条件付きの愛への到達――ちゃんと愛し合えていたでしょう。

Kindle版
さよなら、ツインレイ
当時はこれでおしまいなんだ・・・。そんな風に思いながら書いた『さよならツインレイ』。結果的にさよならしたのは、神交法の相手であるツインレイの霊体だった件。今更振り返って読んでみると納得がいく一冊だが、当時はよくわかっていなかった。
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長い時間、陣痛が続いていたことを知りませんでした。
苦しみから私が生まれたことを知りませんでした。
無知な私を、ただ、愛おしい気持ちで苦しみよりも愛で包んでくれたことに、今ならば理解ができます。
私が生まれるために苦しんでくれたあなたを、私は愛しています。
それがこの世でたったひとりの女性です、特別な女性です。
条件付きの愛 by.なとり
あなたのために苦しんでくれた人がいたならば、それは母の愛と等しい愛です。
あなたはそんな人を「たったひとりの人」として条件付きの愛を差し出します。
特別とは、条件付きの愛を意味します。
人は差別愛しか持っていないんですよ。無償の愛など、高尚なものは持ち合わせてはいません。
いいんですよ。
特別な人をたったひとりだけ、愛することが出来たならば、人はそれで満たされることが出来る素晴らしい生き物です。
「ひとつだけ」で満足できる私たちは、尊い生き物だとは思いませんか。
私は自分を「唯一無二」とはしませんでした。
私の中に「唯一無二」がいました。
私は自分を特別な人と思わなかった理由は、ずっと私の中に特別な人がいたからです。自分以上に特別な存在がいました。
無条件に愛した人でした。
差別してください(˶’ ᵕ ' ˶)
いいんですよ、たったひとりだけを差別してください。
特別な人を探してください。
それは一緒に苦しんでくれる人だと思います。
人は神前で誓います。
如何なる時も共に苦楽を過ごすこと。
いっしょに苦しみ、いっしょに楽しみ、いっしょに幸せになり、いっしょに生きていく。
たったひとりだけは、あなたが幸せにしてあげられる。
そして出来れば、その幸せを次世代に繋げていけるように、あなたが無条件の愛を我が子にも注いでいけたならば、これ以上に幸福なことはありません。
神は人を愛しているよ。
それは人類愛だけど、人はたったひとりだけを愛すればいいんだよ。それが人が人たらしめる、ひとの良いところだから。
すべての人を愛さなくていいし、嫌いな人がいてもいい。
いつかはすべてを愛する日がやってくる。そんな日まで少しずつ、好きな人を愛して心を広げていく作業をしていけばいい。
男の子は自分の苦しみをいっしょに歩いてくれる人を探したらいいんだよ。たったひとりを選べばいい。ひとりを選ぶことが男の子の愛だから。
大勢のいる世界のなかで、たったひとりを選ぶこと。
女の子は相手の苦しみを背負ってもいいって思える人を探したらいいんだよ。無条件に、たったひとりを愛せたらいい。
女の子は一人以外は愛せないから。だから、その人のすべてを世界と思い、愛したらいいんだよ。これが無条件の愛だから。
男の子にとって結婚相手は世界中の女性のなかでひとりを選ぶこと。
女の子にとって結婚相手は世界そのもの。
忘れないでね。
あなたを世界中の女性のなかから選んでくれた男の子を覚えてる?条件付きの愛だよ。あなただからよかった。
あなたを世界のすべてだと思った女の子を覚えてる?無条件の愛だよ。あなたがすべてだった。
ちゃんと愛し合えていたでしょう( ˶’ᵕ’˶)
欲しかったものは手に入っていたでしょう。
でも、欲しいものが何かわかってないとき、与えられていてもわからないものなんだろうね。
女の子はあなたに選ばれたい。愛されたい。
男の子はあなたの全てになりたい。愛されたい。
もう与えられてるよ、愛されているよ。
気づいていないだけ。
欲しい愛はいつもそこにあった。
愛を受け取りましょう。
今度は、あなたを選んでくれた人を選びましょう。
あなたをすべてにしてくれた人をあなたのすべてにしましょう。
愛し合いましょう。それぞれをそれぞれで結びましょう。