信頼を無から生み出したんだな、と。

| Ⓒ なとり

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さよなら、ツインレイ Kindle版
さよなら、ツインレイ

当時はこれでおしまいなんだ・・・。そんな風に思いながら書いた『さよならツインレイ』。結果的にさよならしたのは、神交法の相手であるツインレイの霊体だった件。今更振り返って読んでみると納得がいく一冊だが、当時はよくわかっていなかった。

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信頼関係を家族と結ぶことができませんでした。

なので、世界がすべて信頼とは隔絶された世界になりました。

でも、それでも信じたかったから、信頼を自分の中に生み出したのだと思いました。

信じられる自分になること。

信じてもらえる自分になること。

信頼が私の中に出来上がったんだと思います。

でも、信頼がない私も、ずっと私の中にいました。

これが私の妄想の病巣のようなものでした。

ないものをうみだすことは、無の自分と有の自分がふたり出来上がることのようです。

そして、信頼を持てない私も、私ならば信じられる。

 

信頼は私が作った。

信じられないけれど、信じてきた私がいる。

無理してたと思う。

生むって苦しいんだ。

信頼がないのに、やらなきゃいけない。

信じられないのに、信じる。

それは自分の人生を捨てることでもあった。

信じられない人を信じ続けていくこと。

もしかしたら、信じて地獄を見るかもしれない。

それでも信じる。

そういう人生だったなと思いました。

代わりに、私の不信で誰かを傷つけることもなかったなと思いました。

信じられなくて、人を殴ることもなかったな、と。