フロイトの自己統合
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自己統合の過去記事を分断しています。
自己統合をフロイトで捉えると、このような図となります。
フロイト | スーパーエゴ | イド | エゴ |
---|---|---|---|
超優等生 | 原始的な欲求 | イドとスーパーエゴの中間 | |
意識 | 無意識 | 意識・無意識の中間 | |
良心的な心・しつけや教育によって形成 | 生きるうえで欠かせない欲求・衝動・性的衝動といった原始的欲求 | ||
イドが前面にでないように抑圧している | 前面に出ると人間の社会生活は混乱する | ||
自己統合視点 | 分離・社会(他者) | 分離・自己 | 自己統合 |
ツインレイの自己統合とは、
- スーパーエゴによる超優等生で道徳的に物事を捉えている自分
- イドによる原始的な欲求や自分の持つ感情がバラバラになってしまっている状態だから
- エゴを発達させて自己のなかにあるふたつのパワーバランスを保つ視点を持とう
っていう話です。
スーパーエゴに偏っても問題がありますし、イドに偏っても問題が生じ、精神を病みやすくなります。
自分自身のエゴを発達させて、自己のなかにある『他者(により望まれている自分)』と『自分』のバランスをとっていく必要性があります。
『他者(により望まれている自分)』と『自分』をどちらも意識下に置くことが重要です。
自分自身のなかにある欲求や感情、また衝動などを自覚し続け、自分自身が他者により望まれている自分を演じていることを自覚し続けていくことです。
自覚し続けていくことにより『認識』ができるようになっていきます。
時に人は、自分を認識するとき、他者により自分の感情が発生している等、他者に依存した先に自分を見つけることになります。
つまり『怒っている自分』ではなく『誰かに怒らされた自分』となっている状態です。
自分は怒っているという視点にのみ着眼することにより、他者に怒らされている自分という、他者により操作されている自分ではなく、自らが自らにより怒っているという視点を得ることになります。
自己のなかで起こっている出来事はすべて自己の判断が決断していく状態を作っています。これを自分軸と言います。