ツインレイの結婚と誓いの言葉

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さよなら、ツインレイ Kindle版
さよなら、ツインレイ

当時はこれでおしまいなんだ・・・。そんな風に思いながら書いた『さよならツインレイ』。結果的にさよならしたのは、神交法の相手であるツインレイの霊体だった件。今更振り返って読んでみると納得がいく一冊だが、当時はよくわかっていなかった。

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自分のなかに神がいました。

自分のなかに神はいますが、外には神がいません。

だからこそ、私たちは自分に誓います。

その誓いとは『覚悟』のことを意味していました。

私たちは、ひとつひとつ覚悟を決めているとき、いつだって自分のなかにいる神に誓っていました。

結婚する覚悟を出会ったときに決めました。もし、どのようなことになったとしても離婚しない覚悟です。

浮気されても別れないこと、三億の借金を抱えても別れないこと。

それが私ができる覚悟でした。

ですが、これだけの覚悟ではいけませんでした。

私は身も心も結婚せよと、神に言われていたような気がします。

身や現実的な人生を捧げる覚悟と、心や精神的な人生を捧げる覚悟の両方を決めるように——と。

私は、現実的な覚悟を決めることは出来ましたが、精神的な覚悟を決めることは出来ていませんでした。

長い、長い、結婚式の誓いの言葉が詰まり続けていたような気がします。

私は、これから先も心のなかにい続けるのは彼であることを誓うことになりました。

その誓いを決めるのには、私にとって、独身のままであったとしても彼のことが好きであり続けている自分を認めることでした。

つまり、生涯で伴侶はただひとりなのだ——と心に棲まう神に誓うことが求められていました。

 

私は、長い結婚式をしていたのだと思います。

それは現実的にも、精神的にも、覚悟を決めることでした。この覚悟は心の神に誓うことでした。

そして、対面は覚悟を決め終わった最後にやってきます。

私たちは互いを知ることもなく、出会います。私たちは覚悟だけをして出会いを迎えていきます。

この出会いは、神により祝福され定められた結婚です。

理解し合い、分かり合い、結婚を決めるのではありません。

私たちは、理解し合うことも、分かり合うこともなく、ただ、相手の存在だけを知り、その存在と結婚することを求めらています。

相手がどのような存在であろうとも、私たちは結婚していきます。あとから振り返って後悔することなど許されません。

ただ、覚悟を決めるだけのことですが、それがなかなか決まりません。なぜならば、相手を知らないからです。

しかし、相手を知らないからこそ、決めることができる覚悟がありました。

それこそ揺るぎない愛の誓いとなりました。

 

だから、私はずっと「結婚式の誓いの言葉」だけを求められていたような気がします。

私は誓いの言葉のなかに覚悟を決めていきました。その覚悟のなかに嘘偽り曇りないことを誓います。

誓いの言葉が終わり、ベールがあげられるときまで、私たちは、お互いの素顔すら知る必要性はありません。

そのときまでの私たちは、いろんな思いを巡らせることになりますが何も見えていなかったことに気づきます。

 

 

 

私は彼と他人に戻ります。

手をもう放しても大丈夫だからです。

そして、私は神に願います、誓いのままを願います。