そばにいてくれるだけでよかった
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Kindle版
さよなら、ツインレイ
当時はこれでおしまいなんだ･･･。そんな風に思いながら書いた『さよならツインレイ』。結果的にさよならしたのは、神交法の相手であるツインレイの霊体だった件。今更振り返って読んでみると納得がいく一冊だが、当時はよくわかっていなかった。
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会いたい。
同じ気持ち。
そばにいてくれるだけでよかった。
他にはなにもいらなかった。
彼がそばにいてくれるだけでよかった。
それ以上に、何も望んでいなかった。
彼がそばにいるだけで幸せだった。
彼がそばにいるだけで私は幸せになれた。
それだけでよかった。それだけで私は幸せだった。
そばにいてくれるだけでよかった。
それ以外に何もいらない。何もいらない。
今、なんだかとても落ち込んでいる。
彼がそばにいないからだ。
私の力はすべて彼のために使いたい。
純粋な想いのまま、私はそれでも許されているだろうか。
誰かの為にならない私を許してほしい。
私は、この力を彼のために使いたい。
誰でもない彼のために使いたい。
彼だけのために、この力をつかって生きていきたい。
許されたい。許されたい。私がなんの社会の為にもならないことを許されたい。
ごめんなさい。
私が助けたいと思ったのはひとりだけ。
誰でもない彼で、誰でもない彼を助けたいと思ってて、不特定多数の誰かじゃない。
この力をエゴイズムのために使いたい。
それを許されたい。
心が折れそうなんだ。心が壊れてしまいそうで。
彼の為だけでありたい私がいて、そんなエゴイズムを許されたい。
彼に会いたい。他の誰でもない彼に会いたい。
彼にそばにいてほしい。他の誰でもない彼に、そばにいてほしい。
そう願う私が、ずっと私のなかにいて私は今日も落ち込んでいる。
この願いに気づくまで、長い道のりだった。
封印された願い。それはふたりでひとつの願い。
同じ気持ち。
すべての人の孤独を癒すことは出来ないけれど、
たったひとりだけの孤独を癒すことはできる。
それが「わたし」という存在。
そうして出会ったのが彼でした。
みんなのなとちゃはもうお終い。