私が望んだもの

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さよなら、ツインレイ Kindle版
さよなら、ツインレイ

当時はこれでおしまいなんだ・・・。そんな風に思いながら書いた『さよならツインレイ』。結果的にさよならしたのは、神交法の相手であるツインレイの霊体だった件。今更振り返って読んでみると納得がいく一冊だが、当時はよくわかっていなかった。

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最初、手を離しちゃダメだよって夢で言われた。

でも、私は手を離してしまったのだ。

私は彼を望んだわけではなく、私は彼だと思いこんでいるシャドウを望んでしまったのだ。

私は、あのとき、私が思う彼を望んでいた。

でもそれは彼ではなかった。

私が思う彼は、サイレント中に出会うことになった。

私が思う彼と彼は別の存在であり、私は未だに彼をしらないのである。

 

思い込み。

私が彼だと思い込んだものが、すべてサイレント中に差し出された。

違った。

もっと別の存在だった。彼は全く別の存在だったのだ。

彼という存在を私のなかにあるデータで決めつけていたんだろう。

たぶん、もっと別の存在だったんだろうな。

でも、もう終わったことだよな。

 

なんだか虚無ってる。

じゃあ、彼は何を思い、何を考えていたんだろう。

彼は何も言わなかったし、わからない。

ただ、わかっていることがあるとしたならば、同じ気持ちだったんじゃないかな。

根っこの部分となる『願い』は同じ。

ただ、願いをどのように叶えたらいいのかが、不器用な人たちは下手だったりするし、信じ合えないことも問題だったりして、すれ違う。

思い込みもそうだし。

根っこの部分の願いが何かは分からないけれど、きっと、同じ気持ちだった。

それだけは確かだと思ってる。

 

そして、サイレントでは、私が彼だと思ったものを提供されていた。

でも、私は彼を言い当てることが出来なかったから、私と彼は再会ができていない。

私と彼が一致する願いがわかればいいんだけど。

 

(´-`).。oO(

私はすべての人の孤独を癒すことは出来ないけれど、たったひとりだけの孤独を埋めてあげることができる。そのたったひとりに出会いたい。

今度は私の孤独を埋めてくれる人に出会いたい。