シーサーのメスはくわえた幸福を離さない。前世の記憶から――
Kindle版
さよなら、ツインレイ
当時はこれでおしまいなんだ・・・。そんな風に思いながら書いた『さよならツインレイ』。結果的にさよならしたのは、神交法の相手であるツインレイの霊体だった件。今更振り返って読んでみると納得がいく一冊だが、当時はよくわかっていなかった。
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前世の記憶で「シーサーだったことがある」っていうのを思い出して、私が何だったかっていうと、精霊さんに近い守り神だったっていう事実。
そこから私は転生一回目。初人間だと思われる、たぶん、、。
そして、その伴侶もまたシーサーなんだろうなと思った。シーサーは番だから。
私はシーサーのオスだった。オスは災いを食らうものだが、私も随分、この身に災いを背負ったものだなと思う。
なんならシーサーは家の守り神。私は家を守っていたわけだ。
ただ、今回、自分の伴侶になるメスに出会ったわけだ。彼くんである( ˇωˇ )・・・・・・
それで私は災いを背負うものではなく、口をパカと開けて自分が背負っていたものをすべて吐き出し、手放すことになった。オスだから口を開ける。
私は、この家の守り神みたいな感じだったっぽいけど、でも、守り神だろうが人間だから、人の体を持って神をやることはすごい苦痛だったというか。
で、けっきょく、口をパカッて開けて、苦しみを手放していくことになった。
彼くんは、メスだったと思う。メスは口を閉じたシーサーである。幸福をくわえて離さない。
もし、私が幸福になることができたならば、きっと私はメスのシーサーにパクッとくわえられて離されないことだろう。
昨日、彼くんに対して思ったこと。
これこれ。これが本日、姉にブチ切れた内容だった。姉の話だったんやな。
それから、私は犠牲だったけど、そっくりそのまま「相手が私に押し付けたこと」みたいなものをリターンさせたわけじゃないんだ。
同じような目に合わせたら、それは人がやることだと思う。やっぱりシーサーだからさ、守り神だった通り、家を守ってたんだよ。家族として成立できるように私が負荷を背負ってた。災いを背負ってた。
でも、これ、人がやることじゃねえよな。
シーサーの神の意識は許せるかもだけど、人の意識は正直許せないし、怒ってた。
でも、問題はそこでもなかったっぽい。
私はもうこの家の守り神を終わらせて、この家を出ていくつもりなんだなと思った。
シーサー、この家をでていく。
そのために、準備していってる。家を離れるにも「この家がちゃんと回れるように」とか、そういうのを準備してるっぽい。
なんか、もう、ことごとく優しいなーって思うわ( ̄▽ ̄;)私が離れたあとも、ちゃんと災いがこないようにさせてるっていうか。整えてるっていうか。
どこまでも責任感が強いのと、私を犠牲にして私を壊した相手だろうが、業が回らんように注意をはらってるんだよな(:3_ヽ)_
どうでもいいとは、、無常に思えない。なんか、たぶん、シーサーは家族愛とか群れの意識がすごく強い個体で産まれてくるんだと思う。
その割に最悪な群れだった( ˇωˇ )・・・・・・自分のことしか考えてない人たちの群れに一匹家族愛に溢れたシーサー、みたいな。
どんな人だろうが、私と関わった人には幸せになって欲しいよ、コンチクショー!!!!ウワァァァァァァヽ(`Д´)ノァァァァァァン!!
そして、幸福になろうとしている。メスのシーサーにくわえて離さないでいてもらうために。
幸福になろう、女の子たち。幸せな女の子をメスのシーサーがくわえて離さないんだから( ˇωˇ )