報告│一の意識が成立する、私は私だけで幸福が成立すること。

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ツインレイステージまとめ

私のステージが進むごとに更新していくステージをひとつの記事にして販売しています。


さよなら、ツインレイ Kindle版
さよなら、ツインレイ

当時はこれでおしまいなんだ・・・。そんな風に思いながら書いた『さよならツインレイ』。結果的にさよならしたのは、神交法の相手であるツインレイの霊体だった件。今更振り返って読んでみると納得がいく一冊だが、当時はよくわかっていなかった。

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1/21から22日にかけて一の意識が成立する。

頭痛が酷く、頭を抱える。痛み止めを飲み、なんとなくお粥をこさえ食べたが、なんとも味気ない。塩を入れ忘れていた。

テレビにアニメがうつってるけど、頭痛でよくわからない。

痛み止めが効き始めた頃合に『一』の意識が芽生えた。

ひとりだなと感じた。孤独感ではない。

ただ、私はこの空間のなか、ひとりきりであるという認識が生まれた。

ここに彼それのみならず、誰もいない。

ここに私はひとりだった。

ひとりであることがネガティブにも捉えられず、ただ私は『今、ここにひとりである自覚』が芽生えたのである。

どうやら私はひとつになったようだ。

真夜中のチキンラーメンのような、冬の夜に光るコンビニの前で飲む暖かい缶コーヒーみたいな。そんな感じ。

ひとりなんだ。世の中に置いてけぼりにされているような、真夜中に初めてひとりで家を抜け出した夜みたいな。

たったひとりの私だけしかいない。誰も私を知らない、誰も私に気づかない。誰も彼もどこにもいない。

みんな眠っている世界で私だけが起きている。

世界の中心が私で、世界のすべてが私と混じりあっては分離してぐるぐるしている。

私しかいない世界――そんな世界を初めて経験した。究極の孤立感。

怖くはなかった、湧き上がってきたのは幸福だった。

 

そして思うんだ。

今、ここに彼がいない。

きっと彼がここにいたら、もっともっと幸福なんだろうとも思った。

そうか、私は彼が『ここ』にいてさえくれば、ただそれだけで幸福なのだ。

彼に何かを求めていたわけでもない。

もし、私が彼に望むことがあったのだとしたならば、それは彼が彼らしく彼のままでここにいてくれることなのだと思う。

彼は少なからずよく出来た人間では無い。だが、それでよかった。

本来ならば、怒り、不安、孤独を悪として排除するものだが、私は彼の怒り、不安、孤独を――。多くの人が忌む感情たちを彼を通して愛おしいと思っていた。

怒りにまかせ、不安に押しつぶされ、孤独にさいなまれる。

感情に振り回され生きている彼が好きだったんだなァ。何しててもかわいい。

彼が怒ってても、彼がここにいてさえくれば、わたしは丸ごとすべてを愛するんだろうな。

彼がここにいてくれることが、私にとっての幸福だったような気がする。

感情のまま、生きて欲しかったんだ。感情のまま、ここにいて欲しかった。

 

だけど、私は今ひとりだ。

EVEを飲んで、味気ないお粥を食べながらアニメを見つつ、しっぽりしながらひとりを実感してる。

幸福だなって心から湧き上がってくる。お粥は美味しくなかったけれど、それでもよかった。

ひとりでも私は幸福だ。誰もいない無風空間でも私はやっていける。

だけど、君がいれば。君がいれば、私はもっと満たされるんだろう。

 

一の意識とは、自分だけで幸福が湧き上がってくること。

一は完全にある。私は私だけで満たされている。

だけど君がいれば、幸福の振動数を増やし何倍にも満たされる。

純粋な好きの気持ちは、いっしょにいるだけで幸福っていう気持ちなんだなァ。これが恋ってやつか。

なるほどね。とても主観的でよろしい。

だから今、君だけがいない。私は今ここにいる、幸福を携えて。

 

今更ながらの話だが。

愛していたんだな、私は。知ってたけど知らなかった。

 

夜の世界を完成させたんだなァ。