側の霊的覚醒段階は酷似しています。
ツインレイの霊的覚醒を目指している方へ
私がこの記事で語っている、精神の霊的覚醒・魂の霊的覚醒段階は、裏側に『自己統合』が関係しています。
ツインレイの霊的覚醒をするには、先ず『ツインレイの自己統合』を済ませていく必要性があるんですね。
しかし、実際、ネガティブ側に後退してしまうこともしばしばあります。理由は、自分を客観的にみることができていないことが原因のひとつにもあがるかと思います。
『理想』と『現実』のふたつがギャップをフルに振り切ったとき、それはネガティブツインレイとなっていきます。
ネガティブツインレイは『分離の象徴』なんですね。しかも、ネガティブ的な分離です。
先ずは、ツインレイたちは『自分のなかに或る理想像』と『客観的に見た理想像』のギャップを理解していく必要性があり、そのギャップに差をうみださなくなったとき、自分のなかで『神に繋がっていく道』としてツインレイの霊的覚醒が起こっていくことになります。
この理想と現実のギャップは、自己統合を阻害させている可能性があります。(だからツインレイの霊的覚醒へ至ることがでいないでいるんですね。)
わかりやすいように、ツインレイで例えてみるとします。
- ツインレイの相手に理想を押し付けてしまった
- ツインレイの相手の現実を知り幻滅した
- ツインレイの相手が自分の思ってたとおりの王子様じゃなかった
というような自分の想いの理想と、ツインレイの相手が理想とのギャップとしてかけ離れているとき、ツインレイの霊的覚醒は難しくなっていきます。
それにツインレイの相手は逆に『理想ではない現実的な自分に見合う存在』ですので、金髪碧眼の姿をしてイングランドの領土を持っているわけではないんですね。ましてや、自分の都合の良い存在でもないです。
ですが、ツインレイっていう言葉自体が夢物語を語るようにある背景から、
- ツインレイならば、王子様であるべき
- ツインレイならば、フェミニストであるべき
- ツインレイならば、自分の思う通りの存在であるべき
という自分の理想を『ツインレイ』という言葉に載せて、ツインレイの相手を攻撃してしまうようなことが起きてしまう可能性があるんですね。
ツインレイに出会うまでに至っている人たちですから、心のなかで自分に対して物凄い幻滅を感じているのではないでしょうか。
だって、ツインレイのことが大好きで愛しているっていう気持ちがあるのに、自分のなかに存在している『理想』という悪魔が自分をツインレイに対しての幻滅を生み出してくるんですから。
さて、問題となっているのは、自分のなかに存在している『理想』なんですね。
なんで理想が存在しているのでしょうか。その理想はどこからやってきたのでしょうか。
- 自分に対して嫌いな部分がある
- 人に対して自分で満たされない部分を補ってほしいと思う気持ちがある
『自分に対しての嫌悪感』が理想の姿としてビジョンを生み出していきます。
さて、どうして、あなたは自分を嫌いになってしまったのでしょうか。
それは多くの理由があるかと思います。
- コンプレックスがある
- 親に否定されてばかりいた
- いじめられたことがある
- 前世で本当に嫌なことがあってカルマとなっている
というような何かしらの原因があるんですね。しかし、本当にそれは『嫌悪を感じるべきものなのか?』と考えてみると、実際は他人から押し付けられたイメージを自分で満たすことが出来なかったっていう自己嫌悪なんですね。
いわば、理想と現実のギャップの大元は『他人に押し付けられたイメージ』と『自分』の差なんです。
この他人に押し付けられたイメージを持っていることが、他人に支配されている状態となります。
他人の言葉に支配され、他人の評価に支配され続けた結果、自己におけるイメージが最悪になってしまったということなんです。
これがツインレイの霊的覚醒をネックにさせている可能性があります。
だけど、実際、どのように他人からの押し付けられたイメージを払拭すればいいのかわからないですよね。
やり方としては二通りあるかと思います。
- 客観性を持って他人のイメージと自分についてを観察しまくる
- 他者に決めつけられたイメージの支配を抜く
前者はやる気と気合いで頑張れますが、実際のところは気質によって苦手な方もいらっしゃる。(魂のお父ちゃんが客観性ではなく受容性を重要視している人の場合、客観性よりも受け入れることに特化しているため苦手な魂もいらっしゃいます。)
世明けのツインレイで提供しているツインレイカウンセリングでは、他者に決めつけられたイメージとなる根源になった感情と向き合うことをお手伝いさせていただきます。
支配に対しての怒り・悲しみなどが支配を自身のなかに縛り付けてしまっている可能性があるんですね。
ゆえに、他者に決めつけられたイメージを抜いていくためには、支配を自身のなかに留めている根源である感情と向き合い、その感情を解消していくことにより、支配を自身の中から抜いていってしまおうってことです。
- 理想と現実のギャップが激しくて自分に幻滅するときがある
- なんだか自分のことが好きになれない
- 自己愛っていうけど、愛せないでいる
こんな問題は、基本的に理想と現実のギャップにより生まれている可能性があります。