人生のステージが変わる経緯や流れのスピリチュアルまとめ
私が認識している限りの大きな人生のステージの切り替わり時期は二度ほどありました。
今度が三つ目の人生の大きなステージになるかなという感じです。(きっと、小さいステージもありますが、大まかに私はこんな感じ。)
- 自分を成立させる(自己愛)
- 自分よりも他者を優先させる(他者愛)
- 新しいステージ 自分と他者の両方を共存させる
今回の新しいステージは『共存』をテーマにしています。
2つ目の人生のステージは、自分よりも他者を優先させる他者愛の世界を自分も他者も同じように扱われている共存世界へ組み替えていくために最後の最後に多くの問題が押し寄せてきては、色々な学習をすることになりました。
それは人生のステージが切り替わるときに起こる出来事だったと思います。
- 人生のステージが行き着くところまで行き着いて結論が出る
- 結論にたいしての問題発起
- 従来の人生のステージの問題の破壊
- 新しい人生の創造
- 新しい人生の問題が残っている為、揺り戻し
- 従来の人生への感謝
- 新しい人生へ
私のこの人生のステージが変わる経緯についてを説明していきます。
人生のステージが変わるとは
私たちの精神って常に自分の環境を創り出しています。なんとなく、自分の精神の体現がすべて自分の世界を生み出している感覚がある人もいるんじゃないかと思います。
これが人生のステージが変わるということに繋がっている。
それは精神構造の組み換えということ。
文明とかもそうなんですけど、行き着くところにまで行き着くと文明は壊れてしまう。私たちの精神も同じように精神がひとつの完成を迎えたとき破壊を迎え、次に再び再生をしていきます。
いわば、文明も破壊された後にふたたび新しい文明が生まれるように、精神も同じように破壊の次に新しい精神構造が生まれていきます。
この破壊からの創造の繋がりが人生のステージが変わるということ。
タロットカードでいえば、世界のカード。
タロットカードの最後のカードが世界のカードなので、世界は完成でもあり、次の世界へ進むという意味もあります。
人生のステージが変わるときとは、世界のカードそのもの。新しい世界である精神・人生を構成するために、前回のいらない部分や再構築する部分を破壊し、もう一度構築しなおすようにしたりもします。
そして、破壊する部分は経験として存在しているため、次はアップデートしたような状態で新しい人生の構成をすることになります。
これが人生のステージが変わることなので、多くの変化とは破壊であり、創造でもあるんですよね。
そして、人生の大幅変更を行うことになるが『人生の大きな転換期』ともいえる。
精神構造を大幅に変更して前回よりも寄りより精神構造に組み替えていこうとしている状態です。
私の場合、他者愛という自己愛を放棄したような愛の形成を、次のステージでは共存という愛の循環の世界へ組み替えていくために、大幅な精神構造の変更がありました。
この大幅な精神構造の変更は、新しい人生の世界の創造につながっているので、次の人生のステージを構築する基盤となっていきます。
大工事となったので、私は2年ほどの時間をかけて新しい人生のステージを構築することになりました。
人生のステージと器の大きさ
人生のステージが変わるとき、私たちは器の大きさを出来るところにまで大きく広げているような状態です。
善悪二元論のうち、善です。善が器を大きくするように進めている道です。そして悪が本心なんですね。
私たちは行き着くところにまで行き着くとき、器が広くなっている状態です。すると、その器の量の分だけ本心が生まれ、その本心を器のなかへすっぽりと入れていく。
この作業を人生のステージの最終段階で行っていき、新しいステージを構築していく基盤としていきます。
私たちは器を大きくすればするほど、自分の本心の願いを叶えていくことが出来る(新しいステージでは自分の本心を叶えることができる)ようになります。それの度量の大きさだったりもします。
人生のステージが変わる人とは
人生のステージが変わる人の多くが、とりあえずこういう風に生きてみよう。これが最良だ。
そんな風に自分の意思を持って生きてきた結果、最終的な結論がでてしまった結果内容を受け取った方々が多いのではないでしょうか。
意思があればあるほど、人生のステージを明確に認識するように思います。
人生のステージが行き着くところにまで行き着き、自分が思っていた結果とまるで違えば(自分が思っていた結果を認識するためには意思が必要という子と)、私たちは再び自分の思っている結果を得るために必要なアップデート版の人生を構築していくことになります。
人生のステージを認識することが明確に出来れば出来るほど創造性を発揮し、自分がどのような人生を歩みたいのか、そのためにどのような精神構造を構築することが正解なのかを知る必要性があるように思います。
人生のステージが変わる経緯とは
人生のステージが変わることは、自分の精神構造が変わること。いわば、人生のステージが変わる前に必要なことがあります。
それが前兆となります。
人生のステージが変わるためには自分の精神構造を変更しなければならないために、自分の精神構造の変更点をあぶりだしていく必要性があります。
今までのやり方では失敗してしまった部分を明確に浮き彫りにさせ、その部分を変更していくために、問題が勃発しまくります。
人生のステージが変わる前兆とは、自分の精神構造、もとい新しい人生構造を構築しなおすための破壊状態です。
私たちの精神構造は、
- 自分
- 環境(他者など、自分以外のこと)
大まかに、このふたつに分類して考えてみることが出来ます。
自分自身の精神は環境へ影響しています。環境を変更すれば、自分の精神を変更していると同じことでもあります。
私たちはダイレクトに自分の精神構造をどのように変えていくのかがよくわかっていません。まずは自分が嫌だと思っている内容がわんさやかってくることによって、
と意識で認識することで、環境を変えたり、自分の考え方を変えていくような方向へ向かいます。
これが人生のステージが変わる前兆に繋がっている。
- 人生のステージが行き着くところにまで行き着く
- 人生のステージのなかにある問題点の浮き彫り・・・人生のステージが変わる前兆
- 問題点の解消(破壊)
- 問題をアップロードさせて発展させる(創造)
- 新しい人生のステージへ
人生のなかにある(自分の精神のなかにある)問題点の浮き彫りが起きる状態が、人生のステージが変わる前兆となっています。
もちろん、次に問題点の解消による破壊、発展による創造も人生のステージの変わる前兆ですが、一番最初には先ず、何が問題なのか——を明確化させるところから始まります。
人生のステージの変わる経緯 3ステップ
人生のステージが変わるとき、ここまで人は明確に認識していないこともありますが、ほとんどの人が同じようなことを精神領域で行っています。
これは自分のなかが自己分離状態になることを意味しています。行き着くところとは善悪二元論への分離状態です。
この二元論へ行き着くことにより、二極のうち、ひとつの極に自分が分離することになる為、もう片方の一極を内包する必要性があります。
従来の人生のステージを見直すために問題点がピックアップされていくため、多くの困難がやってくることになります。
善悪二元論に縛られている場合、自分が悪だと思っていた存在がやってきますので、トコトン嫌な思いをすることになるかもしれませんね。
困難により、従来の考え方、やり方を見直しするために、従来の自分の考え方やり方を破壊していく必要がある為、他者の考え方やり方を取り入れていく必要性があります。
それは自分を破壊していくことになります。
最終的に、従来の自分と新しい自分を統合させていくために、新しいアップデートした自分が生まれます。
新しい精神構造を前回の経験を踏まえて創造し、新しい自分となった状態で人生のステージが構築されたなかで、新しい世界を進んでいくことになります。
では、この人生のステージが切り替わる経緯をもう少し分かりやすく説明していきます。
経緯1 従来の人生のステージの問題点の浮き彫り
手始めに、従来の人生のステージの問題点を浮き彫りにさせていくことになりますが、このとき、善悪二元論に縛られた思想が明確に環境に現れていきます。
自分が善となる。そして環境が悪となる。このとき、環境は潜在意識で自分は自意識というような状態になっているため、抑圧して認識することが無かった潜在意識の問題がどんどん浮き彫りになってきます。
もっとも、私たちが潜在意識の想いを受け取ったり、うまく折り合いをつけたりする意識を育てることが出来ていれば、また違ったのではないかと思いますが、私たちはそんなによくできた霊性を持った魂ではないので、このように人生を繰り返し創造しなおしながら、アップデートしていくことになるんですね。
この潜在意識の問題が環境にダイレクトに現れると、
- 自分とは真逆の存在がやってくる
- 悪人がやってくる(嫌悪する存在)
というように、自分の精神構造における二極化したうちの『悪』の部分がやってきます。自分自身が善として行き着くところにまで行き着いているので、真逆の存在がやってくるんですね。
そして、自分とは相いれることのない悪の存在を目の前にして、フルボッコに破壊される状態になる。
ここで、
- 精神的に参ってしまう事態に陥る
という状態になるのが人生のステージの前兆その1とも言えるわけです。
そもそも、環境とは潜在意識そのもの。潜在意識と、自分の自意識の認識が真逆になってしまう状態になってしまったことが問題なんですよね。そうしたら、潜在意識って本音でもあるんですよ。
私たちは真逆の存在から『本当はどうしたいのか』の本音を受け取るような状態でもあるんですね。
そして、その本音を受け取るだけの度量というのが今の自分、いわば善としての自分です。
二極化というのは『器』と『本心』なんですね。
私たちは潜在意識の本心とは真逆の方向性へ進めば進むほど、器が大きくなって、その器のなかへすっぽりと本心を収めることができるようになる。
だけど、その本心を受け取ることがなかなか出来ないでいるのが私たち。本心を受け取れないでいると、精神的に参ってしまう事態に陥るわけです。だけど、これもひとつの好転反応程度でいいのかもしれません。
今までとは真逆のものを受け入れろって言われても、すんなりハイソーデスカ。なんて出来るわけがない。いわば、精神的に内包していくからこそ、精神が参っていくっていうような状態に陥る。
自分のなかに大きな葛藤が生まれるからこそ、その葛藤が精神的にダメージを受けてしまうわけですね。
経緯2 従来の人生のステージの破壊
精神的なダメージを受け続けていくことが、実際、自分の従来のステージの破壊につながっています。
とか、大きな葛藤を迎えながら、自分の人生を振り返ったり、自分をダメ出ししたりしながら、自分の精神を破壊していきます。
このとき、私たちは、
- 大幅な断捨離・大掃除
- 人間関係を変える
- 転職を考える
- 眠くなる
と、自分の精神のみならず、自分の環境を自ら破壊していくようなところもあります。
自分の部屋にあるものを大幅に断捨離を始め、大掃除をしてすっきりしようとしたり、人間関係をもすっきりさせようとしていく。
私たちは、従来の人生は間違っていた、違った。その結果により得たものは先ずは捨ててしまおう! と無自覚に認識するようで、自ら断捨離を始めては環境に変化を求め始めます。
これが『前兆その2』です。
精神そのものが従来の人生のステージを構築していた状態の精神構造は違っていた、間違っていたと認識し始めるので、間違いはすべて破壊させていくことになります。
- 精神的に絶望感を味わう
精神的に絶望感を味わい尽くすのも、このときかなと思います。一気にドッとやってくるこの絶望感を持って私たちは、多くの従来の構築による失敗を捨てていくことになります。
もしかしたら、捨てなくていいものまで捨てるかもしれません。
それはモノも、人間関係も——です。
しかし、人生のステージを再構築するにあたって、従来の世界にいた存在を新しい世界へ迎え入れるために一度は切り捨てる必要性がある場合、私たちは一度切り捨てていくことも必要です。
本当に必要なものや無自覚にずっとそばにあるものは絶対的に捨てません。そこにあるのが当たり前のものを捨てることはありません。
例えば、時計。時計が必要と不必要の二元論にあるとき、時計は捨てられ、再び得るというような着地を見せるかもしれませんが、時計があることが当たり前の時、私たちは捨てるとすら意識にさえ思えないみたいです。
経緯3 従来の人生のステージの変化
私自身は、共存を求めていたために『共存思想』を練っていました。ずっとです。ずーっと共存するためにいかに精神構造を構築するのかを練り続け、そのためには循環が必要だという結論を持って、循環思想をも練っています。
これは、破壊と同時に行っています。破壊するものを破壊したとき、それから同時に創造します。私は他者愛思想を破壊し、次に共存思想を創造していました。
このように、破壊したら次にどのような精神構造にするのかを構築していくことになります。
新しい人生のステージの創造では、多くが変化を認識するようになるために、
- 新しい考え方を取り入れ、古い考え方をアップデートする
- 考え方がふらふらする
- 感情もふらふらする
というように、新しいものを取り入れ、アップデートした自分になっていきます。
アップデートしていく段階で、思想や感情があっちにいったりこっちにいったりしてとりとめのないような状態にもなり、一貫性もなくなるかもしれませんが、徐々に一貫性が持てるようになるまで私たちはふらふらしていきます。
今まで本心を手に取ることが無かったのもあって、本心を手に取るたびにふらふらとしてしまいますが、そのうち、慣れてきます。
これが自分なんだと受け入れることができるようになるまで古い自分と新しい自分を行き来しながら安定部分を探していきます。
新しい人生のステージが始まる経緯 3ステップ
経緯4 新しい人生のステージへ入る前の『揺り戻し』
ここで人生のステージが完了! と思いたいのですが、ここでいくつか考え直さねばならないことや取り戻さなければならないものが戻ってくる等のタイミングがやってきます。
これが『揺り戻し』でもあります。
新しいステージの創造のタイミングで、私たちは確かに創造をしているわけなんですけど、潜在意識が納得していない。なんなら潜在意識が再び過去の問題を引き寄せてきては再び嫌な出来事が勃発することが起こります。
この状態になることが新しい人生のステージに入る前の「ちょっと待った!」です。
これについてもう一回考え直して練り直してみよ! という提案が潜在意識に存在しているとき、私たちは再びその問題と向き合わなければならなかったりします。
本当はどうしたいのかという本心をしっかりと受け取ることができるまで、何度だって揺り戻しをすることになります。
というのは、今まで器を構成するために善悪二元論のうちの善へ向かっているので、器が完成している分だけ本心が存在しているはずなんですね。それが悪です。その悪という本心を受け取る器が成立できている分だけ本心を受け取らなきゃいけない。
すべての本心を自分で受け取り切ることができるまで、私たちは揺り戻しが起きては受け取るんです。
経緯5 従来の人生のステージが終わるサイン『感謝』
人生のステージの前兆の中盤で破壊が起こるとき、私たちは断捨離をしたり、人と離れたりしては孤独となります。
- 孤独
- なにもない
- やることもない
なんだかとても寂しい感覚に陥る状態のとき、次に揺り戻しがやってきます。
しかし、最終的に揺り戻しもなくなったとき、孤独感やなにもやることがないとかヒマだなとか。そういう感覚はありません。
- 新しいことをやってみよう
- 新しいものを買いに行こう
実は揺り戻しがない状態にまで自分の本心を全て受け取ることが出来たとき、私たちは新しいものや新しい環境に目が向かいます。
そんなとき、胸がいっぱいにもなるんです。今までの環境に対しての理解や何を学んだのか。私たちは多くの人に守られていたんだーとか。なんとなく、今までのステージの人たちに対しての感謝が溢れてきます。
この感覚がやってきてようやく『古いステージの終わり』です。
自分の潜在意識のなかに本心がすっかりなくなってしまうと、そのなかから取り出せるものは『感謝』なんですよね。一番下の最後の最後のところに存在している本心は感謝。
その感謝を受け取った瞬間、私たちは古いステージとのお別れをしていくことになります。
同時にこれは新しいステージが完成しているサインでもあるんですよね。
経緯6 新しい人生が始まるサイン『戻ってくる』
古いステージとのお別れと同時に新しいステージも出来上がっており、私たちの関心は強く『新しいもの』に向かっています。
- 買い物に良く出かける
- 新しいものを取り入れようとする
- 出かける頻度が増える
- 旅行にでかける・遠出が増える
私たちの興味は新しい人生へ向かっているために、従来のやり方ではない、新しいやり方を実行していくことになりますので、生き方そのものががらりと変わってしまっているかもしれませんが、従来の自分よりもずっとしっくりくるようになっています。
こんなふうに新しい人生へ目が向かっているとき、色々なものが戻ってくるようになります。
今まで『捨てる』『破壊』に意識がいき、そして『創造』をしていたために従来からの持っていたものに対して目を向けることがありませんでした。
捨てなかったもの、破壊しなかったもの、想像しなかったもの。この三つが揃っているものが私たちの人生の軸でもあります。
そこにあり続けているので捨てることも破壊することも創造することも、まったく考えることすらなかったものに目が向くようにもなります。
そして、破壊のタイミングで多くの断捨離を行ったとき、人も断捨離したように思います。
もしかしたら、自ら迎えに行くようにして誘いをかけるようなこともあるかもしれませんが、向こうから連絡をくれるようなこともあります。
必要な人や新しい世界で繋がっていたい人は、必ず新しい形をとって繋がりなおします。そしてそれは前回よりも良い縁となって戻ってくる。
新しい自分となって新しい縁を結びなおすために、私たちは一度離れ、破壊し、結びなおす必要性があったのです。