回避というテーマと、共同幻想と、私は彼を幻想から解放したいってこと。

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さよなら、ツインレイ Kindle版
さよなら、ツインレイ

当時はこれでおしまいなんだ・・・。そんな風に思いながら書いた『さよならツインレイ』。結果的にさよならしたのは、神交法の相手であるツインレイの霊体だった件。今更振り返って読んでみると納得がいく一冊だが、当時はよくわかっていなかった。

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今までレイキで彼をレイキすることができませんでした。

これが私のひとつの回避でした。

彼のなかに私がいるのであれば、その私に対して何か悩んでいるのであれば、それは私の問題です。

だからこそ、これは私の問題であるからこそ、彼の私のことでの悩みをレイキしなければなりませんでした。

私は、彼にレイキをしてチャネリングをすることができませんでした。

彼のなかにいる私のことを『私の問題』として認識することが出来なかったのもありますが、怖くて向き合えませんでした。

彼にレイキする前に、お腹が痛くてたまりませんでした。

そして、彼が私に向き合えなくて、彼のなかにいる私を拒絶していました。

今は、ようやく彼のなかにいる私へレイキをすることができるようになってきました。

私は彼のなかにいる私への悩みから逃げていました。

彼は、彼のなかにいる私のことで悩むことから逃げていました。

これを回避だと私は思います。

 

人は回避しているとき、幻想のなかに留まります。

私は彼の幻想に気づいていました。彼もまた私の幻想に気づいていました。

ふたりは幻想がまるで違いました。共に同じ幻想のなかにハマることができませんでした。

だからこそ、私は彼と同じ意見の部分があれば、それが事実であり、現実だと思うことが出来ます。

彼は納豆が嫌いです。私は納豆を多食していました。ふたりは別の幻想の中にいます。

彼はキムチを多食していましたが、私はキムチが食べれません。ふたりは別の幻想の中にいます。

私たちのなかにはトラウマという心の傷から幻想を生み出しますが、彼と私は、同じ幻想のなかに入ることが出来ません。

ふたりは、別々の幻想の中にいるからこそ、いつだってお互いを現実に引き戻すことが出来ました。

ふたりでいれば、無敵でした。ふたりでいれば、いつだって現実に居られました。

だけれど、私たちの足並みがそろった日がありました。

ふたりの関係性が壊れ始めたときでした。

その日から、私たちは別々の幻想世界のなかからお互いをみるようになることだけに専念しました。

私たちの会話は少なくなり、私たちが本音を語らなくなったのはいつからだったのでしょうか。

ふたりで共に過ごすことが出来れば、きっと今も私たちはお互いの幻想を壊し合っていたと思います。

しかし、ふたりは共に過ごすこともかないませんでした。

 

私は今、誰かの幻想のなかに入り込むことから解き放たれました。

彼と繋がったからです。現実の彼と繋がったからです。

私の幻想が外れていきます。誰かと共に入り込んでしまう共同幻想を抜け出し、私は現実に存在している彼を認識します。

 

私は先ずは私の幻想を外しました。

次に、私は彼の幻想を外します。

私は、現実に今向き合っています。だからこそ、私は彼の幻想を自覚できる。

私は、彼とレイキする際、彼なのか、私なのかわからなくなります。

少なからずチャネリングしている際に、私は人と自分の意識のなか、私の自意識を手放すわけではありません。

ただ、私はあなたに合わせていくことができる。それは、私が「合わせている」という作業があるから。

でも、彼をレイキすると、彼なのか私なのかがわからなくなります。

これがとてつもなく怖い。彼の思考なのか、私の思考なのかがわかりません。

チャネリングの際、必ず、私の思考はそこにありません。

だけれど、私の思考がそこにある。だから、これは「私なんじゃないか」って思ってしまう。

疑ってしまう。

あなたの気配が私なんじゃないかって思う。

でも、これは彼だ。これは彼なのだと、ようやく彼と私をレイキのなかで分離することが出来ました。

近くて遠い。あなたはとても近くて遠い人になった。

それは船の道じゃない。それは極楽じゃない。それは男女の仲でもない。

あなたは私と心の距離がとても近く、そして遠い。この遠近を言葉にすることがなかなか難しい。

なぜならば、あなたは私ではないのに、私といつだって同じことを考えてる。

だから、近くて、なのにとても遠くなれた。

 

私は私で、あなたはあなたになれた。

私たちは、共同幻想にハマらない。お互いを現実に引き戻すからだ。

そして、今度の現実は『超現実』で出会おうって約束をした君と出会いたい。

私たちの心のまま、私たちが作りたい現実のまま。私たちが生きたいように生きている自由な世界で、私たちがもう一度で会えるのであれば、理想の世界で出会いたい。

 

私がしたことは、彼の思考と私の思考がシンクロしているからこそ、同じだと思ってしまう相手の存在を「別のもの」として認識する作業。

シンクロしている存在が『同じ』なのではない。別のものがふたつ揃い、そこでシンクロニティーを起こしている。

私たちは「同じだね」と笑い合うことはあっても、同じであることが当たり前ではない。

レイキの世界での分離をはかりました。それは精神世界での認識をバラバラにすること。

あなたは私ではない。私ではないと、精神世界で分離する必要性があった。

それは、あなたが私と同じことばっかり考えてるから、私と同じ気配がするから、わかんなくなっちゃうんだ・・・・・・。

これは私なんじゃないかって思っちゃう。私がふたりいる気がしてしまう。

あなたの思考がそのまま、私の思考になると、とてつもない怖いものが溢れてくる。うわぁあぁあってなってしまう・・・・・・。反転するからだとは思うけれど・・・・・・。

でも、あなたは私じゃないってようやく認識することができた。

 

だから私はようやく彼の幻想を外すことができる。

彼が抜け出せなくなってしまった殻から彼を開放し、彼を自由にする。

私は彼を幻想から解放し、自由にしたい。

そして、現実で再び出会いたい。

今度は、幻想に呑まれることなく、お互いがお互いの現実を持って、人生の擦り合わせをしたい。

今度は「考えていることは同じだから大丈夫」だなんて過信することもなく。

それでも、考えていることは同じだからと信頼することができるような、そんなふたりになっていきたい。

自由になりたい。そして、解放したい。

彼は私という幻想の檻のなかにいる。だから、彼を解き放つ鍵を持っているのは私だけ。