ツインレイの『エロトマニア型』と『統合失調型』による妄想の克服

2024年8月16日

| Ⓒ なとり

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ツインレイステージまとめ

私のステージが進むごとに更新していくステージをひとつの記事にして販売しています。


さよなら、ツインレイ Kindle版
さよなら、ツインレイ

当時はこれでおしまいなんだ・・・。そんな風に思いながら書いた『さよならツインレイ』。結果的にさよならしたのは、神交法の相手であるツインレイの霊体だった件。今更振り返って読んでみると納得がいく一冊だが、当時はよくわかっていなかった。

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私が認識している限りのツインレイのなかにある妄想として『エロトマニア型』と『統合失調型』として2種あげたいと思います。

ツインレイだと思う——ということは、そこに妄想症みたいなものが必ず関わってきます。これがサイレント期間です。この妄想症をいかに終わらせていくのか——も、ツインレイの課題の一つだと感じています。

また、ツインレイではなく、クレランボー症候群(エロトマニア)の方や統合失調の方も『ツインレイである』と捉えている可能性があり、これはツインレイとは別物であると考えるべきである。

つまり、ツインレイがサイレント期間中に妄想症を発症するのと、そもそも妄想症(または統合失調症)の方がツインレイだと主張するのとが混同されてしまっているのが今のツインレイの界隈だと感じます。

また、ツインレイがサイレント期間中に妄想症から脱却できなくなる事態にもなっています。

ツインレイは『魂に双子』等の『魂』という概念の元にあり、魂に触れることは病理に触れることとよく似ています。しかし、ツインレイたちの多くが道徳性や現実性を放棄してスピリチュアルに没頭するわけではありません。

ツインレイとは病理に触れてしまうことを恐れ、また自身のなかにある病質に対して理解する過程を経る必要性がありますが、元々妄想症や統合失調症ではないということです。

 

少し前に「妄想障害が一番に治らない」という話を聞いたことがあります。理由は「自分の世界(妄想)を正解だととらえている」からだそうです。妄想を妄想だととらえることができないから、妄想障害なのだそうな。

つまり、妄想を妄想と捉えることができる人は、克服していくことが出来ます。しかし、妄想を妄想として捉えることができない人たちは、ツインレイという枠組みのなかに納まり続けるのかもしれません。

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ツインレイのエロトマニア型

エロトマニアとは、恋愛妄想って意味です。クレランボー症候群とも呼ばれていますね。

私なりの解釈ですみませんが、書いていきますね。

恋愛妄想とは、そのまま「相手は自分を愛していると妄想すること」です。ツインレイにありがちだと思います。

ツインレイの相手は自分を愛している。ツインレイの相手は自分のことが好きなんだ——と自分勝手に妄想することです。

よくありますね。

ツインレイの相手に「好きだと言われたわけではない」「愛していると言われたわけでもない」し、なんなら芸能人とか。個人的に接触したこともない相手がツインレイだと思うとき、エロトマニア型だと判断します。

また、このエロトマニア型の人たちは少しだけの接触やただ少しだけ挨拶をしただけのことも「自分は愛されている」と大きな誤解を起こすことにもなりえます。

出会ったとたんに「この人にものすごく愛されている!」と感じたりするのも、エロトマニア的とも言えますね。

どのようなパターンを踏むのかはわかりませんが、事実無根である相手から愛を理由もなく確信しているのがエロトマニア型です。

ツインレイの相手に恋焦がれちゃっている状態とも言えますが、これがもっとこじれている理由があります。

自分が相手を好きなんだってことを認めることが出来ていないとき、相手は自分を好きなんだと妄想します。自己投影ですね。

自分が相手を好きであるがゆえに、自己投影をツインレイへ行うことで相手は自分を好きなんだと妄想し「ツインレイの相手に愛されている」と思い込みを続けることがあります。

つまり、相手が自分を愛していると確信がないのに確信がある——という状態を持って「愛されている」と感じます。

そして、その愛を拒絶することにより、ツインレイとの関係性を維持しようとするのも面白いなとは思いました。

ツインレイに愛されている、しかし私はその愛を拒絶している。これがツインレイの恋愛妄想にありがちな展開なようで、何度か見かけました。根っこには『相手を好きだと認めることができないでいる自分』がいます。

自分の本心から目を背けている状態ですね。

認めることが出来るようになると、投影が終わります。

エロトマニア型『理想との自己解離』

ツインレイを理想と現実によるギャップを埋めるための道具として利用してしまうとき、相手を社会的地位を持っている相手をツインレイとして認識し「自分は愛されている」と感じ、それを「拒絶する」ことで完了します。または「受け入れる」ことでも完了します。(相手の気持ちを否定、また肯定しますが事実ではありません。)

自分が相手を好きなんだ——という事実を認め、相手は自分のことを認識していない、何とも思っていない。その事実を受け入れることが次のステップに進む手段ではないかと思いました。

いわば「自分は相手にとって価値がないこと」を認めることでもあります。多数大勢のなかのひとりであることは、自分はファンのなかに存在しているひとりである事実を理解することでもあります。

この「ほかのファンと自分は違う」という差別化のためにツインレイという言葉を使うこともあります。

その投影している対象が持っているものを、自分が欲しがっている状態でもあります。

つまり、ツインレイの相手が持っているものが欲しい——。持っているものが欲しいのですが、手に入れることができない為にツインレイとして投影をし「自分が愛されている」と妄想することで自分を落ち着かせようとし、それを「否定」または「肯定」することで、本質的な部分にある「自分が相手を好きの気持ち」から目を逸らします。

 

最終的に、ツインレイの相手が持っているものを欲しがっていますが、実際に欲しいものは「ツインレイの相手の肩書き」であり「ツインレイの相手の状態」であったりなど、社会的な地位や名誉などの表面的なものを意味します。

ここから脱却していくことにより、本当に自分がどうしたいのか——の答えなどを理解する方向性へ向かい、自分らしい人生へと立ち戻っていくことが出来ます。

 

簡単に言えば、ツインレイの相手が社会的地位があって関わったことがなく、喋ったこともないんだけれど「ツインレイだ」と思った方は、エロトマニアによる病理を抱えている人だから克服しようねっていうターンがきていますよって話です。

シャイで臆病、過敏で自己言及的、ナルシシスティック、自信がなく懐疑的、社交回避的、弱気、内気といった指摘がされている。強烈な自意識や、相手の方から始めたと言い張る傾向、相手を非難し中傷する性癖といった人格ゆえにこの病理が発症しているとも推測される。
引用:クレランボー症候群 – Wikipedia

これはもはやストーカーレベルにまで達してしまった方々の事例となります(純粋型)が、本質的にはこの性格を有している可能性があります。その性格が恋愛に関与したとき、ヤバいって話ですね。

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エロトマニア型『誰でもいい』

エロトマニア型では、ツインレイの相手が誰なのかわからなくても大丈夫だったりします。

ツインレイの相手がどこの誰なのかを知りませんし、わかりません。また、存在していなくてもあまり気にかけません。(もはやなんだかさっぱりわからない状態ですが、ツインレイの相手が誰だろうが関係ないってことですね。)

最初からツインレイの相手がどこの誰なのかがわからないし、それが『誰なのか』が判明したりなどすることもあるようです。

それは後付け的に「この人がツインレイなんだ」と勝手に自分の当初の妄想のあと付けをしますが、そこには少々の嘘(というよりも勝手に自分の記憶を組み替えていく)ことにより、ツインレイの相手を後付けで成立させていきます。

『ツインレイ』という言語への依存が生まれることにより、ツインレイは誰でもいい現象が起こります。つまりツインレイというそれそのものに肩書きを感じ、その肩書きに依存していきます。

その肩書きが無ければならないのです。

エロトマニア型では前述している通り『理想と現実のギャップを埋める道具』としてツインレイを必要としていますが、その理想が『ツインレイ』という状態になったとき、ツインレイではない自分のギャップを埋めることが出来ません。

ゆえにツインレイという肩書を自分に持たせてくれる存在を必要とするため、ツインレイの相手が誰でもいいという現象が起こります。

つまり、ツインレイの相手を結ばれることを求めすぎて「相手をツインレイとして理想化する」ことにより、そのツインレイと結ばれる自分を「自分はツインレイと結ばれた」という理想と現実のギャップを埋める作業をしている人たちですね。

本質的には『ツインレイではない自分』を受け入れることが出来ません。ゆえに、ツインレイを欲している状態が続き、何度もツインレイを鞍替えしていく現象なども起こします。

先に進むには「ツインレイではない自分」「ツインレイではない相手」を受け入れていく経緯が必要です。

ツインレイの統合失調型『霊感依存』

統合失調とは幻聴や幻視、ほかにも霊的な存在を見たり聞いたりなどの機会に恵まれ、霊的世界に巻き込まれていく人たちのことを指しておきます。

ツインレイたちのなかでも『幻聴を信じる』『幻視を信じる』というような状態が続き、また、霊体であるツインレイがやってきておせっせをする等の妄想などが発揮されたりなどもあります。

基本的には恋愛妄想に近いものではありますが、恋愛妄想をより『霊的世界で捉えている』というのを統合失調型として捉えたいと思います。

症状としては『霊能的なこと』により開花されていきますが、内容が霊感に振り回されている、自分の意思を霊的世界に預けているなどの症状が起こります。

統合失調型の場合のツインレイたちの多くが、

  • ツインレイの霊体におせっせを迫られた
  • 何かしらの霊的世界による霊体からのアドバイスに振り回され、それを確信している
  • 自動書記モドキを行う
  • ハイヤーセルフや直感に従いすぎる
  • 性エネルギー交流の話

というカタチで、霊的世界を肯定していきます。肯定することにより、自分を肯定するというカタチを模します。

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ツインレイはエロトマニアも統合失調の症状がでる

ツインレイは、エロトマニアの症状も統合失調の症状も出ます。

しかし、それに振り回されることはありません。そして、エロトマニアの克服と統合失調の克服をします。というか、克服をすることが目的でもあります。

幼少期に培った性格などにより、後天的に妄想症が発症することが度々あります。それを克復することができるのかどうか——です。それは現実を直視する力を持っているのかどうか——でもあります。

たとえば、ツインレイの相手に愛されていると妄想する方々にとって「ツインレイの相手は自分を愛しているわけではない」という事実を受け止めることができるのかどうか。投影同一視をやめることができるのか、現実を直視できるのか。

ツインレイという肩書や地位を求める方がにとって「ツインレイなんてものは存在しない」という事実や「自分はツインレイではなかった」という事実を受け入れることができるのか。虚栄心を止められるのか、現実の自分を受け入れられるのか。

そして、霊感というものが存在し、その霊感によりツインレイへと導かれていくことで自分を安心させようとしている世界から抜け出すことができるのか。言い訳をやめられるのか、自立することができるのか。

いわゆる『現実だけを直視することができるのか』が求められているとも感じます。

ツインレイたちが「自分はおかしい」と言いながら状況に甘んじていること

よくツインレイたちのなかでも「自分はおかしい」と認識していると言葉にされているケースが多いかと思います。

しかし、それは「自分はおかしいけれど、ツインレイだから仕方ない」みたいな言い訳にされているケースも多いように感じました。

それは自分がツインレイであることの肯定なのかもしれません。そして『ツインレイの相手を探し続ける』という負のループにハマる。ツインレイという自分の地位を手放すことができない状態になるということ。

自分はおかしいと本当の意味で理解しているのであれば、私たちは「なおそうとする」かと思います。しかし、ツインレイという用語は「自分のおかしさを肯定することができる」んですよね。

いわば、ツインレイの用語って病気を患っている方々からすれば、隠れ蓑になれる素晴らしい用語だったりします。

自分がエロトマニア的な恋愛妄想をしていても、それはツインレイだから仕方ない。本当でしょうか。

自分が統合失調的に霊を視たり、ハイヤーセルフからの言葉を聞いたりなどしても、それはツインレイだから仕方ない。ツインレイから霊体のおせっせを迫られた。だけれど、それはツインレイだから仕方ない。

結局のところ『ツインレイ』ってものすごーく使い勝手がいい用語です。自分のなかにある『理想と現実のギャップを埋めてくれる用語』でもあるんです。

自分の弱さというものにどれだけ向き合えるのか、これがツインレイに試されていることだとも思います。

そして本当にお病気の方もいらっしゃるかと思います。

妄想