地獄の切り離し、二極化世界の切り離しの話。
ちょうど、そろそろ地獄がしっかりと切り離されていくみたいなので、その件について。
まず「地獄って何——」ってことなんだ。
地獄では「奪い、奪われる」「呪い、呪われる」「憎み、憎まれる」という負の循環を起こしている世界、前世の因縁が解消できていない世界。
地獄の概念を持って生きている人たちは「ごめんなさい」が言えないこと、ほかにも「誰かが悪い」と人へ責任転嫁していく。けっきょくのところ、自分で自分の罪を背負うことができない人がこの地獄の概念のなかに棲んでいる。
そんな風にして生きている人たちは、背後に幽霊を背負っている。そして憎しみが深くなり、恨み辛みが大きくなるにつれて背後に連れている幽霊はおばけの領域を超えて禍神のような姿へ変貌を遂げていく。
これが「地獄の概念」にある。その心にすまう鬼をなんとか処理しきれなかった人たちもいるし、その心にすまう悪をなんとか処理できなくて、地獄に留まる人もたくさんいる。
そして、この地球そのものが地獄の概念のもとにある。
私たちはずっと地獄に棲んでいるのだけれども、地獄の世界でも生きていける人たちもいる。苦しみがなく、地獄の世界そのものが住めば都のように人を恨みながら生きていくことが普通のような人たち。
私の感覚だと「マウント強め」の人たち。このような人たちは、地獄の概念に縛られていく。
これは前世の縁に縛られていく人たち。前世の縁とは因縁であって、因縁は徐々に解消していくことができるはずなのに、因縁を解消することが出来ずに、再び悪縁を巡らせている人たちがいる。
この悪縁を恨み辛みではなく、最後には縁を浄化して切っていく人たちもいる。そういった「前世の縁」が消えていき、新しく「来世の縁」を掴んでいく人たちもいる。
今回の二極化世界による分離は、私たちの世界にある「前世の縁」と「来世の縁」による分離を伝えているよ。
今回の空間は「前世の縁により繋がっている人たち」は、地獄に結び付けられている。
「来世の縁により繋がっている人たち」は、新しい空間に結び付けられている。
ふたつの空間たちは接触がなかなか難しくなるけれども、ひとつの地球に重なるように空間が存在しているよ。
ゆえに「別に地獄と切り離したからといって地獄がそこにはない」というわけではない。地獄はそこにあるけれども、地獄の概念との接触を望まなければ関わらないで済むという空間の分離が起きているのである。
新しい空間の人たちは自ずと来世の縁を掴んでいくし、地獄の空間の人たちは前世の縁を掴んでいく。
そして、地獄の空間の人たちの後ろには「冥界の恨みの幽霊」が存在し、新しい空間の人たちの後ろには「守護霊さんたち」がいるようになる。
そもそもこの空間をふたつに分けている理由は、人間が背中に何を背負っているのか——で分離しているところもある。
この冥界の恨みの幽霊も、守護霊さんたちも、どちらも人間が背負うことができる存在だし、いつだって地獄から新しい空間にもくることができる理由は、自分のなかにある恨みや憎しみ、冥界のエネルギーとシンクロニティ―を起こさないようにするように気を付けるだけでいい。
自分は悪くないという意識が地獄には凄く強いよ。自分は悪くないから「誰かが悪い」と、誰かを悪に仕立て上げることで自分を善としてきた存在たちが多いよ。誰かを陥れて、自分だけが良い思いをしようと思っている人たちは地獄とシンクロニティーを起こすよ。前世の因縁とまだ切れていないから恨みがいっぱいなんだ。
だけど、新しい空間に存在する霊的世界も、地獄の空間に存在する霊的世界もひとつに繋がっているよ。
この霊的空間ではひとつの概念があるよ。でも、特にそれぞれの霊が干渉しあうことができない感じだけれども、ひとつの空間としての概念が残っている。
で、この空間がふたつを「ひとつ」に結び付けている。
3次元が切り離されると言われているけれど、3次元は切り離しちゃだめだよ。死ぬじゃん、人類全滅だよ。
空間を複製して、その空間のなかで「概念的分離」を起こしている。そして、それを地球に複数に渡って縫い付けている。これが空間の思想。
で、地獄の空間についてだが、最終的にどのように処理するのか——だが、最終的には消滅する。
残さないよ。理由は一個、使わない空間がそこにあっても邪魔だけだから、空間はシュッて点(0次元)にまで落として消滅させることになる。手できゅっと空間を握るようなイメージ。
そのなかに「何か」が残っていたとしても、くるべきときがきたら消える。だけどそれはずいぶんまた先の話のタイムラインの話。
今一度、地獄の空間と新しい空間を二つにしているけれど、ふたたびひとつの空間として杭を打つことになる。
とはいえども、そのときには空間は2種に明確に別れているよ。ひとつの空間として杭を打っているってことは、2種の分類がすんだってこと。