深淵の底にあったもの
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うつらうつらとしながら、この具合の悪さにかまけてネガティブな感情が込み上げてくる。
意味が無い。辛い。
無が押し寄せてきては、親が死んだら自害しようかなとか考えてた。
すると、私の中にいる小さな私が話しかけてきた。
なとちゃ、なとちゃ。
意味が無いなんて言わないで。
意味は外にはないよ。なとちゃの中にあるんだよ。
手を胸に当てて。ほら、手を胸に。
レイキを当ててよォ・・・・・・
そう、それでいいの。
なとちゃ、一緒に落ちていこう。
大丈夫、一緒に深淵のなかに落ちていこう。
手を繋いで、いっしょにいこう。
いつもみたいにトンネルをくぐっていこう。
なとちゃ。
なとちゃにはこれからたくさんの出会いがあるよ。
この力はきっと多くの人の助けになるよ。
未来はわからないし、暗闇だし、とっても怖いね。無だよね。
でも、深淵では、たくさんの人がなとちゃに会いに来るよ。
なとちゃの深淵には、いっぱいの人がいるんだよ。
ね? 少しはみえてきたでしょ。深淵が少しは目が慣れて、掴めてきた。
なとちゃはみんなのほうへ進むんだ。
なとちゃ、みんながいるほうへ進むんだよ。
振り返らずにいくんだ。
意味があるよ。なとちゃの人生には意味がある。
わたし?
なとちゃに深淵を案内する係だよ。
みんなのもとへ案内する係。
しばらくしたら、統合するよ。