彼くんは私にとっての条件と真逆の人だった件と、離別時の衝突の件

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さよなら、ツインレイ
当時はこれでおしまいなんだ・・・。そんな風に思いながら書いた『さよならツインレイ』。結果的にさよならしたのは、神交法の相手であるツインレイの霊体だった件。今更振り返って読んでみると納得がいく一冊だが、当時はよくわかっていなかった。
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薄々気づき始めていたんだが、いや、理性的には解釈にて導き出すことも出来ていたし、理解も出来ていた。んだけれど、精神的に「本当にそうだったんだな~」という納得みたいな腑に落ちる感覚が自分の中になかったのもあって、今、しっくりきている内容。
それは、私が求めている異性像とは真逆だったのが彼くんってことなんだ。
彼くんとは相性も悪かったし、波長も合わなかったなーってことを思い出した。
体感的に『波長が合わない』っていう言語化ができていなくて、色々とわかっていなかったんだけれど、あれは『波長が合わなかった』んだなと思った。
相性が悪いというか、波長が合わなかったなってことは理解が出来ていた。
今日は、自分の欲求に触れたとき、彼くんってすごく条件が悪い相手だったんだなと実感した。
性格とか、その辺はいいとして。
私自身が「どう生きるるのか」の部分で、私は地元を離れたくない。
正直、今通っている病院を変えたくないし、埼玉から離れたくないんだと思われる。関東から離れたくないと言うべきか。
つまり、私はここに根差して生きていきたいって思っている。そう考える時、彼くんが遠方住まいで私がそっちに嫁ぐことは私にとって自分の人生がブレてしまうことだった。
そのあたりがすごく私にとってはネックだったんだなって思う。
彼が悪いってわけじゃなくて、彼が『生きる』という部分と私が『生きる』という部分で、どっちかが譲らねばならない部分がある。
その部分で私にも譲れない部分があって、それが『関東に住んでいたい』ってことなんだと思う。
これが私の欲求なんだと思う。
自分のなかにある欲求に気づいていくと、どんな人と結婚したいのかが明確にわかってくる。案外、私は「どんな人と結婚したいのか」がよくわかっていなかったんだと思う。自分の欲求に気づかないっていうか。
彼と離別した際、私たちは『衝突』をしたんだけれど、それについても自分のなかで納得が出来たような気がする。
彼も私も、どちらも支配=愛っていう概念のもとで育ったふたりなんだなって思った。
彼は支配したくない。私は支配が当たり前だと思っている。
前者は回避依存、後者は共依存。支配が強いと、その子は依存気質を持つことになる。
支配=愛という概念のなかで育った私たちにとって「反抗」がない。反抗が支配への抵抗になるんだが、回避依存は反抗しないために支配者(親)からの距離を置き回避をする。共依存は反抗する気がそもそもないから支配者を求め、共依存する。
回避依存のなかで培ったものは、共依存者にとって大事なものであり、逆然り。
つまり、支配に対しての立ち回り方が「回避して向き合わない」のと「そもそも支配への問題を認識しない」という状態で、このふたりは、相手に向き合えないし、相手から支配されないことに不安を感じる状態になっているのだな~と。
私は、彼と離別の際に、衝突をした。というか、衝突するべきときにした体感があって、それに対しても「よし!」と思った。
それは彼が私へ反抗をし、私も彼へ反抗することで起こした衝突だったように思うんだ。
あれは始まりに過ぎなくて、反抗と反抗の衝突によって私たちはパーン! と弾けたような感覚がする。
反抗の火種をお互いにつけたというか・・・・・・。
彼も私も『支配と依存』という領域から抜けるために、お互いがお互いを『依存しあう』必要性が合った。つまり、回避依存と共依存関係で繋がることで、そこから『支配』を作り出そうとするんだけれど、どちらも支配にはなれないから衝突が起きてしまう。
当初、共——依存——回避という関係性。
次に、依存——支配というカタチに切り替えようとするにも失敗する。どっちも支配者にはなれなかった。だから、衝突が生まれる。
依存と依存が結びつくと、そこには『対立』が生じる。同じものがそこにあって競う状態になるから、衝突とか対立が生じる感じかな。(ツインレイって双子だもんね、それが対立したイメージ。)
対立とか衝突っていう関係性が生じると、そこには拮抗するイメージがあるんだけど、互いを高め合う関係性も成立する。いわば、ライバル・・・・・・!
ライバル同士が依存と依存で争っているんだけれど、依存で勝負し合っているうちに、どんどん自立していってしまうのだと思われる。
依存×依存=自立
この方程式が成立したんだと思う。でも、これは『回避依存100%』『共依存100%』状態にならないといけない。
回避依存が共依存に陥り、共依存が回避依存に陥るとき、純粋な『依存者』が成立するから。
で、これが「私側の視点」である。つまり、私は共依存者だから回避依存気質も眠ってるよーって話だな。で、これは地上の人との恋愛でやってることで、私のなかにいるアニムスは回避依存なんだよな。
彼側の視点だと『支配×支配』が起きているんじゃないかな? と思う。
支配にも犠牲的支配と優越的支配があるんだと思われる。ここには優劣が存在していて、この優劣的な支配構造が反転を起こして、支配×支配=共存の方程式を立てていると思われる。
彼のなかにいるアニマは犠牲的支配者なのだと思う。被害者意識による支配と、優越的意識による支配の2種類がある。いわば、受動的に支配する人と明確にわかりやすく支配する人の2種類がいる。
依存が突き抜ければ、共存になる。でも自立がない。
支配が突き抜ければ、自立になる。でも共存がない。
私たちの場合、一方が『回避依存×優越的支配』、一方が『共依存×被害者的支配』という感じになっている。
彼からみえている私と、本来の私。私からみえている彼と、本来の彼は違うと思われる。そこにある自己投影からなせるものが見えているのかな? と。
彼は未熟な自立はしていたが共存ができない。支配と支配をかければ共存を導き出せる。
私は未熟な共存はしていたが自立ができない。依存と依存をかければ自立を導き出せる。
未熟としたのは、共存のない自立は成熟した自立ではない。自立のない共存は成熟した共存ではない。
で、彼は私である。
いわば、私のなかには、回避依存×優越的支配、共依存×被害者的支配の4つの気質が成立していて、その気質をすべてくるっとまとめて処理が出来れば、成熟した自立と共存が成立する。
つまり、人のなかには『依存——支配』という気質があるんだけれど、そこからも依存には2種類の方向性が合って、支配にも2種類の方向性があるよ~っとな。
なんで2種類になってしまっているのか? っていうと、そこには『善悪』とか『優劣』とかの二元性の思想がくすぶっているから。私たちツインレイは二元性を体現しているに過ぎなかったともいえる。
ここから「3つ目の回答」を探す必要性がある。
善ある依存、悪ある依存。善悪の統合された依存とは何か。それが『成熟した自立』である。
優位ある支配、劣位ある支配。優劣の統合された支配とは何か。それが『成熟した共存』である。
成熟している時、自立=共存の方程式が成立する。
で、彼と私の離別時の衝突とは、三つ目の回答を導き出すための衝突にある。
彼が『生きる』という部分と私が『生きる』という部分で、どっちかが譲らねばならない部分がある。
その部分で私にも譲れない部分があって、それが『関東に住んでいたい』ってことなんだと思う。
これもまた共存の話で、私が自立できていない分だけ、私は彼に引きずられてしまうのである。自分の欲求を認識できなくなり、支配されてしまうのである。