報告｜私の目が開いた。
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Kindle版
さよなら、ツインレイ
当時はこれでおしまいなんだ･･･。そんな風に思いながら書いた『さよならツインレイ』。結果的にさよならしたのは、神交法の相手であるツインレイの霊体だった件。今更振り返って読んでみると納得がいく一冊だが、当時はよくわかっていなかった。
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もし、好きな人の心にほかの誰かが棲まうなら、さっさと悪い女になって誰かに渡してしまいなさい。
それがサイレント開始したときの私の姿。
彼がほかに好きな人がいるだなんて告白をされたこともないけれど、なんとなくそういうものはわかる。
そのまま分離したけれど、ま、終わりよければすべてよし。
現実は酷なものだよ。どんなに好きな人だって心に棲んでいる女性に叶うことはない。
そのすべてを丸ごと愛したなら、もう悪い女になるしかないじゃないの。
私の決断はどこかで間違えたかな？ ん？
私の問題は、彼に悪い女だったと思われたくなかったこと。
そして、彼にほかに心のなかに誰かがいるだなんて認めたくなかった。
だから戻ってこなくていいし、それが当初の私の望み。だから今の状況は私の望み通り。
いいぜ、今も悪女でいい。ゴミみたいな女だと思ってくれていい。
好きな人の為なら私は悪女にだってなってやるさ。
みえていたのに、みないように目を伏せたものがあるんだよ。
かっこ悪い人生なんてまっぴら御免。
潔く生きていきたいじゃない。
ただちょっと自分の器に見合わないほどに身切りすぎたわ。爆
このときの決断を私は間違えているとは今でも思えないし、思わないよ。
後世に残せるほどの功績を遺した気分だよ。
正真正銘の偽悪者が私だよ。
キリストがどのように生まれたのか。
種もなく生まれるはずもねえよ。そういうことだよ。
性交渉をもみ消しただけ。マリアに処女喪失の恥の意識から隠されたんじゃないの。
キリストが持つ意識は、そもそも原罪の『恥』にあると思うぞ。
キリストは原罪があることを恥じ、原罪に向き合うことがなかった。
認めたくなかった。親が認めてねえんだから、認められねえのよ。
子は親を愛している。だからこそ認めたらいけない。
だから、周囲に多くの人が『罪がある』としなければなかった。そのために、彼は自ら死んだ。
彼は偽犠牲者なんじゃないの。本当はただの支配者。多くの人に罪の意識を根付かせた。
これによって自分は神として成立する。親の望み通りよ。
おかげさまで人類すっからかんで、何も考えなくなったわ。
神なんぞ生んでたまるか、あまったれんな。
元々は何にあるのか。
おせっせだよ、おせっせを恥じる意識だよ。これが原罪だよ。
子供が生まれることを恥だと思う意識だよ。
可哀想に、キリストは最後まで童貞を貫くことになったじゃないか。
で？ 聖母がなんだって。
キリストの意識への到達ですっけ。
ああ、おせっせした事実が恥ずかしくて処女だと偽証されて生まれた子の原罪意識への到達ですね、わかります。
ここまでくると、本当にこの茶番をどうしたらいいのかがわからなくなるんだよ。
夢の世界にもどりたいよ。わたしもせいぼをしんじたいし、きりすとをしんじてたかったよ。
これをね「うんざり」っていうらしいぜ。