負担
Kindle版
さよなら、ツインレイ
当時はこれでおしまいなんだ・・・。そんな風に思いながら書いた『さよならツインレイ』。結果的にさよならしたのは、神交法の相手であるツインレイの霊体だった件。今更振り返って読んでみると納得がいく一冊だが、当時はよくわかっていなかった。
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友達の地雷を踏んだらしく、怒られ。その際、友達止めると言われた。
翌日に友達から連絡がきて「誤解してた」と言われ、泣いて謝られた。
とりま、許したわけなんだが・・・・・・・。
残ったものとして『負担』がある。
彼くんといっしょにいるとき、私も、彼に激昂したことがあるし。地雷を踏まれたんだよなと思う。
他にも、彼くんとの最後の別れの際に「彼は私のことが嫌いなんだ」という理解もあったから、離れた記憶もある。
彼くんにされたことは回避依存のそのままの態度で、正直、こちらは傷つけられるなかで彼に合わせ続けていたところがあって、彼くんと離れた瞬間にフッと負担が解消された。それこそ、肩の荷が下りるかのように負担から解放されたのだ。
だけれど、彼もまた、私といっしょにいることで負担だったのかなァと思った。
そういう経緯があるから、私は自分を棚に上げて「許さない」だなんてことは出来ない。
負担、負担かァ・・・・・・。
彼のこと。私は当時、負担を感じていたんだなァ・・・・・・・。
サイレント前に、同じように私がどこかで地雷を踏んだらしく、激昂した人がいた。その人はそのまま縁を切っていなくなった。
当時は「なとりが悪」となっていたんだが、今は善悪の統合をしているからかな。
なとりが悪であることから、回避されつつあるのかもしれない。
私は悪意を持って何かをしていることはほぼないんだが、それでも、人はトラウマがあると、人のなかに悪を見つけることがある。それが「悪ではなければならない」のかなと思うし、だけれど、その悪は自分の中に或るものだと思う。
そして、私は彼に無視されたときに激昂したような気がするんだ。
過去に姉に散々無視られ続けてきた私にとっては、無視られることはホントにトラウマだったんだと思う。無視ることで姉は私を支配してきてたのもあると思う。
辛かったな・・・・・・・と、当時を振り返って思い出しているとこ。
そして、負担だったなァ・・・・・・、と。
彼は私への態度は、嫌いな人にする態度そのものだった。
無視したり、拒絶したりとかしながら、ゴリゴリと私の精神を削っていった。
そして、最終的に私が彼に引導を渡したとき「嫌いな人といっしょにいることは苦痛だろうから」っていう理由もあった。
結局、彼がとっている態度を私は肯定したのである。そこにある態度の意味を色々と回避依存とかで解説することはできるんだが、彼が『回避依存』であることを認めることは、私が彼のそばを離れることだったと思う。
彼がもし私のことが好きで回避依存だったのだとしても、私と一緒にいることが苦痛なのであれば、どんなに好きであろうが離れるべきだと思った。
それは、私ができる最大のことだったと思う。
無理して一緒にいるべきではない。そこまでして一緒にいて苦しむんだったら、それは違う気がする。
これが回避しまくる彼への「回避への肯定」である。
ただ、それを彼がどのように捉えたのかは、また別の話だろうなと思ったよ。
負担を押し付けてくる嫌いな人がひとり消えたのかもしれないし、愛してくれている人がひとり消えたのかもしれないし。
どう捉えたのかは知らないし、もう昔話のこと。
そして虚しいなと思った。
ずっと負担だったんだな。
回避する彼を愛することも負担だった。
彼も負担だったのかもしれないし。
答えはもうわからないね。
つまり、自分だけが辛いわけじゃない。だけれど、自分ばっかりが辛いと思い込む。
負担を背負うことが愛だと思っていた。
それは愛ではない。しかし、それが愛だったこともある。