彼がもし結婚しているのだとしたならば。

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さよなら、ツインレイ Kindle版
さよなら、ツインレイ

当時はこれでおしまいなんだ・・・。そんな風に思いながら書いた『さよならツインレイ』。結果的にさよならしたのは、神交法の相手であるツインレイの霊体だった件。今更振り返って読んでみると納得がいく一冊だが、当時はよくわかっていなかった。

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一応、今年、離婚の年になる。

でも、もし、彼が本当に結婚しているのであれば、離婚しないで欲しいと思う。

結婚をしたならば、最後まで責任を取って欲しいと思う。

私は彼にひとつも約束を守って貰えず、彼を待ち続けたし、裏切られたわけだけれど、離婚して欲しいとは思わない。

すべてが終わる。その終わりが、どのような意味になるのかが分からないけれど。他のものが終わることになるとは思うけど。

責任から逃げて欲しいと思わない。

過去に決定したものを、あとから覆して無かったことにして、無責任に生きることが正解だとは全く思わない。

責任をとることの意味をちゃんと理解して欲しいと思う。

 

私は次に出会う人は、結婚に対して責任がとれる人がいいと思う。

無責任な人とはお付き合いしたいとも思わないし、結婚したいとも思わない。

自分が決めたことを辛いからって投げ出すような男性を私は男だとは認めない。

それは仕事においても、家庭においても。

彼は私に対して無責任で軽薄な人間だった。

私はそんな彼を許さないし、彼自身も、自分が無責任で軽薄な人間になることを自分に許さないで欲しい。

だから私は彼と再会したくない。

既婚者になった人間と私は関わり合いたいと思わない。

私は彼のママじゃないし、彼の管理者でもない。

彼が一人前の人間になる為に必要な別れでもあると思う。

 

辛いからって逃げ出すんじゃねえよ。自分が決めたことだろうがよ。

 

私は彼のママにはならないし、彼は私という母親を求めてはならない。

それは子供が子離れを済ませていないってこと。

だから、私たちは再会しない。

これが私たちの正解だと、私は信じている。

 

エディプスコンプレックスの克服、了。

私は女性として生きるし、ちんちんはいらない。

 

彼と私のすべてが終わる。

私は彼という子供を必要としない。

私は彼がいなくても生きていける。